ども!どうも〜アイデアわくわくリハビリの山口です!
嚥下障害の方が飲みやすいとろみ付きのお茶を簡単に作る方法をお知らせしたいと思います。
それと簡単に嚥下障害のおさらいをしたいと思います。
脳卒中と嚥下障害について
嚥下障害を起こす代表的な疾患は脳卒中があります。
この脳卒中が原因で嚥下障害を起こす人は約4割もいるそうです。
急性期には約3割の方がいると言われています。
そして、慢性期には約0.5割の方がいると言われています。
大体ですが、デイサービスや通所リハビリテーションに通われている方の中で1〜2人いると感じですね。
多くの方が嚥下障害を呈しておられるのですね。
つまり、誤嚥する可能性が非常に高いということですね。
なるだけ、脳卒中は予防して行きたいですね。
脳卒中の第一人者の西澤匡史先生の記事はこちらから、とても参考になります
誤嚥性肺炎のリスク
誤嚥性肺炎とは、食物が気管内に入ることで怒る病気です。
肺炎で亡くなる割合はなんと約7割もいると言われています。
ちなみに喉の周囲の機能は40歳代から衰えてくるとそうですよ。
なんと、今年、自分は40歳になるのですよ。
どおりで、なんか食べ物でムセたり、唾液が引っかかるようになったなと思いました。
話がそれましたが、脳卒中だから予防するのではなく、普段から喉のトレーニングや誤嚥の予防することが大事なのですね。
そして、筋肉も脳も一緒ですが使わないと機能は落ちると言われています。
特に声もそうなんですね。声を出さないと声はどんどん小さくなるそうですよ。
だから、食事も誤嚥するから食べないでいると、嚥下能力は落ちていきますし、味覚機能も落ちるのです。つまり、味を感じなくなるのです。
味が感じれないとご飯を食べても美味しくないし、食欲が湧いてきませんよね。
ですので、安全に食事をとることが大切なのです!
喉の筋肉を鍛える方法
口腔体操、早口言葉、カラオケ、かるた、などがあります。
簡単にできて、楽しくできるのが、早口言葉ではないかと思いますのでいくつか
ご紹介しますね。
・生麦生米生卵
・お綾や母親にお誤り
・やしの実をししが食い、ひしの実をひひが食う
・カエルぴょこぴょこ三ぴょこぴょこ合わせてぴょこぴょこ六ぴょこぴょこ
・瓜売りが瓜売りに来て瓜売り残し売り売り帰る瓜売りの声
・すすももも桃も桃のうち、すももも桃、桃も桃、桃にもいろいろある
・裏庭には二羽庭には二羽ニワトリがいる
これをスピードを徐々にあげて三回言うと口がもつれて笑いが起きます。
逆にゆっくり言っても面白いです。文章を読みながら理解して読むのも面白いですよ。
理解していても読めないとなお面白いですね。見ても上手く読めないところが面白いですよ。ぜひ、試してみてください。
お茶にトロミを簡単に付ける方法
食材や飲水にトロミをつけるには、手間が必要です。
トロミ剤を混ぜるには、それなりの高度な技術が必要なんです。
よく、スプーンで混ぜますが、均一にならなかったり、こぼしたりしてしまいます。
そんな悩みを解消してくれるのがこちらの動画で紹介していますので参照してもらえたら嬉しいです。緊張していますが、内容は大丈夫です。
まとめ
・脳卒中と嚥下障害について
全国的に嚥下障害を呈される方が非常に多い
デイサービスや通所リハビリテーションに通われている方の中に嚥下障害を持たられている方が1〜2人の割合でいる
・誤嚥性肺炎について
肺炎で亡くなる原因の7割が誤嚥性肺炎
喉も筋肉や脳と一緒で使わないと機能は落ちる
声も小さくなる
嚥下する力も弱くなる
食事をしないと味覚機能が落ちる
などなどお話してきました。
嚥下障害の改善を図るには、嚥下のみならず機能ばかりではなく、その他のことも配慮しないといけないと言われています。
だから、トロミをつける負担を減らしたいし、どの職員が作っても同じモノにならなければいけないと思うのです。
あるご家族にご紹介したら、『トロミを簡単につけられてムセ込みが減ったよ』と嬉しい感想をいただけました。
この動画でトロミをつける負担を減らせるようになるきっかけが作れたら嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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