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アイデアわくわくリハビリのライターでもある作業療法士の山口です。
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これからも介護現場・介護予防教室が楽しくなるような記事・動画の配信を頑張っていきます。
現在は、コロナウイルス感染が拡大しつつありますので高齢者の皆さんがコロナウイルス感染予防ができるようなレクリエーションの提案をしていきます。
今回は、コロナウイルス感染予防にも配慮した脳トレのご紹介です。
なんと絵本が脳トレになります。 詳しい内容は下記からご覧くださいませ。
では、どうぞ!
目次
絵本・動物の迷路について
絵本・動物の迷路とは、どのような絵本なのか?
絵本・動物の迷路とは、250種類の動物が紹介されている絵本です。
ただ、動物を紹介しているのではなく、迷路を進みながら、指定された動物を見つけたりページに書かれているクイズを解いたりする絵本です。
各ページに隠し絵があり、発見でできると嬉しくなります。
なんか、頭が良くなったような気分になれる絵本です。
動物の迷路が高齢者向け脳トレとしてオススメな理由について
私が、【動物の迷路】が高齢者向けの脳トレになると思った理由は、
それは、とにかく面白い!
それに、脳トレがに苦手な高齢者の方が楽しんでイキイキとした表情で取り組まれていたのを見て、これは!脳トレに向いている!と思ったんですよ。
いつもの間違い探しや簡単な計算問題はやり尽くしているので、 高齢者の皆さんは、『またか、、、』って感じだったと思います。
高齢者の皆さんに飽きられていたのでしょうね。
そんな時に【動物の迷路】をコピーして脳トレとしてやってみたところ、大ウケでした。
動物の迷路は、いつもの脳トレとは違い、簡単なクイズからちょっと難しいクイズまであるので参加される高齢者のレベルに合わせてクイズの提示ができるんですよ。
そして、個人的に動物の迷路が高齢者向け脳トレにオススメな理由5選をご紹介したいと思います。
- 隠し絵で想像力がUP
- 指定の動物探しで集中力がUP
- 迷路を進むことで理解力がUP
- 動物について学べることで知識がUP
- 興味関心を高める自立支援になる
隠し絵で想像力がUP
各ページに迷路や葉っぱや水の流れで描かれた動物が隠し絵としてあります。
絵本を近づけたり、遠ざけたりして見ることで発見できます。
それに『これは・・・あの動物ではないか?』と思考をめぐらせることで想像力が鍛えられます。
指定の動物探しで集中力がUP
各ページでしてされている動物を探すことで集中力が鍛えられます。
計算問題などの脳トレと違い、動物探しは【見つける】だけですので、計算問題みたいに足したり引いたりしないので認知機能が低下している高齢者の方も参加しやすいです。
それに、【見つける】だけですので課題がとてもシンプルです。
男性の脳は、図形などを読み解くのに向いていると言われていますので男性高齢者のやる気UP・モチベーションUPになりますよ。
迷路を進むことで理解力がUP
各ページの迷路をスタートからゴールまでたどることで理解力UPになります。
その理由は、迷路の道を間違ったら、戻って順路を確認し進むことで記憶力UPにもなります。
それに加えて、『この動物が出てきた順路だから・・・』と絵を手がかりに思い出しやすく、効果的な想起訓練になります。
動物について学べることで知識がUP
絵本を読み進めることで動物の特性も知ることができ、知識がUPします。
それに季節に応じた動物の変化なども知ることができるので、興味関心も高まります。
絵本で得られた知識はうんちくとなり孫さん・家族に伝えたくなります。
絵本が会話のきっかけにもなるんですよ。
職員さんも一緒になって楽しめる絵本ですよ。
興味関心を高めると自立支援になる
上記で説明した興味関心が高まると自分の生活スタイルについて考えやすくなります。
結果、生活習慣を見直すきっかけにもなり、自立支援にもなります。
人間は、動物の弱肉強食の世界を思い浮かべて、自分と照らし合わせて考えることも多々あります。
そんな時に動物の生き方と自分の生き方を照らし合わせるのです。
結果、自分の至らない点なども見返すことになるのです。
言葉で直接伝えなくても自分で考え感じられて行動できれば、自立支援の第一歩になります。
なんか小難しく語っちゃいましたが、絵本は教養・興味関心を高め自立支援になります。(大きな意味で)
まとめ
ベストセラー【動物の迷路】が高齢者向け脳トレ・レクに最適⁉面白すぎる理由5選はいかがだったでしょうか?
いつもと違った脳トレ・レクリエーションを提供したいと思っている方はぜひ、やってみてください。
本当に面白いですよ。
支援内容・レクの提供が同じルーティンで繰り返していると同じ反応ばかりなってしまいます。
それに飽きられちゃいますよね。
それにコロナウイルス感染拡大で他者とのレクリエーション・脳トレがなかなかできない状況ではあります。
しかし、この動物の迷路をコピーして渡すことで感染予防しつつ楽しんで脳トレ・レクリエーションとしてできますよ。
いろんなことに興味関心を持って、楽しみましょう。
この記事があなたのお役に立てたら嬉しいです。
最後に迷路シリーズを一部ご紹介しますね。
私は、この絵本で息子と過ごす時間がとても良いモノになりました。
『パパ、ライオンはどこかな?あ!見つけたよ!』など親子の会話が増え、とても楽しい時間を過ごせました。
子育て世代の親御さんにもオススメです。
もちろん、介護施設・介護予防教室の脳トレとしてもオススメです。
気になる方はぜひ、ご覧になってください。
文明の迷路 古代都市をめぐってアトランティスへ