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今回は、認知症高齢者の方が笑顔になって、思考力と記憶力と反射神経が鍛えられるレクリエーションをご紹介します。
概要
複数の方でバンザイをするレクリエーションです。
ただ、同時にバンザイしたり、最後までバンザイできなかったら負けとなります。
詳しくは下記にご紹介します。
準備物
・椅子
効果
両手を挙げることで肩甲骨周囲の血流改善、褐色脂肪細胞の活性化が図れることで認知機能の向上ができます。
・肩甲骨周囲の血流改善
・肩コリ・頭痛の改善
血流が改善することで脳への血流がUP、脳のシナプス伝達が向上
・記憶力の向上
・思考力
・判断力
・理解力
・反射神経
プレイ人数
・3人〜8人
・4〜6人がベスト
プレイ時間
1分〜3分 1回あたり1分くらい
場所
フロアのテーブル
ルール
①全員で『笑顔になるバンザイゲームスタート』と掛け声を言います。
②掛け声の後に、バンザイと言いながら両手を挙げます。
③バンザイが同時になったり、最後までバンザイできなかったら負けとなります。
4最後は皆さんでバンザイして終わりましょう。
注意事項
・肩関節に痛みがある方は、胸の前くらいまであげるなど、痛みが出ない範囲で行いましょう。
・ルールが上手く理解できない方は職員さんに手伝ってもらいましょう。
オススメのレクリエーション書籍
介護現場でレクのネタ探しに役立つ書籍をご紹介します。
ペットボトルレクです。
この書籍の特徴は、レクネタがとても豊富です。
レクの説明が一枚にまとまっており読みやすいのが特徴だと思います。
ペットボトルレク―ペットボトルで楽しめる!! (身近な物シリーズ)
次は、新聞紙レクです。 こちらの書籍もネタがとても豊富です。
レクネタの数はなんと100種類です。
新聞紙を活用し、ちぎったり、丸めたり、穴を開けたり、重ねたり、持ったり、投げたりという身体動作が反復して鍛えられるリハレクの内容を含んだレクを紹介されています。
いわば生活リハレクです。
それに少人数から大人数まで楽しめる内容が掲載されています。
必見の価値アリです。
次は、じゃんけんレクです。
この書籍は道具の準備がいらず、じゃんけんを使ったレクネタが約80種類掲載されています。
手はもちろんのこと、足や顔や体を使ってじゃんけんレクを紹介されています。
自分のじゃんけんネタがマンネリ化した時にぜひ、読んでほしい書籍です。
次は、尾渡順子先生 著 の高齢者の年中行事&レクリエーションです。
こちらの書籍の特徴は、年間に応じた行事の紹介がイラストとわかりやすい文章で紹介されています。
工作物のクオリティーが高く、創作意欲が湧いてきます。
こんなキレイな手作りレクがあるのかと驚かされます。
それに加えて、『今日は何の日でしょ?』という会話ネタも豊富なのが魅力的です。
そのネタからインターネットで詳しく調べて、高齢者の皆さんにお話すると盛り上がること間違いありません。
次は、介護エンターテイメントの石田さんが特集されているレクリエの書籍です。
こちらの書籍では作業療法士の石田さんが、生活動作向上になる動作を取り入れた体操を紹介されています。
トイレ動作には、こんな動作が必要だったねと気が付かされる内容となっています。
それを楽しく学べるところが良いですね。
また、石田さんのユーチューブ動画と照らし合わせて読むことで楽しんで読むことができると思いますよ。
それに本の構成の色合いがとてもキレイで読みやすいです。
その他のレク紹介・歌体操もとても丁寧に紹介されています。
まとめ
認知症高齢者の方が笑顔になり思考力と記憶力と反射神経が鍛えられるバンザイレクリエーションはいかがだったでしょうか?
バンザイゲームは、両手を挙げる・バンザイと言うの2つの動作で脳の活性化が図れます。
その理由は、両手を挙げることで肩甲骨周囲の運動になり、肩甲骨の周囲の血流が改善し、脳への血流も良くなります。
脳への血流が良くなるので脳の働きが活性化します。
その結果、記憶力や判断力や理解力や反射神経が向上します。
脳の中でも海馬、扁桃体の機能が向上しますのでモチベーションも上がります。
なので、認知症予防にも非常に効果的です。
また、皆さんで行なうことで笑いが生まれてリラックス効果があります。
ストレス軽減にもなります。
以前の記事で、手と脳を使ったレクリエーション・認知機能が高まる30言ったら負けよゲームをご紹介しています。
こちらも合わせて読んでいただくと提供するレクリエーションのバリエーションが増えます。
さらにレクのマンネリ化を防ぐことができます。
今回の記事があなたの介護現場でお役に立てたら嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。