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当ブログは福祉や介護や医療の職場(デイサービス、デイケア、小規模多機能など)で働かれている方々、ご高齢者の皆様のお役に立てるような情報を発信しています。
今回は、サイコロを使って足し算をするレクリエーションをご紹介します。
目次
足し算サイコロについて
足し算サイコロとは、どんなレクリエーションなのか?
3人1チームで各自サイコロを各自1つ持ってふります。
勝敗は、出た目の合計を競うレクリエーションです。
詳しくは下記の項目に沿ってご紹介します。
- 準備物
- プレイ人数
- 所要時間
- 場所
- 効果
準備物
サイコロ 3つ
プレイ人数
3人1チームが基本プレイ人数です。
7チーム以上になると順番が回ってくることが遅くなり、集中力・モチベーションが低下してしまう恐れがあるのでオススメできません。
所要時間
3分
一回のプレイにかかる時間は約3分です。
集中力が持続しやすく、モチベーションも低下しにくいです。
短時間で勝敗の結果がわかるので繰り返し取り組みやすく疲労感を感じにくいです。
場所
フロアのテーブル
心身機能の効果
身体機能面の効果
- 上肢の協調した運動
- 座位姿勢・バランス向上
精神機能面の効果
- 計算力
- 記憶力
- 理解力
- 判断力
ルール
ではルールの説明を以下の3つにわけて致します。
- 基本ルールについて
- アレンジルールについて
基本ルール
①3人1チームに分けます。一人1つサイコロを持ってふります。
②出た目の合計数が多いチームが勝ちとなります。
※ゾロ目が出た場合は、合計数の2倍となります。
例 1・1・1が出た場合 点数は6
2・2・2が出た場合 点数は12
3・3・3が出た場合 点数は18
4・4・4が出た場合 点数は24
5・5・5が出た場合 点数は30
6・6・6が出た場合 点数は36
となります。
アレンジルール
足で蹴って転がす
手ではなく、足で蹴って点数の合計を競う。
一人で三回、蹴って合計点数を競う。
1チーム3回投げる
3回投げた合計点数を競う。
サイコロクッションの紹介
今回、ご紹介したレクリエーションに最適なサイコロをご紹介します。
まとめ
【高齢者向けレクリエーション】足し算サイコロはいかがだったでしょうか?
足し算サイコロは、サイコロの合計数を計算し、合計数が多いチーム(人)が勝ちというシンプルなレクリエーションです。
簡単な計算を繰り返し行うことで認知症予防にも効果的なレクリエーションです。
また、サイコロを投げて取ってを繰り返すことで有酸素運動効果があります。
また、立ったり座ったり、サイコロを拾うなどの動作を繰り返すことで日常生活に必要な動作の練習にもなり、転倒予防効果も期待できます。
足し算サイコロは、脳梗塞の方、車椅子の方でも、平等にレクリエーションを楽しむことができますので、誰もが参加しやすいレクリエーションです。
チーム対抗戦で行いますと、高齢者同士でコミュニケーションを図ることができ、仲間作り・お友達作りに役立つレクリエーションです。
ぜひ、ご活用ください。
以前の記事でサイコロを使ったレクリエーションをご紹介しています。
こちらも合わせて読んでいただくと提供するレクリエーションのバリエーションが増えます。
さらにレクのマンネリ化を防ぐことができます。
今回の記事があなたの介護現場でお役に立てたら嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。