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アイデアわくわくリハビリのライターでもある作業療法士の山口です。
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山口が人生で経験してきたことや働きながら体験したこと、学んできたことを読者の皆様のためにできる限り、分かりやすくお伝えしていきます。
今回は、歩行や立っている時のバランスが良くなるレクリエーションで太もも筋トレゲームをご紹介します。
では、どうぞ!
目次
太もも筋トレゲームについて
太もも筋トレゲームとは、どんなレクリエーションなのか?
太もも筋トレゲームとは、椅子に座った状態で、足を伸ばす運動を長く出来た方の勝ちという下肢筋力トレーニングができるレクリエーションです。
詳しくは下記の項目に沿ってご紹介します。
- 準備物
- プレイ人数
- 所要時間
- 場所
- 効果
準備物
椅子
プレイ人数
2人から複数人数でできます。
所要時間
1分〜3分
一回のプレイにかかる時間は約1〜3分です。
集中力が持続しやすく、モチベーションも低下しにくいです。 短時間で勝敗の結果がわかるので繰り返し取り組みやすく疲労感を感じにくいです。
場所
フロアのテーブル
心身機能への効果
身体機能面の効果
- 大腿四頭筋
- 体幹筋力
- 座位バランス
- 咀嚼能力
- 嚥下能力
- 免疫力
精神機能面の効果
- 理解力
- 判断力
- 記憶力
- 集中力
- メンタルが鍛えられます
- ストレス発散
- 筋トレという新しい楽しみが見つかります
- 自律神経が整う
ルール
ではルールの説明を以下の3つにわけて致します。
- 基本ルールについて
- アレンジルールについて
- 注意事項について
基本ルール
①参加者全員で『せーの』と言って足を伸ばします。
②勝敗は、一番長く足を伸ばせていた方の勝ちになります。
アレンジルール
- 手を胸の前で組んでする
- 時間制限を設ける
注意事項
- 背もたれに寄りかかって足を伸ばすと効果が減りますので、背もたれに寄りかからず行いましょう。
- 膝や腰が痛い方は無理せず、短い時間でもいいので繰り返し取り組んでみましょう。
- 下肢を伸ばし力むので、深呼吸を行いながら、足を伸ばしましょう。
※上記の写真のように背中は背もたれから離れましょう。
まとめ
【高齢者・筋トレ・レクリエーション】バランスUP太もも筋トレゲームは、いかがだったでしょうか?
高齢者の方々も自分の限界に挑戦することで、筋肥大や筋力UPすることができます。
年齢を重ねると『いや〜年だからいいのよ』とか『そんなに鍛えなくてもいいのさ』なんて言う方がいますが、筋力を最大限に活用しなければ、体は衰えていきます。
体が衰えることで、活動量が減り、全身の血流も悪くなり認知症になりやすくなります。
歯を食いしばって筋トレすることで咀嚼能力が鍛えられ、嚥下能力もUPします。
さら脳への刺激も増え、脳細胞が活性化し、BDNF(脳神経細胞の成長を促すタンパク質)が増えます。
筋トレをすることで心を若返ります。
足腰がしっかりしてくると自信がつき、なにかに挑戦しようという意欲も湧いていきます。
太もも筋トレゲームは単なるレクリエーションではないのです。
人生をクリエイトするレクリエーションなのです。
まだまだ、体に良いことはたくさんありますので、ぜひ、太もも筋トレゲームを年齢関係なくやってみましょう。
職場の会議の前や朝礼の時にやってみてはいかがでしょうか?
きっと場が和み楽しい雰囲気で一日を送ることができますよ。
介護施設では、レクリエーションの合間に入れていただくことで高齢者の日常生活動作改善につながります。
ぜひ、ご活用くださいませ。
以前の記事で認知症、高齢者の生活機能向上になるレクリエーションをご紹介しています。
こちらも合わせて読んでいただくと提供するレクリエーションのバリエーションが増えます。 さらにレクのマンネリ化を防ぐことができます。
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上手くレクリエーションを進行するためのコツもご紹介しています。こちらもどうぞ!
関連記事:【高齢者レクリエーション】レク拒否が無くなるお声掛け方法15選
今回の記事があなたの介護現場でお役に立てたら嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。