いつもアイデアわくわくリハビリのブログを読んでいただきありがとうございます。
当ブログでは介護・福祉の現場で役立つアイデアや生活リハビリやレクや便利道具を紹介しています。
今回は前回に引き続き、じゃんけんを使ったレクや体操をご紹介していきます。
ごぼう先生のじゃんけん体操動画をご紹介していきます。
目次
はじめに
じゃんけんレクを始める前にウォーミングアップをオススメします。
オススメの理由は、指がよく動くようにしたいことと脳の血流をアップ・全身の血流をアップなどの身体的な効果が期待できるからです。
じゃんけんレクは勝敗やうまくできた・できないなど関係なく、楽しめるモノです。
ウォーミングアップには、グーパー運動、指折り運動、指開き閉じ運動、両手を組む、爪の横を揉むなどオススメです。
運動時間は左右1分くらいでよいと思います。
深呼吸を忘れず、一緒に行うことでリラックス効果もあります。
ごぼう先生のじゃんけん体操の動画
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じゃんけんを活用する形態の特徴
1:1
1:1の場合は向き合ってすることで集中してできます。
勝ち・負け・あいこの判定がしやすいです。
集団
集団で行うと複数の人達で楽しく行なえます。
多すぎると、勝敗の判定がでにくくなりますので6人位が勝敗がつきやすいです。
チーム
チームは3:3や5:5や並列で勝敗を競うじゃんけんに向いています。
チームで行う場合、個人戦にすれば勝敗つきやすくなります。
勝敗(判定)について
勝敗は、勝ちを競う・負けを競う・あいこを競う・同じじゃんけんの形を競うなど、いろいろアレンジができます。
参加されるみなさんで決めると勝敗のルールを決めると良いです。
では、介護現場でウケる鉄板のじゃんけんレクをご紹介していきます。
小さくなーれ、じゃんけん
概要
椅子の前に立ち、じゃんけんして負けたら10センチ縮む、じゃんけんを繰り返して座ったら負けです。
じゃんけんして負けたら縮んで大腿四頭筋も鍛えられるレクです。
形態
1:1もしくは4人くらい小集団が適しています。
ルール
①椅子を用意します。
②椅子の前に立ちます。
③じゃんけんをします。
④じゃんけんで負けた方は10センチ縮みます。※自分の感覚で結構です。10センチ縮むのは適当でいいです。
⑤じゃんけんを繰り返して、どんどん縮んで椅子に座ってしまったら負けで終了です。
※アレンジとしては勝ったら縮むという設定もできます。
足じゃんけん/足指じゃんけん
概要
座った状態で足を使ったじゃんけんです。
形態
1:1、1:複数、少人数グループでできます
ルール
①足を合わせたら、グー、足を縦に開いたらチョキ、足を横に開いたらパーと説明します。
②『じゃんけん ぽん』で足で足でじゃんけんをします。
アレンジとして、後出しじゃんけん足バージョン、一人じゃんけんで足が手に勝つようにじゃんけんするなどできます。
全身じゃんけん
概要
腕を使ったじゃんけんです。
形態
1:1、1:複数、少人数グループでできます
ルール
①手のひらをグーにして胸の前で合わせる・足は閉じるとしてグーになります。
手のひらをチョキにして頭の上で交差させ、足も交差させたらチョキとします。
手のひらをパーにして腕を上にあげ、足も横に広げてパーと説明します。
②『じゃんけん ぽん』で手足を使って、じゃんけんをします。
アレンジとして、後出しじゃんけん全身バージョン、一人じゃんけんで足が手に勝つようにじゃんけんするなどできます。
タオルじゃんけん
概要
片手でじゃんけんします。勝ったらタオルをとります。負けた方は取られないように抑える。
反射神経を鍛えるレクです。
形態
基本は1:1がやりやすいです。3人でもできます。
ルール
①向かい合って座ります。テーブルにタオルを垂直に置きます。
②片手でじゃんけんします。
③勝ったらタオルをとります。負けた方はとられないようにおさえます。
※負けても取ろうとしてしまう場合がありますが、笑って『ごめんね』と言って間違えたことをごまかしましょう。
※笑いながら楽しむことが大切です。
ですので、最初に司会者は、『間違えても大丈夫、間違えたら笑ってごめんねとごまかしましょう』と許容範囲を広げてゲームに取り組むよう配慮しましょう。
動画
まとめ
今回もじゃんけんを使ったレクや体操をご紹介してきました。
じゃんけんをアレンジして活用することでレクや体操は無限にできます。
利用者の方やスタッフの方から話し合ってオリジナルのレクを作るとモチベーションが変わります。
意欲の向上にもなります。
また、行動変容も期待できますね。
これからも、皆さんと笑って楽しくできるじゃんけんレクを一緒にやっていきましょう。
じゃんけんを使ったレクはまだまだありますので、パート3でも紹介したいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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