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高齢者レクリエーション!どっちが大きいでしょうゲーム

いつも読んでいただき誠にありがとうございます。
日常生活を楽しく過ごせるよう日々工夫をしているアイデアわくわくリハビリの山口です!
今回は、トランプを使ったレクリエーションをご紹介したいと思います。

どっちが大きいでしょうゲームの考案について

デイサービスで提供できるサービスにリハビリ、レクリエーション、入浴介助、食事介助、排泄介助などがあります。

提供できるサービスに目的があるものは、あまり飽きられることはなく、

それに必要性を感じられます。

つまり、しなければいけない作業なんです。

リハビリや食事や排泄や入浴はしなければいけない作業と認識されています。

しかし、レクリエーションは、目的に沿った活動ではあるのですが、目的を話さず、実施してしまうとただの遊びと思われることが少なくありません。

人生において遊びはあまり必要ないと認識されやすいのです。(特に男性利用者から)

個人的に遊びやレクリエーションがそう思われるのはすごく寂しんです。

人生のおいて、遊び(余暇)は、とても重要な作業活動の1つです。

遊び・レクリエーションは心身機能の向上になります。

何よりも遊びを介して笑う・楽しいと感じる・やってみたいと思うことでストレスホルモンの軽減につながります。

それに加えて、不安や悩みから一時的ではありますが、開放されます。

開放される理由は、よく人は1つのことしか考えられないと言われています。(トレーニングを受けている方は別)

ですので、遊び・レクリエーションをすることで、楽しい・やってみようと思考することで集中するのです。

その時は不安や悩みを考えることができず、その不安・悩みから開放されるのです。

ですので、遊びやレクリエーションは、

とーーーーーーーーーーーーっても、心身に効果的な活動なんです。

前置きは長くなりましたが、心身機能の向上を図るためには、まずは不安や悩みからの開放・軽減が必要と考えています。

トランプは数字と4つのマークとジョーカーからなるカードゲームです。

現代までにいろんな方法で遊び・ルールが考えられています。

そこで、数字を活用したゲームを思いつきました。

数字の大小が認識できれば、日付が分からなくても、場所が分からなくても、不安や悩みがあっても楽しめるゲームができると思いついたのです。

というのが考案の経緯です。

準備物

トランプカード 52枚 ※ジョーカーは除く

効果

数字の認識力、数字の理解力、勝敗の判断力、記憶力の向上、前頭葉機能、上肢機能の向上、ストレスホルモンの軽減、不安や悩みの解消・軽減、笑うことでの免疫力の向上、全身の血流改善、巧緻性の向上、感覚向上

プレイ人数

2人から6人

プレイ時間

5分〜15分 1回あたり5分くらい

場所

フロアのテーブル

ルール

①カードをきり、カードの束をテーブルの中央に置きます。

②順番関係なく、1人ずつカードを裏返しにした状態で1枚とります。

③『せーの』という掛け声とともにカードをめくります。

④めくったカードの数字が大きい方の勝ち 負けた方からカードをもらう

めくった数字が同じ場合はジャンケンして勝った方がカードをもらう

めくったカードの中で1は13のみに勝てる

ただし、13がない場合は、1が一番弱い数字となる

例 1、6、8、12、9の場合は12が勝ち

例 1、6、8、13、9の場合は1が勝ち

負けた方は勝った方にカードを渡す

⑤カードの束が無くなるまで①から④を繰り返し行う

カードが全員分引けなくなったらゲームは終了

例 5人でプレイしてて、11回目で2枚残る場合は10回目で終了

アレンジルール

①数字が小さい方が勝ち ※13は1に勝つ

②数字を予測して当てるゲーム 予測した数値に近い方の勝ち

注意事項

数字の理解が難しい方は、介助者(職員)がサポートする。

数字・ルールが理解できない方へ無理に進めいない。

1回目(ターン)が終わる際に勝った方に拍手すると盛りあがります。

勝敗にこだわりすぎないように説明して行う。

参加された方の感想

・ルールが簡単で面白い

・運動が苦手な方でも参加しやすい

・誰にでも勝てるチャンスがまわってくる

・あまり頭を使わなずできるから楽しい

・これがお金だったら非常に儲かるのに(ユーモアが出る)

・考えるきっかけになる

・脳トレになるね

・みんなで笑えるので楽しい

・平等性がある

・簡単だから何度でもやりやすい

まとめ

どっちが大きでしょうゲームは誰もが簡単にできるゲームとして考案しました。

参加者の声を参考にしてもらえると嬉しいです。

提供者(職員)はレクを行う際にどんな反応があるのか知ることで実施しやすいんです。

参加者の反応がイメージできると実施したくなります。

どっちが大きいでしょうゲームは、デイサービスの利用中に空いている時間でも簡単にできますので、ぜひ、試してみてください。

なおかつ、上記の効果を話して、参加者の皆さんに納得してもらって参加してもらうことで効果的な活動となります。

ただの遊びから意味のある活動へと変化します。

長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます。