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今回は、認知症予防に効果的な想起訓練になるビンゴレクリエーションをご紹介します。
目次
いろいろビンゴについて
いろいろビンゴとは、どのようなレクリエーションなのか?
あるカテゴリーについて、自分で考えついた言葉を用紙に書き込んでいきます。
詳しくは下記からご覧ください。
いろいろビンゴは、A4用紙を折り、16のマスを作ります。
その16のマスにカテゴリーに沿ったコトバ(キーワード)を書き込みます。
※1マスに1文字として書き込みます。
参加者の皆さんでコトバ(キーワード)を言い合って、誰よりも先にビンゴを作れたら勝ちというレクリエーションです。
詳しくは下記にご紹介します。
準備物
- A4用紙
- えんぴつ
- 消しゴム
いろいろビンゴの16マスの作り方
A4用紙を用意します。
半分に折ります。
さらに半分に折ります。
更に半分におります。
さらに半分に折ります。
きっちり折り目をつけます。
それを開きますと・・・・
16マスの完成です。
この用紙にカテゴリーを決めて書いていきます。
心身機能の効果
- 記憶力の向上
- 書字の練習
- 想起
- 回想効果
- 思考力
- 判断力
- 理解力
- 推理力
プレイ人数
2人から16人
プレイ時間
5分〜15分 1回あたり5分くらい
場所
フロアのテーブル
ルール
①カテゴリーを決めます。
例えば、野菜ならマスには野菜の名前を書いていきます。
②じゃんけんをして勝った方から時計回りに進みます。
一人一つのコトバ(キーワード)を言っていきます。
例えば、野菜なら『きゅうり』『トマト』『レタス』など順番に言っていきます。
③誰よりも先に3本のビンゴが揃ったら勝ちとなります。
※縦3本でも良いし、横3本でも良いし、縦・横・斜め各1本でも良い。
とにかく3本ビンゴを揃えた方の勝ちとなります。
アレンジルール
ビンゴの本数を1本、2本に変更して難易度を変えて楽しみましょう。
カテゴリー紹介
カテゴリー決めの参考にご活用ください。
花の種類
魚の種類
果物の種類
色の種類
食べ物の種類
などなどご活用ください。
他にも50音や数字や都道府県や昔の遊びなど参加者の皆さんの個人因子に合わせたカテゴリーを選んでもらい、興味関心を集めて行なうのも楽しいですよ。
注意事項
- ルールの理解ができない方はやめておきましょう。
- コトバが出ない時は教えあい、マスを埋めていきましょう。
オススメのレクリエーション書籍
現場でレクリエーションのネタに困った時に参考になる書籍をご紹介します。
お年寄りとコミュニケーションが深まる! 楽しく盛り上がるレクリエーション100
特別CD付き オールカラー 高齢者イキイキ! 大人気レクリエーション71
どの書籍もレクネタが満載であなたの介護現場にあったレクが見つかると思います。
また、書籍の内容をもとにレクリエーションをアレンジして、あなたの介護現場にあったレクリエーションにリクリエイトしてみるのも良いかもしれませんね。
まとめ
認知症予防に効果的な想起訓練になるレクリエーション!いろいろビンゴはいかがだったでしょうか?
野菜や果物や魚の名前を思い出すことは想起訓練になり、記憶力向上のリハビリ・訓練になります。
それにスーパーに買物行ってた頃の思い出が呼び覚まされ、脳に良い刺激を与えます。
昔話に華が咲くこともあります。
例えば、『昔は、子供のために唐揚げをよく作ったわ』とか『主人が好きだった刺し身をよく勝ったわ』とか『よく特売のチラシをチェックしていたわ』などの思い出が語られて、参加者の皆さんで盛り上がることもありますよ。
ただ、ビンゴレクリエーションをするだけではなく、回想法効果もあり、とても楽しいレクリエーションになりますよ。
ぜひ、皆さんの思い出に沿ったカテゴリーを決めてビンゴレクリエーションを楽しんでください。
以前にA4用紙を使ったレクリエーションをご紹介しています。
こちらも合わせて読んでいただくと、いろいろビンゴで使った用紙を活用したレクリエーションが楽しめます。
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※認知症の進行などについて書いていますのでよかったら読んでください。
今回の記事が介護現場で働くあなたのお役に立てたら嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。