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当ブログは福祉や介護や医療の職場(デイサービス、デイケア、小規模多機能など)で働かれている方々、ご高齢者の皆様のお役に立てるような情報を発信しています。
今回は、歌を交互に歌い合うという1フレーズ歌合戦レクリエーションをご紹介します。
目次
1フレーズ歌合戦について
1フレーズ歌合戦とは、どんなレクリエーションなのか?
1フレーズ歌合戦とは、2チームに分かれて、交互に1フレーズずつ歌い合うというレクリエーションです。
下記の項目に沿ってご紹介します。
- 準備物
- プレイ人数
- 所要時間
- 場所
- 効果
準備物
無し
プレイ人数
2〜6人くらいが基本プレイ人数です。
7以上の人数になると誰かが歌うだろうと意識が働いてしまい、集中力・モチベーションが低下してしまう恐れがあるのでオススメできません。
3〜4人位がベストだと考えます。
所要時間
3分〜5分
一回のプレイにかかる時間は約3〜5分です。
集中力が持続しやすく、モチベーションも低下しにくいです。
短時間で勝敗の結果がわかるので繰り返し取り組みやすく疲労感を感じにくいです。
場所
デイフロア、リハビリ室
特別な場所は選びませんが、歌を歌うので声を出しても良い場所を選びましょう。
心身機能の効果
身体機能面の効果
- 発声能力の向上
- 有酸素運動効果
- 上下肢の運動
- 体幹筋力の向上
精神機能面の効果
- 記憶力
- 理解力
- 判断力
- 認識力
ルール
ではルールの説明を致します。
- 基本ルールについて
基本ルール
①2チームで行います。
②じゃんけんして勝った方が先攻で、先に1フレーズ歌います。
③先攻後攻で交互に1フレーズずつ歌い合います。
④勝敗は、歌詞を間違えたり、つられて歌い、間違ったら負けです。
まとめ
【高齢者向け脳トレ・レクリエーション】1フレーズ歌合戦!はいかがだったでしょうか?
1フレーズ歌合戦は、2チームに分かれて交互に歌い合います。
お互いに1フレーズを覚えておきながら次のフレーズを思い出し、なおかつ相手の曲につられないようにして歌い合うレクリエーションです。
思い出したり・覚えたりしておくことを繰り返すので高齢者・認知症の方々の脳トレにもなります。
似たような曲を2曲、4曲ほど用意しておくことで歌うバリエーションが増えて、楽しく有酸素運動ができます。
さらに歌いながら腕振りや足踏み、手拍子の動作を入れることでさらに脳への血流は向上します。
高齢者の方々の脳トレとして、レクリエーションにご活用ください。
以前の記事で高齢者・認知症の方々の生活機能を高めるレクリエーションをご紹介しています。
こちらも合わせて読んでいただくと提供するレクリエーションのバリエーションが増えます。
さらにレクのマンネリ化を防ぐことができます。
関連記事:【デイサービスで大人気のレクリエーション】高齢者・認知症の生活機能向上になるレクリエーション30選
今回の記事があなたの介護現場でお役に立てたら嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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