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アイデアわくわくリハビリのライターでもある作業療法士の山口です。
当ブログは、リハビリテーション、作業療法、介護予防、認知症予防、レクリエーション、コミュニケーションに特化した記事を投稿しています。
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今回は、高齢者の方で足の力が弱くてもできるビーチボールサッカー玉入れというレクリエーションをご紹介します。
では、どうぞ!
目次
ビーチボールサッカー玉入れについて
ビーチボールサッカー玉入れとは、どんなレクリエーションなのか?
ビーチボールサッカー玉入れとは、参加者は2チームに分けます。2チームでビーチボールを蹴り合って、たらい(ビーチボールが入るカゴであれば何でもOK)に入れます。
実際の動画がありますので、こちらをご参考にしてください。
GIF動画は下記からご覧になれます。
詳しくは下記の項目に沿ってご紹介します。
- 準備物
- プレイ人数
- 所要時間
- 場所
- 効果
準備物
- 椅子
- ビーチボール 2個
- たらい 2個
- ストップウォッチ
- 得点記録する紙もしくはホワイトボード
プレイ人数
20人前後の集団でプレイできます。
所要時間
3分✕2セット(前半・後半)
一回のプレイにかかる時間は3分✕2です。
3分間の前半と後半で勝敗を決めます。
場所
フロア
5m☓5mくらいのスペースがあれば実施可能です。
かごから1m前後離れてボールを蹴ることができれば、良い運動量になります。
心身機能への効果
身体機能面の効果
- 下肢の運動
- 全身の血流改善
- 座位バランス
- 握力・上肢の運動
- 膝関節の疼痛緩和
- 便秘解消
精神機能面の効果
- 理解力
- 判断力
- 記憶力
- 集中力
- ストレス発散
- 自律神経の調整
ルール
ではルールの説明を以下の3つにわけて致します。
- 基本ルールについて
- アレンジルールについて
- 注意事項について
基本ルール
①椅子を円形に配置します。その後チームを2チームに分けます。
両チームが交互になるように配置てもよいですし、半分に分けて配置してもよいです。
赤チームは、緑ボール(すいか)をたらいに入れます。
青チームは、サッカーボールをたらいに入れます。
②審判(レクリーダー)の『キックオフ!』の合図で試合を開始します。
たらいに入るようにビーチボールを蹴り合います。
試合は前半3分と後半3分で行います。
たらいボールが入ったら審判がたらいからボールを出し再スタートです。
③勝敗は、自分のチームのビーチボールを前半・後半の時間内でたくさん得点した方が勝ちです。
※場外にボールが出たら職員の方が素早く中に入れて再スタートします。
アレンジルール
ボールとたらいを1つにしてプレイする
チームは半分に分けます。たらいにボールが入ったら得点になります。
※ビーチボールがたらいになかなか入りにくくなるので難易度は上がります。
注意事項
- 椅子からの転落防止のために椅子から立ち上がってビーチボールを蹴らないようにしましょう。
- たらいにボールを入れやすくするためには、上に蹴り上げるようにしましょう。
- 休憩時は、水分補給をしましょう。
- 手を使って、ビーチボールをたらいに入れてはいけません。
ビーチボールサッカーを楽しむコツ
ビーチボールサッカー玉入れを楽しむコツとして、3つご紹介します。
- ビーチボールを上に向かって蹴ることでかごに入りやすくなります。
- そして、ビーチボールを何度も何度も蹴りましょう。そのうち入ります。質より量が大切です。
- ビーチボールがかごの縁に当たり、かごが動いてしまうので、滑り止めマットを使うと固定化でき、かごを戻す作業が減り、楽しめます。
まとめ
【高齢者レクリエーション】足を使ったビーチボールサッカー玉入れは、いかがだったでしょうか?
ビーチボールサッカー玉入れは、ビーチボールが軽い力でも飛びやすいので足の力が弱い方でも参加しやすいです。
高齢者の方と小さいお子さんも一緒にプレイすることができます。
公民館や集会場での地域交流などのレクリエーションにもご活用いただけます。
以前の記事で足を使ったレクリエーションをご紹介しています。
こちらも合わせて読んでいただくと提供するレクリエーションのバリエーションが増えます。 さらにレクのマンネリ化を防ぐことができます。
関連記事:【高齢者・筋トレ】転倒予防・認知症予防かつ日常生活動作改善になる足を使ったレクリエーション
たらいを使ったレクリエーションをご紹介しています。
こちらも面白いですよ。
関連記事:【介護レク】100円ショップグッズで金魚すくいレクリエーション
今回の記事があなたの介護現場でお役に立てたら嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。