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今回は、桃太郎の童話に出てくるキャラクターを使ったカードゲーム・レクリエーションをご紹介します。
高齢者の皆さんが行われると認知症予防・脳の活性化に役立ちます。
小さいお子さんとする時は、家族の楽しい時間を演出し、子供の考える力が身につけられるゲームです。
では、どうぞ!
目次
桃太郎カードゲームについて
桃太郎カードゲームとは、どんなレクなのか?
桃太郎カードゲームは、カードを使った脳トレレクリエーションです。
桃太郎に登場するキャラクター描かれたカードを使います。
3枚の手札を配布、そのうち1枚を交換し置いてあるカードを1枚引き、めくります。
先に決まり手が揃った方の勝ちです。
動画でルールや実際のプレイ方法をご紹介していますのでご参照ください。
※決まり手は下記にご紹介します。
詳しくは下記にご紹介します。
桃太郎カードゲームの項目
今から以下の5つについて解説します。
- 準備物
- プレイ人数
- 所要時間
- 場所
- 効果
では詳しく解説します。
準備物
専用カード 63枚
桃太郎、さる、いぬ、きじ、赤鬼、青鬼、緑鬼 7種類を各9枚枚用意します
プレイ人数
2〜6人くらいが基本プレイ人数です。
7以上の人数になると順番が回ってくることが遅くなり、集中力・モチベーションが低下してしまう恐れがあるのでオススメできません。
所要時間
約5分
一回のプレイにかかる時間は約5分です。
集中力が持続しやすく、モチベーションも低下しにくいです。
短時間で勝敗の結果がわかるので繰り返し取り組みやすく疲労感を感じにくいです。
場所
- フロアのテーブル
- リハビリ室
- 病棟談話室
桃太郎カードゲームの効果(主に高齢者の方への効果を記載)
身体機能面の効果
- 指の器用さ(巧緻性)
- 上肢機能
- 座位姿勢(バランス・体幹筋)
精神機能面の効果
- 脳内の神経伝達向上
- 理解力
- 判断力
- 集中力
- 記憶力
- 気分の改善(ストレス軽減)
ルール
ではルールの説明を以下の3つにわけて致します。
- 基本ルールについて
- アレンジルールについて
- 注意事項について
基本ルール
①カードをシャッフルして、参加者に3枚配布します。
3枚のカードは手元に絵柄が見えるようにおきます。
残りのカードはふせて机の上にバラバラにおきます。
※最初に配布した時に決まり手が出た場合は、やり直して再度配布します。
②じゃんけんして、勝った方から時計回りに進めます。
手持ちのいらないカードをふせて、机に置き、カードを1枚とります。
③勝敗は、先に決まり手のカードが揃ったら勝ちとなります。
対戦例
2人の場合
カードを置き、カードをひきます。
決まり手のカードが揃えば勝ちです。
この場合、いぬ、さる、きじの決まり手で左側の方の勝ちとなります。
決まり手の種類
- 同じカードが3枚(桃太郎、さる、いぬ、きじ、赤鬼、青鬼、緑鬼 7種類のうち3枚揃えばOK)
- さる、いぬ、きじが1枚ずつ揃えばOK
- 色違いの鬼が1枚ずつ揃えばOK
アレンジルール
決まり手・枚数を変更
全種類1枚ずつ揃ったら勝ち ※手持ちのカードを7枚にする。桃太郎、さる、いぬ、きじ、赤鬼、青鬼、緑鬼 7種類を1枚ずつ揃えたら勝ちになります。
決まり手を桃太郎が3枚
桃太郎が3枚揃った方が勝ちとする限定ルールにする。※揃いやすいように桃太郎のカード数を多く用意する。
注意事項
- 机の上に置くカードは参加者の皆さんから取りやすいように中央に置きましょう。
- カードが取りにくい場合は、バスタオルを机におき、バスタオルの上にカードを置きましょう。
作り方
今から桃太郎カード作り方についてご紹介します。
- 準備するもの
- ダンボールを切る
- ダンボールを貼り付ける
- 完成
準備する道具と材料
- のり
- はさみ
- 画用紙
- 桃太郎カードの用紙
加工の工程
手順
①桃太郎らの画像を作成する。(手書きでもOK)
②パワーポイントやエクエセルなどで作成します。
③印刷をカラーにして、A3サイズで印刷します。
④印刷用紙を画用紙にのり付けします。
のり付けの図
吹付けのりの図
※のり付けは、普通ののりでOKです。個人的には、吹付けのりが作業の時短になるのでオススメです。
⑤のり付けした画用紙をカードに合わせて切って完成です。
※カードを切る時は定規とカッターでできます。もしくはペーパーカッターがあれば便利です。
もちろんハサミでもOKです。
このようにカードは完成です。
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画像引用元:ACイラスト
まとめ
誰でも簡単に楽しめて脳の活性化ができる!桃太郎カードゲームはいかがだったでしょうか?
桃太郎カードゲームは、高齢者の皆さんに馴染みのある桃太郎の動揺をカードにした脳トレゲームです。
高齢者の皆さんで桃太郎の物語を思い出すことで、回想効果もあります。
また、長期記憶をたどり、当時の思い出を引き出すきっかけ作りになり脳が活性化ができます。
例えば、高齢者の皆さんは、このように
- 『子供や孫に読んで聞かせたのよ』
- 『桃太郎ってどこから来たんだっけ?』
- 『桃太郎の結末はどんなだっけ?』
など記憶を思い出すきっかけになり、効果的な想起訓練になります。
昔の話や桃太郎にまつわるエピソード、楽しかった思い出などを語り合うことでさらに会話に花が咲くこともあります。
ぜひ、高齢者の皆さんも脳トレ要素を含んだ桃太郎カードゲームをプレイしてみましょう。
お子さんと一緒にプレイすれば、楽しい家族の時間となります。
お子さんにおいては、次のカードは何を選べば良いのか?とか、あのカードはここにあったなぁ!とか、脳をフル活用することになり、脳育にも役立ちます。
ぜひ、やってみてください。
以前の記事で干支カードを使ったレクリエーションをご紹介しています。
こちらも合わせて読んでいただくと提供するレクリエーションのバリエーションが増えます。
さらにレクのマンネリ化を防ぐことができます。
関連記事:認知症の方とコミュニケーションがはずむ干支並べゲーム
関連記事:【高齢者向け脳トレ・レクリエーション】トランプを使ったゲーム・レクリエーション10選
レクリエーション動画もご紹介していますので、こちらも合わせてご覧ください。
今回の記事があなたの介護現場でお役に立てたら嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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