高齢者レクリエーション 思考力が鍛えられ脳のシナプス伝達が向上する私は〇〇ですゲーム

いつも当ブログを読んでいただきありがとうございます。

福祉や介護や医療の職場で働かれている方々、ご高齢者の皆様のお役に立てるような情報を発信していけるよう日々努力しております。

今回は、認知症予防に効果的で、かつ、思考力が鍛えられ脳のシナプス伝達が向上するレクリエーションをご紹介します。

私は〇〇ですゲームの概要

   

私は〇〇ですゲームは、自分が何者であるのか当て合うレクリエーションです。

回答者と出題者(ヒントを出す人)に分かれます。

1ヒントに対して、1回答で進めていきます。

回答が正解であれば、その方の勝ちです。

自分の何者なのか早く当てたほうが勝ちというレクリエーションです。

詳しくは下記にご紹介します。

準備物

・新聞紙

・輪ゴム

・セロテープ

・ペン   

〇〇ハットの作り方

①〇〇の回答となる用紙を作成します。

※2回戦、3回戦分(4〜6枚)を書いておくことをオススメします。

②新聞紙を折り込み、細長くします。

③端っこを折り込み、ゴムをつけセロテープでとめます。

輪ゴムを2つつなぎます。

折り込んだ端っこにゴムをつけます。

セロテープでとめます。

このような輪っかが出来上がります。

④新聞紙の輪っかができたら、テープで〇〇用紙を貼り付けてレクの司会者から頭にかぶせてもらいます。

〇〇ハット本体はこのような感じになります。

効果

・思考力

・発想力

・記憶力

・想像力

プレイ人数

・1:1

・1:3

・3:3   

プレイ時間

5分〜15分 1回あたり5分くらい

場所

フロアのテーブル

ルール

   ①じゃんけんして勝った方はヒントをだしてもらい、回答します。

②回答者が不正解の場合、回答者と出題者(ヒントを出す人)が交代します。

③勝敗は、相手よりも先に自分が何か当てたら勝ちとなります。

④次はお題を張り替えて2回線に挑みましょう。

※お題をかぶせてもらう時は自分で行なうと答えが分かってしまうのでレクリーダーにしてもらいましょう。

アレンジルール

出題の種類を『食べ物』『地域・地名』『果物・野菜』などでやると面白いですよ。

注意事項

・ルールができず、いきなり回答を言ってしまう方には不向きとなります。

・上記のルールを守れるようスタッフの方がサポートして行いましょう。   

オススメのレクリエーション書籍

介護現場で役に立つレク書籍をご紹介します。

こちらの認知症予防運動プログラムコグニサイズ入門は有酸素運動とダブルタスクが楽しめるレクリエーションをご紹介している書籍です。

認知症予防に非常に効果的なメニューがたくさん掲載されています。

地域の体操教室から介護現場まで幅広く活用できると思います。

DVD付きですので繰り返しコグニサイズや体操の練習ができます。

認知症予防運動プログラム コグニサイズ®入門: ハイブリッドDVDつき

次はごぼう先生の大吉体操DVD付きです。

こちらの書籍では、ごぼう先生が日常生活に役立つ体操メニューを紹介されています。

座って楽しくできる体操メニューが満載です。

また、DVDがついているので観ながら体操の実践ができます。

ごぼう先生の爽やかな声・笑顔が良いですね。

観てるだけで楽しくなり心も体も動いちゃいますよ。

それに何と言ってもごぼう先生のオリジナリティーに溢れた体操集です。

ごぼう先生の 大吉体操 DVD付き 介護予防に役立つ (レクリエブックス)

次は車椅子・片マヒの人もいっしょにできる高齢者のレクリエーションです。

こちらでは、脳梗塞を患った方、筋力の弱い方が参加しやすいように工夫されたレクのご紹介しています。

レク終了後の表彰状やトロフィーの作成にも役立つと思いますよ。

車いす、片マヒの人もいっしょにできる 高齢者のレクリエーション

次は、介護レクリエーションです。

この書籍では、その人の個人因子や感情に寄り添いながらレクや活動の提供を紹介されています。

その人の生きがいにつながるヒントがみつかる書籍だと思います。

感情に働きかける これからの介護レクリエーション: 心の専門家がアドバイス 生きる意欲を刺激する介護レク アイデア集

次はお年寄りの作って楽しむレクリエーション大百科です。

こちらの書籍では、介護現場での工作活動に非常に役立つ内容が掲載されています。

その方の『作ってみたい』という意欲の向上につながる書籍だと思います。 

年間の四季を活かした工作活動をご紹介していますので年間でスケジュールが立てやすく取り組みやすいと感じました。 

お年寄りの作って楽しむレクリエーション大百科 (介護ライブラリー)

まとめ

高齢者レクリエーション!思考力が鍛えられ脳のシナプス伝達が向上する私は〇〇ですゲームは、いかがだったでしょうか?

私は〇〇ですゲームは、自分が何なのか、何者なのか、思考を巡らせる脳トレ的レクリエーションです。

いろんなヒントを出し合い、なるだけ当てさせないよう工夫が必要です。

とても知的で知識を使うレクリエーションです。

考えて考えてヒントを出すので、いろんな記憶をたどりながら回答する。

なので、思い出しながら回答するので記憶力向上にも効果的で想起訓練になります。

昔の体験談なども合わせてヒントを出すこともありますので、回想法的な効果が期待できます。

とても認知症予防に効果的ですし、軽度記憶障害がある方にも効果的なレクリエーションです。

以前、記憶力が上がるレクをご紹介しています。

こちらも合わせて読んでいただくとレクのバリエーションが増えて、レクのマンネリ化が防ぐことができますよ。

関連記事:認知症の方の記憶力があがり言葉が出やすくなるコトバ時限爆弾レクリエーション

今回の記事が介護現場で働くあなたのためにお役に立てたら嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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ABOUTこの記事をかいた人

現在、デイサービスで作業療法士として働く傍らセミナー講師として県内外で活動中。アイデア1つで生活は豊かになるがモットーです。月刊デイやリハージュや活動と参加のリハビリ・訓練アイデア集に自身の生活改善のアイデア・リハビリ・レクリエーションについて寄稿。このサイトが、あなたの新しいアイデアにつながることを願っています。