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当ブログは福祉や介護や医療の職場(デイサービス、デイケア、小規模多機能など)で働かれている方々、ご高齢者の皆様のお役に立てるような情報を発信しています。
今回は、自分の短所を長所に変えられるようになるレクリエーションをご紹介します。
高齢者の方ともできますが、職員間で行いチームワークを高めることに役立つレクリエーションです。
では、下記からどうぞ!
目次
短所を長所へ変えるリフレーミング・レクリエーションについて
リフレーミング・レクリエーションとは、どんなレクリエーションなのか?
リフレーミング・レクリエーションとは、自分の短所を紙に書き出します。
相手(隣の方)が短所を長所に書き換えるレクリエーションです。
このレクリエーションの目的は、短所を長所に書き換えることで、コミュニケーション交流の機会を促進し、物事を前向きに捉えることができるようになることです。
詳しくは下記の項目に沿ってご紹介します。
- 準備物
- プレイ人数
- 所要時間
- 場所
- 効果
準備物
- A4用紙 人数分
- 鉛筆もしくはボールペン
プレイ人数
1:1が基本プレイ人数です。
グループでも実施可能です。
所要時間
3分〜5分
自分の短所を1分間考えます。
相手の短所を長所に変えるように考える時間1分
相手の短所を長所に書き換える時間を1分
その後、短所を長所に書き換えたことを1分間で伝え合う。※合計2分
場所
フロアのテーブル
心身機能の効果
身体機能面の効果
- 座位保持能力の向上
- 書字能力の向上
精神機能面の効果
- 発想力
- 記憶力
- 理解力
- 判断力
- ストレス発散
- 笑うことでのリラックス効果
ルール
ではルールの説明を以下の3つにわけて致します。
- 基本ルールについて
- 注意事項について
基本ルール
①A4用紙を配ります。そのA4用紙を横半分に折ります。
※左側の余白に自分で自分の短所を書きます。
②1分間、自分の短所を左側の余白に箇条書きで書き込みます。
③自分のA4用紙と相手のA4用紙を交換します。
1分間、相手の短所を長所に書き換えられるよう考えます。
④1分間で相手の短所を長所に書き換えます。それ以外にも自分が知っていることでポジティブな部分、良い部分を書き込んでも良いです。
⑤じゃんけんして勝った方から、相手の短所を長所に書き換えた長所を相手に伝えます。長所を聞いた方は、『ありがとう』と言って拍手して読み手を交代します。同じことを繰り返しお互いに短所を長所に書き換えたことを伝え合います。
注意事項
相手が書き換えてくれた長所には、ネガティブなことや否定的なことは言わない。
書き換えられた言葉を素直に受け入れる。
ネガティブなことは書き込まない・言わない。
箇条書きは横書きで行う。縦書きにすると短所と長所が比較しずくなるので必ず、横書きで行う。
まとめ
あなたの短所を長所に変えるリフレーミング・レクリエーションはいかがだったでしょうか?
自分の短所って自分ではなかなか長所に置き換えるということは難しいのではないでしょうか?
他人から言われたほうが、スムーズに自分の短所を長所に置き換えて捉えることができます。
リフレーミングのコツは嘘でもいいからポジティブな言葉や表現、肯定的な言葉などを書き込み伝えることです。
人は都合の良いことは自分の心の中で解釈しやすいからです。
だから、ポジティブな言葉・表現、肯定的な言葉を使って短所を長所に変えるようにしましょう。
言われる方も嬉しいですし、書き込んでいるうちに自分って人の良いところを見つける達人!ということに気が付けるので非常に両方にメリットがありますね。
お互いを認め、褒め合うことって非常に大切なんですよね。
その理由は、子供頃より大人になると褒められたりすることが格段に減るからです。
褒められることが減ると自分への肯定感も低下してしまいます。
そのような気持ちにならないようにお互い褒めあって認めあえる短所を長所に変えるリフレーミング・レクリエーションです。
ぜひ、あなたの職場でもリフレーミング・レクリエーションをご活用くださいませ。
以前の記事で褒めるレクリエーションをご紹介しています。
こちらも合わせて読んでいただくと提供するレクリエーションのバリエーションが増えます。 さらにレクのマンネリ化を防ぐことができます。
今回の記事があなたの介護現場でお役に立てたら嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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