褒めることは人の力を伸ばすことになる!その効果と方法は?

ども!どうも〜 褒められると伸びすぎるタイプのアイデアわくわくリハビリの山口です!

ちなみに人は褒められるとどんな効果があるのでしょうか?

褒めるほう法にはどんな方法があるのでしょうか?

なぜ、褒めることが必要なのでしょうか?などなど

今日は”褒める”というテーマでお話をしていきたいと思います。

褒められた・褒めるということ通しての体験談

子供の教育で褒めて伸ばす方法や高齢者のリハビリで褒めて伸ばす方法などがありますが、本当に褒めてるだけで効果は上がるのでしょうか?

褒める効果はある一定の領域まではきますが、それから伸び悩んだり、誤解を招いたりしたことはないでしょうか?僕はありましたね。

リハビリの仕事で対象者の方の行動や頑張りを褒めることがありましたが、身体機能の向上は上限があるので褒めても効果をだせなずに言葉につまるようになりましたね。

そのような悩みを解決していきましょう。

ということで、今日は人の行動を促進できるような言葉掛け・正しい褒め方を一緒に考えていきましょう。

そして、関わる私達の気持ちの整理もできたらいいですね。

褒める効果について

褒める効果はその方の能力を伸ばすことやモチベーションを高めることになります。

それと褒めた方にも褒められた方と一緒の効果があると言われています。

その背景には脳内からドーパミンの放出がなされて、やる気につながるというのです。

行動が他者から見られたり知ってもらえたりして褒められると誰だって嬉しくなります。

その時に脳内物質のドーパミンが放出されます。これは快報酬の物質です。詳しくはこちらから

楽しいことがあった時、嬉しかったことがあった時など放出されるホルモンです。

人はこの刺激を求める傾向にあります。

だから、自分が行っている勉強やスポーツやリハビリや料理など褒められるといろんなことをさらに頑張るのですね。

しかし、このドーパミンの放出は毎回、一緒の褒め方では出にくくなるのです。

つまり、人の慣れがそうさせてしまうのですね。

TVゲームをしても同じ効果が得られると言われています。

例えば、ぷよぷよ・テトリスの落ちゲーは積み上げて積み上げて一気に消すというゲームです。

積み上げて積み上げて一気に消せた時、すごく、気持ち良いのです。

だから、もっともっともっともっとすごい消し方やキレイな消し方、高得点が取れる消し方をしたくなり、どんどんゲームにハマっていくのですね。

これに似たようなリハビリや訓練場面で行われていることがあります。

例えば、現場で筋力トレーニングや動作の練習すること自体が目的となっていて、それをやることで周囲から「トレッドミルを15分もされて、さすがですね〜」「〇〇さんは、スクワット30回もできるんですからすごいですね」と褒めることが多いと思います。

このような褒め方はダメなんです。

その理由は褒められないとやらなくなってしまうことになりやすいからです。

褒められないと自分の意義を感じられなくなっている方も少なくないようですね。

リハビリでは目的を明確にして訓練に取り組まなければ効果は上がらないと言われています。

ただ、目的が見つからないことが悪いことではないと思います。

落ちゲーと同様に身体機能の訓練には上限があります。いずれ、限界がくるのです。

だから、行動を褒めるだけではなく、思考を伴う行動や考え方について共感・認めるという要素が入ると人は行動を継続しやすくなります。

だから、コミュニケーションを図り、その方の現状・思考状態を把握しておく必要があるのです。

このようなコミュニケーションを図っていると関係性の構築にもなりますし、行動変容にも気がつくようになります。そして、たくさんの共通認識がもてるようになります。

そらからこのようなことを繰り返していくと自分のマネジメントになるということなのです。

人は人と関わってこそ成長していくのですね

褒めるから共感・認めるへシフトする・実際の方法にについて

褒めることから徐々に共感や認めるということへ変更していくことが重要です。

褒め方としては「〇〇さんの目標にしている釣りにいくために訓練を頑張っている姿は素敵です。釣りには手や足の筋力や体力も必要と言われていましたもんね。他の方のお手本になられていますね。」と言われると行動も考えも褒められて、認められて、また、頑張ろうとなりますよね。

ただ、「すごいですね」「感心します」「よかったですね〜」などは言われ慣れてしまい、上限がきます。

これではだめですよね。それに上から目線のニュアンスが含まれることもあるので注意が必要です。

まとめです。

・褒めることは能力を伸ばす・モチベーションをあげることになる

・褒めるには慣れがある

・褒めるから共感・認めるということへシフトする

・褒めるには上から目線のニュアンスがあるから注意する

今まで書いてきたことをまとめると上記の内容になります。

人とのコミュニケーションの中で以上の点を踏まえるだけで関係性の構築向上や自立支援になりやすいです。褒めること・共感・認める・それとちょっとした配慮や工夫で生活は楽しくなります。これからも困っている方のお手伝いができるようなお声掛けをしていきたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございます

 

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ABOUTこの記事をかいた人

現在、デイサービスで作業療法士として働く傍らセミナー講師として県内外で活動中。アイデア1つで生活は豊かになるがモットーです。月刊デイやリハージュや活動と参加のリハビリ・訓練アイデア集に自身の生活改善のアイデア・リハビリ・レクリエーションについて寄稿。このサイトが、あなたの新しいアイデアにつながることを願っています。