いつも当ブログを読んでいただき誠にありがとうございます。
読まれる皆様に役立つ情報を届けていきたいと思っています。
今回は介護記録やリハビリ計画書 、レポートなどに役立つ書き方をお伝えしたいと思います。
また、文章能力を上げる書籍を紹介します。
目次
はじめに
皆さんもお仕事で文章を書くときに上手くまとまらないで悩んだことはありませんか?
自分はあります。
病院勤務の時に日々のリハビリ記録や計画書に書くコメント・アセスメントがうまく書けませんでした。
毎日、残業していましたね。
デイケアに勤務している時には、利用者様のノートにもまともにコメントを書けたことがなかったです。
そんな時は先輩の文章を真似して書いてみたりしましたが、 根本的な文章能力が身についていないために文章を真似しただけでは、コツをつかめず、文章が1パターンとなり、すぐに限界がきてしまいました。
そもそもあまり勉強してこなかったのでこういう問題が出た時はどのように対処していけばいいかアイデアが浮かびませんでした。
本当に本当に悩みました。
同期に相談するも回答は・・・同じ悩みということでチ~ン。
良い方法が見つからなかったので職場の先輩方に相談してみると同じ悩みを経験していると言われてて、みんな同じなんだと思い、若干ホッとしました。
しかし、安心しては解決になりません。
先輩方がされていたところでいうと、まあ、文章のまとめる方法の本などをとにかく読み漁ったほうがいいという答えになりまして、たくさん読みました。
いくつかの本を読んで共通していることがわかりました。
というか、この方法なら自分でも言いたいことを伝えられると発見しましたので、その方法をご紹介しますね。
僕と同じ悩みを抱えている方々に役に立つように説明します。
知っている内容があった場合は飛ばして読み進めてください。
文章のフォーマットを決めることで文章能力は向上する
それは文章のフォーマット(型)を決めてから書くということです。
そのフォーマットは、結論、理由、例文や詳細、エピソードなど、まとめ、という4つの段落に分けて書くというフォーマットにしました。
今までの自分は論理的に文章を書こうとしていたと思います。
文章能力がないのに、論理的に書こうなんてこと自体が無理な話なんですけどね。
例えば、同じ内容でも結論を先に伝える文章と後から伝える文章では受け取り方が変わります。
例文①結論を先に伝える文章
①結論 ②理由 ③詳細・エピソード ④まとめ
①オリーブオイルは健康に良い。
②健康に良い理由は、オリーブオイルに含まれるオレイン酸に抗酸化作用があり、老化を防いでくれるからです。また、オレイン酸は腸の動きを良くします。腸の動きが良くなると免疫力も向上します。
③以前から自分は冬場になると疲れが溜まり、よく風邪をひいて体調を崩すことが多くありました。
④これからはオリーブオイルを一日の食事の中で積極的に摂取し、免疫力を高めて風邪を予防して健康に過ごしていきたいです。
例文②結論を後に伝える文章
③詳細・エピソード ②理由 ③まとめ ①結論
③以前から自分は冬場になると疲れが溜まり、よく風邪をひいて体調を崩すことが多くありました。
②免疫力をあげないといけないと思っています。オリーブオイルに含まれるオレイン酸に抗酸化作用があり、老化を防いでくれるからです。また、オレイン酸は腸の動きを良くします。腸の動きが良くなると免疫力も向上します。
④これからはオリーブオイルを一日の食事の中で積極的に摂取し、免疫力を高めて風邪を予防して健康に過ごしていきたいです。
①オリーブオイルは健康に良い。
例文①と②を読んでみていかがでしょうか?
