認知症予防に効果的なトランプゲーム!黒・赤を当てよう

いつも読んでいただき誠にありがとうございます。
日常生活を楽しく過ごせるよう日々工夫をしているアイデアわくわくリハビリの山口です!
今日もまたまた身近な物でトランプを使ったオリジナルレクを紹介したいと思います!

黒・赤当てようゲームについて

黒・赤当てようゲームとはどのようなレクリエーションなのか?

黒・赤当てようゲームは、トランプの束を上から一枚めくる時に黒もしくは赤の予想を立ててめくります。

予想が当たればカードはもらえます。

予想が外れたら、トランプの束の横に置きます。

勝敗は、正解したトランプの枚数が多い方の勝ちになりますというレクリエーションです。

詳しくは下記にご紹介します。

黒・赤当てましょうゲームの効果・期待できること

  • 脳の血流増加
  • 前頭葉機能の向上
  • 判断力
  • 推理力
  • 思考力
  • 計算力
  • 記憶力の向上
  • リラックス
  • 笑うことでの免疫力の向上
  • 足踏み運動を取り入れながら行うと有酸素運動効果(全身の血流アップ)
  • 疼痛軽減
  • 巧緻性の向上(指先の運動)

準備物

トランプカード52枚 ※ジョーカーは除く

プレイ人数

2人から5人くらいが望ましいです

プレイ時間

5分〜15分 1回あたり5分くらい

場所

フロアのテーブル

ルール

①トランプカードの束をテーブルの中央に置く

②順番をジャンケンで決める。一番勝った方から時計回りに回る。

③トランプカードをめくる前に『黒』か『赤』のどちらかを予測して、声に出してからトランプカードをめくる。

④予測した色が当たっていれば自分の手元に置く。

外れていればトランプカードの束の横に置く。

⑤トランプカードの束が無くなるまで予測してめくる。

⑥勝敗は手元にトランプカードの枚数が多くある方の勝ち

写真でご紹介します

ってな感じです。

自分の予想が当たれば嬉しいですよね!

外れたらショックですよね!

アレンジルール

①手元のカードの合計点数が多い方の勝ち(手元のカードを足し算)

②7を基準にして、めくるトランプカードの数字が7より上か下かを当てる

③絵柄(11から13)か数字(1から10)かを当てる

注意事項

カードの色の識別が難しい方は介助者と一緒に行う。

勝敗にこだわりすぎない。

盛り上げるために予測が当たったらみんなで拍手する。

順番がわからない時は司会者(職員を司会者として)を入れると良い。

52を参加人数で割り切れず順番が均等に回らない場合は、足らない方には1ポイント上げても良し。

黒・赤当てようゲーム動画

最後に

黒・赤当てましょうゲームのルールはとてもシンプルで誰でも参加しやすいトランプゲームです。

学歴も年齢も関係なく誰でも楽しめるゲーム内容だと思います。

何よりもトランプカードの色を考える。

それで自然と考えるという行為ができ、当たったトランプの枚数を見ることで自分の考えた結果を見ることができます。

年をとるにつれて考えるという作業はしない傾向にあります。

※個人差はあります。

主に運任せのようなゲームですが、とても計算を要するゲームなんです。

トランプの枚数は52枚あります。

そのうちに黒は26枚、赤は26枚あります。

ゲームが進むにつれてめくったカードの色の枚数を考えることで次にめくる色を考えることにつながります。

計算力が身につくげーむでもあります。

このゲームに強い方は計算力に長けていると言えます。

逆に運試しで気楽に参加できるゲームでもあり、運動が苦手な方も楽しくプレイすることができます。

そして、足踏み運動を入れることで有酸素運動にもなります。

それに『足踏み』『考えてめくる』という動作が加わることでコグニサイズ効果も得られますよ。

また、ルールをアレンジすることでマンネリ化を防げるゲームですよ。

参加される方同士で話し合ってオリジナルルールを決めると盛りあがりますよ。

黒・赤当てましょうゲームはオススメのトランプゲームです。

長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます。

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ABOUTこの記事をかいた人

現在、デイサービスで作業療法士として働く傍らセミナー講師として県内外で活動中。アイデア1つで生活は豊かになるがモットーです。月刊デイやリハージュや活動と参加のリハビリ・訓練アイデア集に自身の生活改善のアイデア・リハビリ・レクリエーションについて寄稿。このサイトが、あなたの新しいアイデアにつながることを願っています。