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日常生活を楽しく過ごせるよう日々工夫をしているアイデアわくわくリハビリの山口です!
今回は、高齢者の方と会話が盛り上がる言葉について、お話したいと思います。
高齢者の方との会話が盛り上がる方法とは?
会話って盛り上げるのなかなか大変だったりした経験はないですか?
例えば、
『今日、良い天気ですね・・・・』って、話しかけた後に話が続かない。
この体験はないですか?
人って、興味関心がないと何事も続かないんですよ。
天気が良くて、何か役立つ情報なら話が盛り上がります。
例えば、
山口:『今日は良い天気ですね。今日は園芸作業は楽しみですね。』
高齢者の方:『そうね。何を植えようか、手入れはできているのかな?道具はある?肥料はある?』
ってな具合にドンドン会話が広がっていきます。
前述した内容だと、どうでもいいような感じになり、会話は盛り上がりませんね。
興味関心があることには会話が盛り上がるのです。
それはそうだと思われた方も多いと思います。
それに介護施設に通われている高齢者の方々全員が興味関心を持って通われているわけではないです。
常に盛り上がる会話はなかなか難しいのですが、ある一定の法則で盛り上がる方法があるんです。
そして、できるなら、介護施設に来た皆さん、高齢者の皆さんに少しでも会話が盛り上がって楽しんでもらいたいと思っています。
その言葉をお伝えしたいと思います。
盛り上がる言葉
盛り上がる言葉は、
〇〇は良いですね
このはが重要なんです。
は、は何かを強調する作用があります。
例えば、
『性格、良いですね』と『性格は、良いですね』を解説してみます。
『性格、良いですね』はその他にも良いところがありますよねってニュアンスがとれますよね。
しかし、『性格は良いですよね』は性格だけは良いですねって逆手に取られることがあります。
いや、確実に逆手に取られます。
そして、『性格は良いですよね』の会話の次に来る言葉が『その他はないのか?』など苦笑いしながらツッコミが入ります。
これを上手く利用して、ワザと間違えることで盛り上がる会話に繋がります。
山口:『〇〇さん、笑顔は良いですね〜』
Aさん:『笑顔はって、はって、私の良いところは他ないの?もう!笑』
山口:『間違えました!はじゃななくて笑顔もでした。あははは、他には、目も良いし、鼻も良いし、口も良いし、ヘアスタイルも良いし、素晴らしい』
Aさん:『そうやろがい(^o^)』
ってな感じで、ワザと間違えることで会話が盛り上がることに繋がります。
その後、さらに『Aさんの目も良いですよね〜〜 そのタレ目具合が優しい感じがします。僕が何言っても許してくれそうな気がします笑』って言うような会話になり盛り上がります。
高齢者の方はいろんな経験を積まれてきています。
会話のボキャブラリーは豊富なんです。
ただ、それをどのように使ったら良いのかわからない時が僕たちにはあります。
この方法は高齢者の方々の潜在能力を活用した会話術です。
この会話はある程度の会話の流れがあるとさらに活用できます。
いきなり、この会話術を使うと『はぁ💢』ってなります。
トランプやレクの合間に使うのも良い方法ですね。
コミュニケーションスキルの向上になります。
オススメ参考書籍をご紹介
何事もポジティブに捉えることを教えてくれるカルタです。
世の中の出来事の捉え方は自分次第で良くも悪くも変化します。
できれば、常に良いことだけを考えれるようになると人生が楽しくなりますよね。
そんなことを振り返ることができるカルタだと思います。
まとめ
高齢者の方との会話が盛り上がる言葉はいかがだったでしょうか?
ワザと間違えることでそれを認めて、さらに他にも良いところを言ってほしいという感情を引き出し、さらに褒める。
そして、盛り上がる会話につなげていく。
関係性が構築してくれば、意欲の向上や引き出し方法がみえてきます。
この一定の法則を活用して会話を楽しんでみてください。
以前に、ご高齢者の皆さんの可能性を引き出す記事を書いていますのでよかったらこちらもどうぞ!
最後まで読んでいただきありがとうございます。