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当ブログでは、介護・福祉・医療の現場で働く方々や高齢者の皆さんや病気で悩んでいる方のお役に立てるような情報等をご紹介しています。
今回は、誰もが簡単にポジティブ思考になる方法について紹介したいと思います。
目次
はじめに
なぜ、ポジティブ思考になれる方法をご紹介したいのかというと
それは、ポジティブな時はあまり小さなことで悩まないし、良いアイデアが浮かんできます。
そして、行動してみると良い結果が得られることが多いように思いました。
なので、自分の体験談をもとにポジティブになれる方法をご紹介したいのです。
皆さんもこのような経験ありませんか?
ポジティブは良いということはわかっているけど、どのようにしたらポジティブになれるか、よくわかりませんって。なかなか持続できない。
自分もそうでした!脳機能の仕組みを知るまでは。
脳の機能を知って、いろんな方法を試しているうちにポジティブ思考になれるということを実感できるようになってきました。
その中でも今日は下記の内容についてご紹介したいと思います。
人を褒める
人を褒めると他人にも自分に良いことがあります。以下に紹介していきます。
褒めると記憶に残りやすく・思い出しやすくなる
人は褒められると嬉しくなります。
嬉しいという感情が発生すると記憶に残りやすくなります。
それは、ただ単に覚える意味記憶より体験を通じた感情記憶のほうが記憶に残りやすいですし、思い出しやすくなります。
記憶に残りやすい仕組みには記憶を司る海馬と感情を司る扁桃体が近くにあるからなんです。
なので、感情を伝えて褒めるということをオススメします。
褒めると脳神経細胞が増える
海馬はストレスに弱いという特徴があります。
海馬はストレスがかかると萎縮しやすくなりますが、褒められると快刺激となり活性化します。
海馬の歯状回というところから脳神経の元となる因子が誕生します。
つまり脳神経が増えるのです。
最近の研究では脳神経細胞は死ぬまで増え続けるそうです。
褒めるということは脳を活性化することにつながるのです。
それに褒めた方にも同様の効果があるというではありませんか、素晴らしいですね。
褒めるということは自分のためでもあり、他人のためにもなるんですね。
しかし、人を褒めることは難しいという方もおられると思います。
そんな時は褒める練習をオススメします。
集団レクリエーションを行う前にアイスブレイクとしても行えます。
こんな感じです。
『じゃんけんして勝った方が目の前の方の良いところを3つ褒めてみましょう。制限時間は30秒にします。よーい、スタート』と良い褒め褒めアイスブレイクを行います。
褒められた方は笑顔になるし、褒めた方も笑顔になりますよ。
ぜひ、試してください。
上手く出せいない方が多い時は司会者が例を出しましょう。
『優しい人』『思いやりがある』『肌艶がいい』『お洒落ですね』など中身や外見を褒めてみましょう。
褒めるイメージができると言いやすくなりますね。
他にもテキトーに褒めることも良いと思います。
例えば、
職員が利用者の方を和ませる時の褒め方です。
『素敵な口ですね。好き嫌いがなく何でも食べそうですね』
『鼻の穴が素晴らしい、吸い込まれそうですね』
『若く見えますね。到底90歳に見えない。どう見ても89歳にしか見えない』
など、ちょっと笑いがでるような感じで褒めることも良いですよ。
わかりやすいボケはツッコんでもらえたりしますね。(もちろん、この褒め方は関係性ができていてこその褒め方ですから使い方には注意してくださいね)
面白いという感情と合わせて褒めてみましょう。
褒めるということは他者の良いところを見ているという証拠です。
その視点はポジティブ思考であるということなんです。
褒めることはポジティブ思考になるので他者をどんどん褒める習慣を身につけていきましょう。
人を認める
人を認めるとポジティブ思考になれます。以下に解説します。
考え方が柔軟になる
相手を認めるということは、相手を受け入れることになります。
つまり許容範囲が拡大するということです。
許容範囲が拡大するということは思考の幅も広がりますし、柔軟になります。
皆さんのまわりでポジティブな人で考え方が硬い方はいないですよね?
必ず、と言っていいほどポジティブな方は柔軟な考え方をしています。
ポジティブだと柔軟になるのか、柔軟だからポジティブになるのかはわかりませんが、
ポジティブな方と柔軟な方は共通しているということです。
柔軟な発想でいると世の中が変わって見えてきます。
世の中には『できること』『できないこと』があります。
『できること』『できないこと』は人によって捉え方は違います。
人によっては『できない』をできないままに捉える方と『できない』をどうしたらできるようになるかなと捉える方と2種類の方がいます。(決してどちらが悪いという表現ではありません)
どうせ、考えるなら『できない』をどうしたらできる?と考えるほうがワクワクできますし、楽しくなります。
例えば、
試験で100点取ると目標を立てたとします。
しかし、結果は40点でダメだった。
ここで100点取ることはムリと捉えるのではなく、次は50点とるようにしようとか目標を変更し柔軟に発想することでポジティブ思考になれます。
何事も0、か、100かで考えるのではなく、柔軟に考えてポジティブに捉えていきましょう。
自分なら40点とったら、伸びしろが60点もあると考えるようにします。
何事も柔軟に考えるほうが良い結果を生みますね。必ず、ポジティブ思考になれます。
他人を認めると自分も認めることになる
他人は自分を写す鏡という言葉があります。
相手を認めないと自分も相手から認められないと考えてしまう傾向にあると思います。
人は、自分が考えていることは相手も同じ内容で考えているとか、わかっているとか思ってしまう傾向にあります。
実際に確認したら、そのようなことは無いのですが、時間が無く確認をせずに妄想することが多々あります。
相手の存在や考え方を認めると、そういう風に考えた自分を認めることに繋がります。
自分に厳しく認められない方は、他人にも厳しく認めにくいです。
それにダメな部分をよく見るようになり否定的になり、ネガティブな思考にとらわれやすいです。
誰だって完全な人間はいないとわかっているのに、完全に向かっていないとダメみたいな認識をしていまいます。
誰だってダメな部分や良い部分が混ざっているのです。
だから認めていきましょう。
これは個人的な見解ですが、いろんことを認めていくポジティブになれたように思います。
理由としては、認めることを通じて相手と一緒に笑って泣いて楽しんでいくうちに自分の脳が快を感じて何事もポジティブに捉えれるようになったと思います。
人は人に育てられるという言葉があります。
だから、人を認めないと成長できないのかなと思います。
認めないより認めていくほうが楽しいですよ。
ポジティ思考になるには認めるをオススメします。
認めることを始めてみると頭の中で悩みというマークが減っていきます。
余計な考えが減り、どんどん認のマークでいっぱいになります。
まずは良い部分もある・ダメな部分もある自分を認めることから始めていきましょう。
まとめ
誰もが簡単にポジティブ思考になる方法・褒める認める編はいかがだったでしょうか?
今回、ご紹介した内容をすべて実行しなくても自分にあうことを一つでも習慣化できるとポジティブ思考になれると思います。
まずは、自分なりに誰かを褒めて、認めてみましょう。
最後まで読んでいただき誠にありがとうございます。