どもども〜!アイデアわくわくリハビリの山口です!今日は、デイサービスで簡単に作れてタンパク質がとれるレシピと料理訓練にまつわるお話を紹介したいと思います。
デイサービスで料理訓練をすることがあると思いますが、どうせなら、美味しくて栄養素が豊富な料理を作りたいですよね。
今回、紹介したい食材は、ずばり、
はんぺん です!
なんで?はんぺん?かというと
それは、はんぺんは魚のすり身から作れるためにタンパク質が豊富に含まれているからです。
なぜ、タンパク質豊富な食材がいいのかというと、筋肉のもととなるからです。意外にもタンパク質って摂取できていないんですよね。おまけにリハビリ・訓練の効果を出すには運動だけではダメなんですよね。栄養が必要なんですよね。
なので、今日はぱんぺんを使った料理と料理訓練にまつわるお話をしたいと思います。
目次
なぜ、栄養を考えた料理訓練が必要なのか?
それは、運動療法だけではリハビリの効果が出るのが遅くなるからです。
栄養面も考えて運動療法を実施した方は、ADLの改善率が早いという研究結果が出ているからです。
他にも料理といえば、毎日食べるわけですから体重の変化にも関係してきますよね。
こんな研究もあるそうです。それは、肥満の方は適正体重の方に比べてADLの改善が少ないと傾向が研究結果がでているそうです。体重コントロールも大事な大事なリハビリなんですね。
それに減量することでADLの目標を高くすることができるようになるそうですよ。
体重のことを考えるだけでもリハビリになりますね。
まずは、適正体重にするということから始めてもいいのかもしれないですね。
他に大切な理由があります。ただ単に料理することを目的にすると、途中で作るレシピが限られてしまいます。
もちろん、作りたいものを作ることは大切ですが、栄養面も考えたレシピを作るということは、内容が良いことであれば、人に話したくなります。ご本人もご家族も料理やリハビリへの関心が高まります。継続的なリハビリになるのです。料理訓練には好奇心が大切なのではないかと思っています。
だから、栄養面も考えた料理訓練が必要と私は考えるのです。
はんぺんとえびを使ったエビマヨ
まずは、食材の紹介です
はんぺん、えび、片栗粉、マヨネーズ、ケチャップ、レモン汁、練乳もしくは牛乳
あれば、レタスやキャベツもあるといいです
料理工程
①はんぺんを混ぜ合わせる
②エビをむき、きざみます
③①と②を混ぜつつ、片栗粉を少量入れます
④だんごを作ります
⑤油をフライパンに入れます 中火できつね色になったら揚げていきます
お持ち帰り用のタッパーに入れて完成です
専用のソースはマヨ3 ケチャップ1 練乳少々、レモン汁少々の割合で作りました
調理の時間はだいたい30分位でできますよ。
費用は二人分で700円程度でできます
工程は参加される皆さんで分担してもいいですし、お一人お一人で作るもいいのではないでしょうか!
まとめ
栄養面を考えた料理訓練をすることで行動変容となり、ADLの改善率があがります。また、日常生活動作への意欲や好奇心が出てきやすくなります。
料理訓練のみとして行うのではなく、行動変容やモチベーションの向上、好奇心の育成なども考慮し調理することが大事ですね。
料理ができた時はものすごく達成感がありますよね。病気や怪我をするとできないことが増えます。だから、料理や作業活動で達成感を味わうことはとても大切です。自信の回復にもつながります。
長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます。
コメントを残す