【高齢者レクリエーション】ハラハラ・ドキドキの洗濯バサミツリー

いつも当ブログを読んでいただきありがとうございます。

アイデアわくわくリハビリのライターでもある作業療法士の山口です。

当ブログは、リハビリテーション、作業療法、介護予防、認知症予防、レクリエーション、コミュニケーションに特化した記事を投稿しています。 

主に高齢者の方々、介護・医療のお仕事をされている方々、介護をされている方々に向けて役立つ情報などを配信しています。

山口が人生で経験してきたことや働きながら体験したこと、学んできたことを読者の皆様のためにできる限り、分かりやすくお伝えしていきます。

今回は、割り箸と洗濯バサミとお手玉を使った洗濯バサミツリーというレクリエーションをご紹介します。

洗濯バサミツリーについて

洗濯バサミツリーとは、どんなレクリエーションなのか?

洗濯バサミツリーとは、お手玉を寄せ集めて割り箸を立てます。

立てた割り箸の先端に洗濯バサミを交互に取り付けていきます。

割り箸が倒れたり、洗濯バサミが机についたら負けというレクリエーションです。

   

詳しくは下記の項目に沿ってご紹介します。

  • 準備物
  • プレイ人数
  • 所要時間
  • 場所
  • 効果

準備物

  • 洗濯バサミ 30〜40個
  • お手玉 30個
  • 割り箸 1本   

プレイ人数

2〜4人くらいが基本プレイ人数です。

5以上の人数になると順番が回ってくることが遅くなり、集中力・モチベーションが低下してしまう恐れがあるのでオススメできません。  

所要時間

3分〜5分

一回のプレイにかかる時間は約3〜5分です。

集中力が持続しやすく、モチベーションも低下しにくいです。 短時間で勝敗の結果がわかるので繰り返し取り組みやすく疲労感を感じにくいです。

場所

フロアのテーブル

の効果

身体機能面の効果

  • 指の力の向上
  • 目と手の協調した運動の向上
  • 座位姿勢の向上   

精神機能面の効果

  • 判断力
  • 理解力
  • 記憶力

ルール

ではルールの説明を以下の3つにわけて致します。

  1. 基本ルールについて
  2. アレンジルールについて
  3. 注意事項について

基本ルール

①じゃんけんで勝った方から時計周りに進めていきます。

②一人、1個の洗濯ばさみを取り付けていきます。

選択バサミは割り箸上の部分2センチにつけます。その後は、洗濯バサミの持ちてにとりつけていきます。

③勝敗は、割り箸を倒したり、洗濯バサミが机についたら負けとなります。

アレンジルール

洗濯バサミの大きさを変更する

洗濯バサミの大きいモノ、小さいモノを用意しプレイしていく。

洗濯バサミを取り付ける難易度を変更でき面白いです。

注意事項

力が弱く洗濯バサミがつまめない方には、できない場合があります。

洗濯バサミのつまむ強度に配慮してご用意いただくようお願いします。

まとめ

【高齢者レクリエーション】ハラハラ・ドキドキの洗濯バサミツリーはいかがだったでしょうか?

高齢者の方の筋力は、指先から低下してくるとも言われています。

洗濯バサミツリーを行うことで指先の力が鍛えられ、日常生活における食事や洗濯、片付け、リモコン操作、服薬、飲水、家事などなど様々な場面の動作に役立てることができます。

ぜひ、高齢者の方々には、やってほしいレクリエーションの一つです。

以前の記事でお手玉や割り箸を使ったレクリエーションをご紹介しています。

こちらも合わせて読んでいただくと提供するレクリエーションのバリエーションが増えます。 さらにレクのマンネリ化を防ぐことができます。  

関連記事:【お手玉レクリエーション】高齢者の脳トレにもなるお手玉乗せゲーム

関連記事:【デイサービスで大人気レクリエーション】高齢者、認知症の方の生活改善につながるぐらぐら割り箸取りゲーム

今回の記事があなたの介護現場でお役に立てたら嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


ABOUTこの記事をかいた人

現在、デイサービスで作業療法士として働く傍らセミナー講師として県内外で活動中。アイデア1つで生活は豊かになるがモットーです。月刊デイやリハージュや活動と参加のリハビリ・訓練アイデア集に自身の生活改善のアイデア・リハビリ・レクリエーションについて寄稿。このサイトが、あなたの新しいアイデアにつながることを願っています。