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当ブログは福祉や介護や医療の職場(デイサービス、デイケア、小規模多機能など)で働かれている方々、ご高齢者の皆様のお役に立てるような情報を発信しています。
今回は、紙と鉛筆を使って図形を合わせていくレクリエーションをご紹介します。 準備も簡単なので、高齢者の方々と楽しく出来ます。 時間がない時のレクリエーションとして、オススメです。
目次
形マッチングゲームについて
図形マッチングゲームとはどんなレクリエーションなのか?
形マッチングゲームとは、丸めた紙を広げて図形を合わせていくゲームです。
詳しくは下記の項目に沿って解説します。
- 準備物
- プレイ人数
- 所要時間
- 場所
- 効果
では詳しく解説します。
準備物
- 6つの図形を書いた用紙を8枚用意する。※6つの図形を書いた用紙をコピーすると早く準備できます。
- ハサミ
- マジックペン
プレイ人数
2〜4人くらいが基本プレイ人数です。
5以上の人数になると順番が回ってくることが遅くなり、集中力・モチベーションが低下してしまう恐れがあるのでオススメできません。
所要時間
3分前後
一回のプレイにかかる時間は約3分です。 集中力が持続しやすく、モチベーションも低下しにくいです。 短時間で勝敗の結果がわかるので繰り返し取り組みやすく疲労感を感じにくいです。
場所
フロアのテーブル
心身機能の効果
身体機能面の効果
- 巧緻性の向上
- 座位バランスの向上
- 目と手の協調性
精神機能面の効果
- 集中力
- 理解力
- 記憶力
- 判断力
- 認識力
ルール
ではルールの説明を以下の3つにわけて致します。
- 基本ルールについて
- アレンジルールについて
- 注意事項について
基本ルール
①図形を書き込んだ紙を丸めて机に置きます。
②6つの図形の中から自分が揃える図形を1つ決めます。
③スタートの合図で一斉に紙を広げていきます。※揃える図形は手元に広げておきます。それ以外は丸めて机に戻すようにします。
④勝敗は、相手よりも先に自分の図形を揃えたら勝ちです。
アレンジルール
- じゃんけんして、勝ったら紙を広げることができ、先に3つ自分の図形を揃えられたら勝ち。
- 6つの図形を揃えたら勝ち。
注意事項
- デモンストレーションをして、ルールの理解ができるようにしましょう。
- 図形の書かれた用紙は綺麗に広げないと折り目がつくことで形が変形して見えますので、綺麗に広げて図形の認識を間違わないようにしましょう。
- 図形の認識を向上させるコツとして、色違いのマジックペンを使うと認識が向上します。色で合わせるようにすると間違いがでにくいです。
まとめ
【高齢者脳トレ・レクリエーション】図形マッチングゲームはいかがだったでしょうか?
図形マッチングゲームは、紙と鉛筆もしくはマジックペンがあれば、簡単にできレクリエーションです。
また、自分が決めた図形を覚えて、探し出すことで記憶力が鍛えられます。
認知症の方の記憶訓練にも効果的なレクリエーションですのでオススメです。
もちろん、認知症予防にも効果的ですので、地域の公民館体操でやっていただけます。
オリジナルのアイデアわくわくリハビリのロゴを入れた図形を作りましたので、自由にお使いください。
イラストをコピーしてパワーポイントに添付して、8枚印刷して上記のルールに従ってプレイしてみてください。
そして、以前の記事で準備が簡単なしりとりレクリエーションをご紹介しています。
こちらも合わせて読んでいただくと提供するレクリエーションのバリエーションが増えます。
さらにレクのマンネリ化を防ぐことができます。
関連記事:認知症予防に効果抜群!キーワードしりとりレクリエーション
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今回の記事があなたの介護現場でお役に立てたら嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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