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アイデアわくわくリハビリのライターでもある作業療法士の山口です。
当ブログは、リハビリテーション、作業療法、介護予防、認知症予防、レクリエーション、コミュニケーションに特化した記事を投稿しています。
主に高齢者の方々、介護・医療のお仕事をされている方々、介護をされている方々に向けて役立つ情報などを配信しています。
山口が人生で経験してきたことや働きながら体験したこと、学んできたことを読者の皆様のためにできる限り、分かりやすくお伝えしていきます。
今回は、高齢者の方々の転倒予防・介護予防に役立つ下肢筋力・バランス能力のアップができるレクリエーションをご紹介します。
目次
片足立ちナンバーワン決定戦ゲームについて
片足立ちナンバーワン決定戦ゲームとは、どんなレクリエーションなのか?
片足立ちナンバーワン決定戦ゲームとは、参加者の皆さんで同時に片足立ちになります。
その状態が一番長く続けられた方の勝ちとなるレクリエーションです。
詳しくは下記の項目に沿ってご紹介します。
- 準備物
- プレイ人数
- 所要時間
- 場所
- 効果
準備物
特にいりません
休憩するためにも、椅子を用意してほうが良いです。
ストップウォッチはアレンジルールで活用します。
- 椅子
- ストップウォッチ(もしくはキッチンタイマー)
プレイ人数
2〜4人くらいが基本プレイ人数です。
5以上の人数になると順番が回ってくることが遅くなり、集中力・モチベーションが低下してしまう恐れがあるのでオススメできません。
所要時間
3分〜5分
一回のプレイにかかる時間は約3〜5分です。
集中力が持続しやすく、モチベーションも低下しにくいです。
短時間で勝敗の結果がわかるので繰り返し取り組みやすく疲労感を感じにくいです。
場所
フロアのテーブル
心身機能への効果
身体機能面の効果
- 腸腰筋の向上
- 臀筋群の向上
- 体感筋力の向上
精神機能面の効果
- 判断力
- 理解力
- ストレス軽減
ルール
ではルールの説明を以下の3つにわけて致します。
- 基本ルールについて
- アレンジルールについて
- 注意事項について
基本ルール
①全員で、両手を腰につけて片足立ちになります。
②勝敗は誰よりも長く片足立ちが長くできた方の勝ちになります。
※片足になっている足がずれたり、床についたり、腰につけている手が離れたりしたら負け(終了)です。
もちろん隣の方に触ってもダメです。
実際はこんな感じです。
よーい!スタート!
おっとっとっと〜
まだまだ、イケる〜!
もう、限界!となり、足が床についたり、隣の方に触ったりしたら負けとなり終了です。
ということで勝者は左から2番目の方の勝ちです。
アレンジルール
3分間カウントダウン
3分間のうちで誰が一番長く立っていられるか勝負するアレンジルールです。
勝者が全員の場合もありますし、複数の場合もあります。
3分間カウントダウン・チーム戦
3分間のうちチームで誰が一番長く立っていられるか人数で勝負するアレンジルールです。
引き分けの場合もあります。
注意事項
- 膝がいたい方は無理してしないようにしましょう。
- 血圧が高い方は無理しないで行いましょう。
- 事前に準備運動を行ってからプレイしましょう。
まとめ
【高齢者レクリエーション】片足立ちナンバーワン決定戦ゲームはいかがだったでしょうか?
片足立ちナンバーワン決定戦ゲームは、ルールがとてもシンプルなので繰り返し何度でも取り組むことができます。
地域の介護予防教室や転倒予防教室などでご活用しやすいと思います。
以前の記事で生活機能向上になるレクリエーションをご紹介しています。
こちらも合わせて読んでいただくと提供するレクリエーションのバリエーションが増えます。 さらにレクのマンネリ化を防ぐことができます。
今回の記事があなたの介護現場でお役に立てたら嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。