いつも当ブログを読んでいただきありがとうございます。
福祉や介護や医療の職場で働かれている方々、ご高齢者の皆様のお役に立てるような情報を発信していけるよう日々努力しております。
今回は、自立支援につながるヒント・方法がみつかる書籍5選をご紹介します。
今回、紹介する書籍は、こんな人に読んでほしいです。
高齢者、認知症の方々のリハビリに悩んでおられる方、
『活動』と『参加』の促進で悩んでおられる方
意欲の引き出し方に悩んでおられる方 は、ぜひ、読んでほしいのです。
絶対に何かしらの参考になると思います。
目次
自立支援につながるヒント・方法がみつかる書籍紹介
なぜ、自立支援につながる書籍を紹介したいのかと言いますと、
以前、務めていた病院で高齢者の方に徒手的なリハビリばかり行っていました。
自分が提供できるサービスは限られており、対象者の思考を拡大できるような知識やアイデアも身についていきませんでした。
これでは、高齢者の方が人生の最後まで自分らしく生きることを支援するセラピストにはなれないとうなだれていました。
そこから、とにかく書籍を読み漁りました。
読んで読んで読んで読みまくりました。
そして、書籍の内容をヒントに自分なりに活動とコミュニケーションを繰り返すことで以前よりは高齢者の方の意欲を高めることが徐々にできるようになりました。
同じ悩みを感じている方や現在のリハビリ、自立支援などで悩んでおられる方に読んでほしい書籍です。
個人的な感想を付け加えさせてもらい、その書籍を下記にご紹介します。
生活を活発にする介護予防リハビリテーション
夢のみずうみ村を作られた藤原茂先生の書籍です。
こちらの書籍の特徴としては、『介護予防リハビリテーション』の意味をわかりやすく理解することができます。
人はリハビリすることが目標ではなく、人としての生きがいをどうのようにして達成していくのか、そのプロセスを丁寧に紹介されています。
そして、生きがいを通じてさまざまな感情が生み出さて人が元気になることということがわかる書籍です。
支援者は、対象者(高齢者)の方が自分らしい生活を獲得するためにどのような視点で関われば良いのかを教えてくれます。
介護施設での自立支援を促進する事例が掲載されていますので、とても参考になると思います。
イラストでわかる生活支援のリハビリ・プログラム
こちらの書籍では、上の書籍に紹介された活動をさらに詳しく解説されています。
園芸、料理、散歩、食事、陶芸、絵画などのさまざまな活動が心に体にどのような効果があるのかをわかりやすく解説されています。
また、介護施設で提供する作業活動の特性をたくさん学べて、対象者の方の意欲向上につながるヒントがみつかる書籍だと思います。
なんでもできる片まひの生活
こちら書籍は、片まひで日常生活を送る方法を写真付きで紹介されています。
片まひの方のリハビリ方法に悩んでいるセラピストさんや片まひで日常生活に悩んでおられる方にぜひ、読んでほしいです。
片まひになったから料理ができないとか風呂に入れないとか着替えができないとかいう思考を変えてくれる書籍です。
何かしらの行動変容やパラダイム・シフトにつながるヒントが見つかります。
書籍の中で、片手でりんごの皮むきする方法はとても衝撃的で驚きました。
アイデア一つで片手でもできることは沢山あるのだと教えてもらえました。
それに当事者の方の思いや考え方を知ることができるのでとても勉強になります。
だから作業療法が大好きです
作業療法の魅力が十分に理解できる書籍です。
病気や障害があっても自分がしたい活動をすることで自分らしい生活が送るができるということを教えてもらえる書籍です。
『活動』と『参加』のリハビリ・訓練アイデア集
いろんな日常生活場面でのリハビリが紹介されている書籍です。
たくさんの事例が写真と解説付きで掲載されているのでとてもわかりやすいです。
介護施設でのリハビリについて悩んでおられる方は手にとって欲しいです。
何かしらヒントが見つかると思います。
まとめ
自立支援につながるヒント・方法が見つかる書籍5選はいかがだったでしょうか?
身体に触れずに作業活動を通じて自分らしい生活獲得するための支援する方法が学べる書籍を紹介してきました。
きっと人が元気になるヒントが必ず見つかると思いますので、ぜひ、読んでほしいです。
自分もこちらの書籍のおかげで思考の幅が広がりました。
以前に介護現場レクリエーションで役立つ書籍をご紹介しています。
レクリエーションで悩んだ時にお役に立てると思いますので、ご参考まで見てください。
今回の記事があなたの職場でお役に立てることを願っています。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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