「毎日のレクを考えるのが大変」「問題を出しながら、参加者の様子も見たい」。そんなとき、動画を進行の補助に使う方法があります。
作業療法士の山口健一です。この記事では、私のnoteで案内している約20分の脳トレ動画について、無料で公開している紹介内容と、使う前に確認したいことをまとめます。

動画本編は有料noteで案内しています。このブログには、本編の限定公開URLや有料部分の問題・解答は掲載していません。
目次
公開部分で紹介している3つの課題
noteの無料部分では、次の内容を紹介しています。ここでの説明は課題の概要で、動画本編の問題や解答ではありません。
ストループ課題
色と言葉が一致しない表示を見て、指示に沿って答える課題です。最初に何を答えるのかを確認し、分かりにくい場合は職員が短く説明します。
短期記憶の課題
見聞きした内容を覚え、後から思い出す課題です。正解数だけに注目せず、本人が内容を見聞きできているかを確かめます。覚えられなかったことを責める場面にしないようにします。
後出しじゃんけん
表示された手と指示に合わせて、後から手を出す課題です。勝つのか、負けるのかなど、ルールを先に確認します。手の動きが負担になる人には、無理に同じ動作を求めない配慮が必要です。
再生する前に確認したいこと
- 画面:座る位置から文字や絵が見えるか。
- 音:説明が聞こえるか。周囲の会話を妨げない音量か。
- 操作:開始・一時停止・終了の操作を職員ができるか。
- 通信:視聴する端末で動画を再生できるか。
- 参加:本人が希望しているか、疲れや体調の変化がないか。
テレビに映す場合は、普段使う端末との接続方法を先に確認しておきます。動画の再生が始まることと、参加者にとって見やすいことは別です。開始前に座る位置から確かめましょう。
20分を最後まで続ける必要はありません
約20分というのはコンテンツの長さです。誰にでも20分の実施が適しているという意味ではありません。本人の反応を見ながら、一時停止して説明を補う、休憩を挟む、短く終えるなど調整します。
動画に進行を任せられても、見守りが不要になるわけではありません。「映しておけば全員が楽しめる」と考えず、その日の様子に合わせて声をかけます。参加せず見ているだけでも構いません。
向いている使い方と、別の方法を選びたい場面
事前に内容を確認した職員が、共通の画面を使って活動を進めたいときには、選択肢の一つになります。家庭で一緒に視聴し、会話しながら取り組む方法もあります。
一方で、画面が見にくい、説明を聞き取りにくい、集団のテンポが合わない場合には、個別の声かけや紙の問題などを検討します。動画のテンポに本人を合わせることを目標にしないでください。
脳トレ動画の効果について
商品名に「記憶力UP」とありますが、この動画を視聴すれば記憶力が必ず上がる、認知症を予防・改善できる、と保証するものではありません。考えたり、答えたり、会話したりするレクリエーションの素材としてお使いください。
米国国立老化研究所も、研究で行われる認知トレーニングの成果を、そのまま個別の市販ゲームへ当てはめるだけの根拠は十分ではないと説明しています。参考:NIAの解説
動画本編はnoteでご案内しています
無料部分で内容を確認し、視聴方法・現在の価格・利用条件に納得したうえでご検討ください。このページで紹介しているのは動画で、画面に触れて遊ぶアプリとは別のコンテンツです。
有料note「【限定公開】20分記憶力UP脳トレゲーム」を見る
先に別の無料ゲームで端末操作や画面の見え方を試したい方には、実際のスクリーンショット付き・無料体験ゲームまとめもあります。こちらは今回の有料動画の体験版ではありません。



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