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アイデアわくわくリハビリのライターでもある作業療法士の山口です。
当ブログは、リハビリテーション、作業療法、介護予防、認知症予防、レクリエーション、コミュニケーションに特化した記事を投稿しています。
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山口が人生で経験してきたことや働きながら体験したこと、学んできたことを読者の皆様のためにできる限り、分かりやすくお伝えしていきます。
今回は、高齢者のみなさんで楽しくできる歌体操・あんたがたどこさ4選をご紹介します。
目次
高齢者のみなさんで楽しく【あんたがたどこさ】4選
デイサービスや通所リハビリテーションなどの介護施設、地域の体操教室で歌体操を行う際に職員(もしくはリーダー):利用者の皆さんで実施することが多いと思います。
リーダー:参加者のような形でも良いのですが、小集団で行ったほうが歌体操はさらに楽しくできることがあります。
今回は、小集団で行う歌体操の種類をご紹介します。
下記に体操の種類別に動画をご紹介しています。
簡単な体操からちょっと難易度が上がった体操までご紹介しています。
比較的に動作は高齢者の皆さんがやりやすい内容になっています。
下記にリンクをご紹介しておきます。
皆様の職場や体操教室に合わせてお使いください。また、動画の後半ではアレンジ方法についてもご紹介していますので最後までご覧になっていただけると体操のバリエーションがさらに広がると思います。
では、いってみましょう!どうぞ!
あんたがたどこさ 4選
レベル1 横タッチ・バージョン
レベル1のバージョンでは、行う動作が限られているのでもっとやりやすいと思います。
集団で行う際、何が一番に大切かと言いますと、難易度を上げるよりも『できた』『良かった』という体験をしていただくことのほうが大切だと山口は思っています。
レベル2 足踏み・タッチ・バージョン
レベル1のバージョンに足踏みを加えることで、やや難易度を上げたバージョンになっています。繰り返すことで有酸素運動効果が得られますよ。
レベル3 スライドタッチ・バージョン
レベル3は、タッチの角度を変えました。タッチの角度を変えることで難易度をあげたバージョンとなっています。
レベル4 立って手をつなぎ横移動・バージョン
レベル4では、立って歌いながら行っています。『さ』の時に反対移動をするようにしています。手を握って歌体操をすることで一体感が得られます。また、自分が間違った時に気がつきやすいです。
認知症の方も一緒にやりやすい歌体操だと思います。
アレンジでスクワットなどを入れることで、大腿四頭筋の筋トレ効果も得られ転倒予防に役立ちます。
アレンジの種類
この項では『さ』の時にする動作について紹介します。
- ボールを回して、『さ』の時にボールを上に上げる
- 『さ』の時にじゃんけんのポーズでグーチョキパーを順番に出す
- 『さ』の時にきつね・鉄砲・かたつむり・おだんごなどのポーズを出す
- ペットボトルを持って、『さ』の時に腕を曲げるなどのダンベル動作を行う
まとめ
楽しい歌体操するならコレ!高齢者の皆さんで『あんたがたどこさ』4選はいかがだったでしょうか?
あんたがたどこさは、アレンジがしやすく介護施設・地域の体操教室で実施しやすい歌体操の一つです。
やりやすい体操ということは、職員さんが出向かなくても地域の体操教室の皆さんで自主的にやりやすい体操でもあるということです。
動画を繰り返しみていただくことで練習ができると思います。
ぜひ、覚えていただきたい体操の一つです。
以前の記事で1:全員バージョンををご紹介している記事・動画があります。
こちらもご覧になっていただくことで体操のバリエーションが増えますのでオススメします。
この記事を読まれたあなたは、『あんたがたどこさ』での体操レパートリーが確実に10以上になりましたね。他の体操でも活かせるのでも使える内容ですのでご活用ください。
それと、この歌体操を繰り返し行うことで、便秘の改善ができること、記憶力が上がる理由などを動画でご紹介しています。よかったらご覧になってください。体操の説明力があがると思います。
今回の記事があなたの介護現場・体操教室でお役に立てたら嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。