いつも読んでいただき誠にありがとうございます。
日常生活を楽しく過ごせるよう日々工夫をしているアイデアわくわくリハビリの山口です!
今回は、認知症予防に効果的なトランプを使ったレクリエーションをご紹介したいと思います。
10・10ゲームについて
10・10ゲームは各マークの1〜5のトランプカードを使い、足し算をしていくレクリエーションです。
この10・10ゲーム(じゅーじゅーゲーム)は、認知症予防に効果的なレクリエーションです。
その理由は、カードをめくって足し算する計算力、めくったカードを覚えておく記憶力、めくって戻したカードの場所を思い出す想起力が楽しく繰り返して鍛えることができるから効果的なんです。
トランプカードをめくる・足し算する・覚えるを繰り返して行なうことで脳は活性化し、脳の血流量は向上します。
結果、脳のシナプス伝達が強化されて記憶力が向上するのですね。
そして、ゲームに集中することで、不安から開放されてストレスの軽減にもなります。
このレクリエーションはブレインマネージャーの創始者である川畑智先生に教えてもらいました。
川畑先生の講座では、認知症予防に効果的なリハビリ・訓練・ケア・関わり方を学ぶことができます。
詳しくはルールや動画からご参照ください。
準備物
トランプカードの数字で1から5を用意する 合計20枚
効果
・記憶力
・計算力
・判断力
・理解力
・巧緻性
・姿勢保持
・笑い(ストレス軽減)
・血流量の向上
プレイ人数
2人から4人
プレイ時間
5分〜15分 1回あたり5分くらい
場所
フロアのテーブル
ルール
カードが無くなったらゲームは終了です。
勝敗は取れたカードの枚数が多い方の勝ちとなります。
注意事項
・計算が一人で難しい方はスタッフが介助する
・勝敗にこだわらない
・脳の血流を良くするゲームですと伝えてから行う
・カードとテーブルの隙間が無くカードが取りにくい場合はバスタオルを引いて、その上で行う
動画
動画編集は介護エンターテイメントの石田さんがやってくれました。
石田さんは介護現場を元気にしようと全国を飛び回っている方です。
まとめ
1から5の数字を使ってできる脳トレレクリエーションゲームなんです。
数字の合計は60になります。
このゲームの良いところは、運さえ良ければ勝てるところです。
記憶障害があっても勝てるチャンスがあるのです。
レクリエーションの醍醐味で良いところは平等性や逆転性や運だと思います。
誰もが楽しく参加できる内容でないといけないと思うのです。
そして、何よりもですね。
カードを繰り返しめくることで計算学習や記憶訓練ができるのです。
しかも、複数ですることで面白さや楽しさは倍増します。
そして、そして、置いているカードが全部無くなるのです。
※計算が間違っていたら申し訳ありません。
皆さんも上のトランプの配置から数えてやってみてください。
必ず、10になるようになっています。
介護現場で役立つレクリエーションです。
いや、効果を出すレクリエーションです。
ぜひ、オススメのレクリエーションです。
長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます。
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