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レクリエーションが苦手な高齢者の方でも気軽にできるサイコロじゃんけん双六

いつも当ブログを読んでいただきありがとうございます。

当ブログは福祉や介護や医療の職場(デイサービス、デイケア、小規模多機能など)で働かれている方々、ご高齢者の皆様のお役に立てるような情報を発信していけるよう日々努力しております。

今回は、サイコロじゃんけんを使っての双六レクリエーションをご紹介します。

レクリエーションは勝負事になると苦手になる方もいらっしゃいますが、サイコロという運に任せるようなルールにすることで参加しやすくなります。

では、詳しくは下記にご紹介します。

サイコロじゃんけん双六について

サイコロじゃんけん双六とはどんなレクなのか?

サイコロじゃんけん双六とは、サイコロの目がじゃんけんになったサイコロをふり、勝ったら、双六のマスを進んでいくレクリエーションです。  

詳しくは下記にご紹介します。

サイコロじゃんけん双六の準備物と各説明について

今から以下の5つについて解説します。

では詳しく解説します。

準備物

プレイ人数

2〜3人くらいが基本プレイ人数です。

4以上の人数になると順番が回ってくることが遅くなり、集中力・モチベーションが低下してしまう恐れがあるのでオススメできません。  

また、あいこになる確率が増えるので2〜3人が望ましいです。

誰のサイコロかを考えることが増えて、進行の妨げになりモチベーションが下がりますのでオススメできません。

所要時間

5分

一回のプレイにかかる時間は約5分です。

集中力が持続しやすく、モチベーションも低下しにくいです。

短時間で勝敗の結果がわかるので繰り返し取り組みやすく疲労感を感じにくいです。

場所

サイコロじゃんけん双六の効果

身体機能面の効果

指の器用さの向上

前腕の回内運動促進

リーチ動作の向上

サイコロをふる・投げる・拾う、コマをつまむ・放す・置くなどの指のさまざまな運動から上肢運動・リーチ動作まで多様な動きが練習できます。

生活場面で例えると、

などなどの動作の向上につながります。

精神機能面の効果

ルール

ではルールの説明を以下の2つにわけて致します。

  1. 基本ルールについて
  2. アレンジルールについて

基本ルール

①まずはじゃんけんの勝つ種類によって、進むマスの説明をします。

②お互いにサイコロじゃんけんを握り、ふります。

サイコロじゃんけんの出た目で勝負します。

勝てば、マス目を進みます。

勝敗は相手よりも先にゴールに辿り着いたら勝ちです。

ゴールは、数字がぴったりにならずとも辿り着いたらゴール(終了)とします。

※双六のマスは30〜40くらいを目安とすると良いでしょう。

※用意する双六のマスは直線でも曲線でも構いません。

アレンジルール

アレンジルールとして、双六のマスに課題を追加するとただマスを進むだけでなく、面白くなります。

例えば、クイズを用意する

などなど入れると面白くなります。

個人的なことを知れて、仲良くなれるきっかけになります。

まとめ

サイコロじゃんけん双六はいかがだったでしょうか?

レクリエーションには、勝敗が伴うことが多々あり、勝負の優劣がつくことを苦手とする高齢者の方もいらっしゃいます。

そのような方はレクに対して『やってもどうせ負けてしまうから・・・やめときます』などの考えをお持ちになっていることもあります。

レクをやる前からテンションが上がらない状態なのです。

ですので、その気持ちに寄り添い、ルールが平等になるように設定したレクリエーションを提供することで安心となり、レクへの参加率があがることもあります。

そのような時に活用してほしいのがサイコロじゃんけん双六です。

サイコロをふるということは運に任せることになり、レクリエーションの上手・下手が関係なく平等にゲームを進めることができますので参加しようと思いやすくなります。

そして、双六は誰もが小さい頃に友達と遊んだり、家族や孫と一緒に遊んだりした経験のある遊びです。

経験したことは未経験のことよりも取り組みがしやすくなります。

それに加えて、双六をすることで当時を懐かしむきっかけとなり、『昔、されませんでしたか?一緒にやってみませんか?』とお誘いしやすいのです。

そして、参加してみると当時のことを皆さんで話すきっかけにもなり、レクリエーションよりも昔話ができたことのほうが楽しかったりします。

ぜひ、高齢者の方の回想法にもなるのでプレイしてほしいと思います。

以前の記事でじゃんけんを使ったレクリエーションをご紹介しています。

こちらも合わせて読んでいただくと提供するレクリエーションのバリエーションが増えます。

さらにレクのマンネリ化を防ぐことができます。  

関連記事:仲間いっぱいじゃんけん

今回の記事があなたの介護現場でお役に立てたら嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。