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アイデアわくわくリハビリのライターでもある作業療法士の山口です。
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今回は、紙コップを使って口腔機能向上ができる吹き飛ばしゲームをご紹介します。
肺活量・口腔機能が低下している・低下する恐れがある高齢者に向いているレクリエーションです。
ぜひ、ご活用ください。
では、どうぞ!
目次
吹き飛ばしゲームについて
吹き飛ばしゲームとは、どんなレクリエーションなのか?
吹き飛ばしゲームは、小の紙コップを吹き飛ばしてどこまで飛ばせるか競うレクリエーションです。
詳しくは下記の項目に沿ってご紹介します。
- 準備物
- プレイ人数
- 所要時間
- 場所
- 効果
準備物
小の紙コップ人数分
プレイ人数
集団でプレイすることができます。
並列に並び机の端っこを目指して皆さんでプレイすることができます。
所要時間
1分
一回のプレイにかかる時間は約1分です。 とても短い時間ですので、何度も繰り返して行うことができます。
場所
フロアのテーブル
心身機能への効果
身体機能面の効果
- 口腔機能の向上(息を吸う力、吐く力、口をすぼめる力)
- 体幹筋力の向上
- 座位姿勢の向上(バランス向上)
精神機能面の効果
- 集中力
- 判断力
- 理解力
ルール
ではルールの説明を以下の3つにわけて致します。
- 基本ルールについて
- アレンジルールについて
- 注意事項について
基本ルール
①息をたくさん吸い込みます。
②逆さまにした紙コップを遠くに飛ばせるように息を吹きます。
③勝敗は、紙コップを遠くまで飛ばせた方の勝ちです。
※紙コップが倒れたら、倒れた時点が記録になります。紙コップを倒さず遠くまで飛ばしましょう。
アレンジルール
チーム戦で行うアレンジルール
3:3で行う場合、チームの中で誰が一番遠くまで飛ばせたか競います。
遠くまで飛ばせた方がいるチームの勝ちになります。
注意事項
- 勢いよく吹きかけて入れ歯が飛ぶことがありますので注意してください。
- 机の上に透明のマットなどがある場合は、紙コップの滑りが悪くなりますので、外して行いましょう。
- 紙コップはできれば、小さい紙コップで行いましょう。理由は、紙コップが大きいと遠くで飛ばせないからです。意欲の低下につながってしまいますので小さい紙コップで行いましょう。
- 紙コップは、逆さまにして配置しましょう。飲みう状態で紙コップを置くとひっくり返しやすくなったり、遠くまで飛ばせなかったりする原因になります。逆さまにして置きましょう。
まとめ
【紙コップ・レクリエーション】口腔機能向上!紙コップ吹き飛ばしゲームはいかがだったでしょうか?
吹き飛ばしゲームは、紙コップを使って楽しく誰でも口腔機能や肺活量を向上させることができるレクリエーションです。
小さいお子さんから高齢者の方までプレイすることができます。
ぜひ、ご活用ください。
また、紙コップを使ったレクリエーションをご紹介しています。
こちらもどうぞ、ご活用ください。
関連記事:【紙コップ・レクリエーション】箸動作がUP!割り箸乗せゲーム
また、以前の記事で認知症、高齢者の生活機能向上になるレクリエーションをご紹介しています。
こちらも合わせて読んでいただくと提供するレクリエーションのバリエーションが増えます。 さらにレクのマンネリ化を防ぐことができます。
関連記事:【デイサービスで大人気のレクリエーション】認知症、高齢者の生活機能向上になるレクリエーション30選
今回の記事があなたの介護現場でお役に立てたら嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。