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今回は、デイサービスや病院で料理訓練する時にハヤシライスがオススメな理由3選とレシピをご紹介します。
僕が勤務しているエフステージ白木は調理訓練がいつでもできます。
そして、スタッフさんで料理が得意な主婦が多く、いつもアドバイスをもらっています。 きっと、自宅での晩御飯にも役立つレシピですよ。
新米作業療法士さん、リハビリの学生さん、介護職員さんには、ぜひ、読んでほしいです。
では、どうぞ!
ハヤシライスについて
ハヤシライスは、豚肉、きのこ、玉ねぎ、トマトの水煮缶を使った簡単で美味しい煮込み料理です。

ハヤシライスがデイサービスや病院での料理訓練にオススメな理由を下記の1〜3の順番でご紹介したいと思います。
- 片手で作りやすい
- 調理工程が分担しやすい
- 味付けで失敗しにくい
また、レシピも合わせてご紹介したいと思います。
料理が苦手な作業療法士さんや介護職員さんに役立つように書いているつもりです。
では、下記からどうぞ!
片手で作りやすい
力を入れて切る食材を使わないので脳卒中の方の料理訓練に最適です。
切る作業工程がそんなにたくさん無いと思います。
玉ねぎの細切りも釘付きまな板で細切りできます。
釘付きまな板が無い場合は、スライサーを使って細切りすることができます。
なんなら、細切りじゃなくても玉ねぎは炒めて煮込むことで柔らかくなるので乱切りでも良いと思います。
片手でサランラップを切ることは難しいので、簡単に切る方法を動画でご紹介していますのでこちらも合わせてご視聴されることをおすすめします。
関連記事:生活リハ:片手でサランラップを切る方法とカインズのらラップケースが切りやすい
調理工程が分担しやすい
ハヤシライスは調理工程が分担しやすいです。
切る係で豚肉、玉ねぎ、きのこを切る、炒める係、盛り付ける係など作業工程を分担しやすいです。
また、調理能力に応じて分担しやすいです。
例えば、グループ料理で、認知症の人、脳卒中の人、手に力が入らない人と一緒に調理する場合に分担がしやすいです。
認知症はあるけど、細切りなどには自身がある方は、玉ねぎの細切りを担当してもらうとよいです。
脳卒中で片手で調理のため、周囲の方より若干、時間がかかる方は、お肉を切る担当をすると良いでしょう。
手に力が入りにくい方は、加工に力があまりいらないキノコの調理を担当すると良いでしょう。
どの調理作業も同じ時間で仕上がるように配慮することが大切です。
自分だけが調理に時間がかかっているとなったら焦ったり、不安になったりすることがありますので、調理能力に応じた作業分担を工夫しましょう。
ハヤシライスは上記の内容のように調理分担の調整がしやすい献立だと思います。
味付けで失敗しにくい
ハヤシライスは、水の分量とハヤシライスのルーの分量を間違わなければ、味付けの失敗はしにくいです。
誰もが美味しいハヤシライスの調理ができます。
職員さんが一人で数人の高齢者の方と味付けする時に、台所、調理机を行ったり来たりしている間に水と水煮缶とルーを入れられるとどの分量いれたのかわからない時がありますので注意してください。
味付けの時は、高齢者の方(認知症の方)と一緒に行うようにしましょう。
食材を切って、炒めて、水とルー、トマト水煮缶を入れると調理工程を1つ1つ区切るようにしましょう。
調理手順
材料紹介 ※20皿分の材料

①お肉を5センチ幅くらいに切ります。

②玉ねぎは細切りします。

③キノコも切ります。

④油をしき玉ねぎを炒めてから、お肉を入れてる。後でキノコを入れて炒めます。

⑤水700mlを入れてトマト水煮缶を入れて煮込んで完成です。

後はタッパーに入れて持ち帰る準備をします。
タッパーに入れる際は、自宅までに持ち帰る時間、食べるまでに数時間要しますので、サランラップをタッパーにひいおきます。
理由としては、タッパーの変色や洗い残し防止のためにサランラップしきます。

角部分はサランラップとタッパーに隙間ができないようにしきつめましょう。

まとめ
【デイサービスで料理訓練】ハヤシライスがオススメな理由3選はいかがだったでしょうか?
ハヤシライスは誰もが簡単に作ることができるので、失敗がしにくくデイサービスでの料理訓練に最適なレシピです。
よかったらお試しください。
今回の記事があなたのお役に立てら嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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