②の方がまどろっこしい文章になっていて、理解しづらいです。
同じことを伝えたいのにこれでは伝わりません。
自分の経験談からですが、文章を整理してかけるようになると会話もスムーズになると思います。
文章を書く技術と会話する技術は表裏一体なのではないかと思います。
つまり、文章能力があがることで自然と会話力も向上するのです。
また、聞き手や読み手になった場合において理解力も向上すると思いますね。
なので、文章を書くときは結論から書くことをオススメします。
文章が苦手な方の特徴
・書きながらまとめる
・整理整頓ができない
・優先順位がつけられない
・主語がない
・接続語が少ない
・一文の中にたくさん言いたいことが入っている
・一文が長い
などなど
書き方について悩んでいる方の特徴には上記のようなものがります。
特に整理整頓・書く内容の準備が苦手だと思います。
なので、書きたい内容を整理して順番や重要度を考えて準備してから書くだけで文章は書きやすくなります。
そのようなことを踏まえてから書き出すと書くという作業が早く終わります。
それに加えて制限時間を決めてから行うこともいいですね。
制限時間を設けることで集中力が増します。
なので、まずは書く前に整理整頓・準備することをオススメします。
介護記録・リハビリ計画書について
自分は作業療法士なので仕事柄、評価してから考察を書くことが多いです。
評価用紙というのは、できない部分を軸出して、できるようにするというモノです。
なので、書く内容ができない部分に着目してを記載することがよくありました。
しかし、本来リハビリは、できる部分・できそうな部分を評価して伸ばしていかないといけないのですが、できない部分ばかり書いていました。
できない部分ばかり、みてる作業療法士は嫌ですよね。
できない部分ばかり書いていると計画書作りや日々の記録が非常にきつい作業になってましたね。
記録や計画書作りがとても嫌でした。
そのような体験からできないをどのようにしたらできるようになるかを具体的に書くようにしました。
漠然とプログラムを書くのではなく、必要性や理由を書くことで日々の記録や計画書作りを楽しいモノに変化するように心がけました。
結果、ケアプラン、介護計画書、リハビリ計画書に一貫性があり整合性がとれた文面がかけるようになったと思います。
なので、常日頃から文章力を向上させるためには、書くことが楽しくなるような工夫が大切ですね。
自分は対象者の良いポイントに着目して書くようにしました。
終礼でも、良かったことを述べるようにしています。
いろんなことがつながって良い文章になるのだと思います。
文章術があがる書籍紹介
|うまく|はやく|書ける文章術 山口拓朗
詳何を書けばいいのかわからない人のためのうまくはやく書ける文章術
この書籍の良い点は、文章を書くフォーマットを場面に分けて紹介しているところです。
そのフォーマットにあてはめて例文を細分化し説明しているので非常にわかりやすいです。
自分はFacebookに投稿する際の文章が固くなりがちだったのですがSNSの書き方について説明がわかりやすく書きやすい方法が掲載されています。例文をもとに書くと文章の表現力の幅が広がり、柔らかい表現もできるようになり、とても参考になりました。
10倍速く書ける超スピード文章術 上阪徹
10倍速く書ける 超スピード文章術
この書籍の良い点は、文章を書く前の準備や整理整頓についてわかりやすく説明しているところです。
速く書き上げるコツとして、うまい文章ではなく、わかりやすい文章を書くということに共感しました。
自分は文章構成に必要なもの不必要なものを分ける基準が身についたと思います。
それと書くコツをいくつも紹介しているので自分にあった整理術がみつかると思います。
新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング 唐木元
新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング (できるビジネス)
この書籍は自分がブログをはじめて半年が過ぎた頃に読みました。
ブログは面白くないと読まれません。
ブログは面白く読まれる文章でないといけないと思うのですが、自分の文章は面白くないと悩んでいた時に偶然、見つけました。
この書籍では読まれる文章とは何か?についてわかりやすく書かれていると思います。
ナタリー社の社員教育に基づいて書かれていますので、文章が書けない方の特徴や書けるようになるまでの方法が書かれていてとても勉強になると感じました。
まとめ
伝わりやすい文章・わかりやすい文章について紹介してきました。
文章力をあげる方法はわかっていても日々、文章を書いていないと文章力は向上しないと自分は思います。
何事も一人前になるまでには1万時間かかるそうです。
とてつもなく長い時間ですね。
しかし、文章を書く時間が楽しいものであれば、苦にはなりません。
まずは、自分がとりくめる方法・コツを見つけて、文章を書くことを楽しみましょう。
個人的には①結論 ②理由 ③詳細・エピソード ④まとめの4つの段落で書くことをオススメします。
フォーマットが決まっていれば簡単ですよ。
今回、紹介した内容が仕事での文章作成や記録や計画書作成、レポート、指導内容などのお役に立てれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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