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今回は、じゃんけんで所属感や仲間意識があがるレクリエーションをご紹介します。
目次
仲間いっぱいじゃんけんについて
仲間いっぱいじゃんけんとは、どんなレクなのか?
仲間じゃんけんとは、3人から10人のグループでじゃんけんをして、同じじゃんけんのポーズが多かった方が勝ちというレクリエーションです。
詳しくは下記にご紹介します。
仲間いっぱいじゃんけんについて
今から仲間いっぱいじゃんけんについて、以下の5つについて解説します。
- 準備物
- プレイ人数
- 所要時間
- 場所
- 効果
では詳しく解説します。
準備物
ありません。
プレイ人数
3〜10人くらいが基本プレイ人数です。
11以上の人数になると順番が回ってくることが遅くなり、集中力・モチベーションが低下してしまう恐れがあるのでオススメできません。
所要時間
3分
一回のプレイにかかる時間は約3〜5分です。
集中力が持続しやすく、モチベーションも低下しにくいです。
短時間で勝敗の結果がわかるので繰り返し取り組みやすく疲労感を感じにくいです。
場所
- フロア
- リハビリ室
- 病室
- 地域公民館
参加人数が3人以上確保できればどこでもプレイ可能です。
仲間いっぱいじゃんけんの効果
身体機能面の効果
- 指の運動
- 巧緻性の向上(器用さ向上)
- 上肢の運動
精神機能面の効果
- 認識力
- 判断力
- 理解力
- 記憶力
- 集中力
- ストレス軽減
- 笑うことによる免疫力の向上
仲間いっぱいじゃんけんのルールについて
では、仲間いっぱいじゃんけんについて以下の3つにわけて説明を致します。
- 基本ルールについて
- アレンジルールについて
- 生活改善ポイント
基本ルール
①円形状に集合します。(皆さんのじゃんけんが確認ができるように円形状に椅子などを配置します。)
※図は並列になっていますが、じゃんけんの判断表記がわかりやすいようにしています。
②皆さん、一斉に『じゃんけんポン』と言い、じゃんけんをします。
③じゃんけんが同じポーズが出た方々が勝ちとなります。
④繰り返しじゃんけんをして、最後の二人になったら普通にジャンケンして勝った方が優勝です。
4人の場合、パーが2人、チョキが2人だった場合は繰り返しじゃんけんを行います。
アレンジルール
一回で多かった方の勝ちというルール
- バンザイする
- 足を持ち上げる
などの上記の動作を勝った方は行なうことで運動量が向上します。
繰り返し何度も行なうことで心身機能の活性化を図れます。
日常生活動作の改善ポイント
バンザイすることで、肩関節の可動域向上や痛み軽減、体幹筋の進展により腸の活性化が期待できます。
足上げをすることでも腸腰筋の活性化ができ、腸の蠕動運動の促進につながります。
結果
- 排泄動作
- 洗濯物干し
- 食器片付け
などの日常生活動作改善に役立ちます。
まとめ
デイサービスで生活機能向上レクリエーション!仲間いっぱいじゃんけんはいかがだったでしょうか?
仲間いっぱいじゃんけんは、じゃんけんの動作に加えて、バンザイする・足を上げるなどの動作を加えることで日常生活に必要な動作向上につながります。
日常生活を楽しく安全に送るには、筋力の向上・運動は不可欠です。
特に転倒予防には、太ももの引きあげ、つま先あげが必要です。
じゃんけんに加えて、足踏みをする・足を上げるという動作で転倒予防運動につながります。
バンザイするなどの上肢を使った運動を行なうことで、腸の運動促進にもつながります。
また、日常生活の向上にもつながります。 いろんな動作を取り入れながら行なうことで生活に役立ちます。
生活機能向上に必要な動作を皆さんと話し合いながら、レクに取り入れてみましょう。
以前の記事で、生活機能向上になるレクリエーション30選をご紹介しています。
こちらも合わせて読んでいただくと提供するレクリエーションのバリエーションが増えます。
さらにレクのマンネリ化を防ぐことができます。
今回の記事があなたの介護現場でお役に立てたら嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。