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当ブログは福祉や介護や医療の職場(デイサービス、デイケア、小規模多機能など)で働かれている方々、ご高齢者の皆様のお役に立てるような情報を発信しています。
今回は、お手玉と計量器を使って脳トレにもなるお手玉乗せゲームというレクリエーションをご紹介します。
目次
お手玉乗せゲームについて
お手玉乗せゲームとは、どんなレクリエーションなのか?
お手玉乗せゲームとは、計量器の上にお手玉を乗せて、ピッタリの目標数値が出せた方の勝ちというレクリエーションです。
詳しくは下記の項目に沿ってご紹介します。
- 準備物
- プレイ人数
- 所要時間
- 場所
- 効果
準備物
- お手玉30個(大中小のいろいろな大きさのお手玉を用意することが望ましい)
- 計量器(デジタル、針、どちらでも良い)
プレイ人数
2〜6人くらいが基本プレイ人数です。
7以上の人数になると順番が回ってくることが遅くなり、集中力・モチベーションが低下してしまう恐れがあるのでオススメできません。
所要時間
3分〜5分
一回のプレイにかかる時間は約3〜5分です。
集中力が持続しやすく、モチベーションも低下しにくいです。
短時間で勝敗の結果がわかるので繰り返し取り組みやすく疲労感を感じにくいです。
場所
フロアのテーブル
の効果
身体機能面の効果
- 指の器用さ
- 目と上肢の協調した運動
- 座位姿勢バランスの向上 耐久性の向上
精神機能面の効果
- 計算力
- 記憶力
- 推理力
- 判断力
ルール
ではルールの説明を以下の3つにわけて致します。
- 基本ルールについて
- アレンジルールについて
基本ルール
4〜5人で行う場合
①目標数値を設定します。※500g、1000gなど
②じゃんけんして勝った方から時計回りにお手玉を1個、乗せていきます。
③目標数値を超えてしまったら、1個外して違うお手玉を乗せて目標数値を目指します。
④勝敗はぴったりの目標数値を出せた方の勝ちになります。
※ぴったりにならない場合は、±5gなど設定しましょう。
アレンジルール
3:3のチーム戦
3:3のA,Bの2チームに分けて、交互にお手玉を乗せていきます。
相手のチームより先に目標数値を出せた方の勝ちになります。
時間制限(個人戦・チーム戦でも可能)
個人戦の場合、例えば、1分以内に目標数値を出せればOK。タイムアタック方式で行う。
チーム戦の場合は、3分、5分で行う。
まとめ
【お手玉レクリエーション】高齢者の脳トレになるお手玉乗せゲームはいかがだったでしょうか?
お手玉乗せゲームは、ただ単にお手玉を乗せるのではなく、手でお手玉の重りを自分の感覚で計測して計量器に乗せる。
そうすることで、この重りはどれくらい?と考えることで、効果的な脳トレ・レクリエーションができます。
重りの感覚が身につくと調理での目分量なども役立ちます。
調理は目分量や味見をしながら調整し、味を整えていくことが認知症予防に効果的と言われています。
高齢者、認知症の方の調理訓練や記憶力アップの訓練にもなり、デイサービスの個別機能訓練Ⅱとしてもご活用いただけると思います。
以前の記事でお手玉を使ったレクリエーションをご紹介しています。
こちらも合わせて読んでいただくと提供するレクリエーションのバリエーションが増えます。
さらにレクのマンネリ化を防ぐことができます。
関連記事:高齢者の生活機能向上になるお手玉レクリエーション!
関連記事:高齢者レクリエーションお手玉タワー
お手玉も使い方を工夫するといろんな活用ができ、面白いレクリエーションの提供ができますよね。
今回の記事があなたの介護現場でお役に立てたら嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。