【接遇マナー研修・新人教育】適切な敬語が身につく二択クイズ10問

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今回は、接遇マナー研修、新人教育で役立てられる適切な敬語が身につく二択クイズ10問をご紹介します。

では、どうぞ!

問題 

問1 手土産を渡す時は言う時の敬語はどちらが正しいでしょうか?

A:つまらないものですが

B:お口に合えば良いのですが

問2 目上の相手の体調を気遣う時の敬語はどちらが正しいでしょうか?

A:お加減はいかがですか?

B:具合はどうですか?

問3 お客様が来た時の敬語はどちらが正しいでしょうか?

A:お客様がお見えになられました。

B:お客様がお見えになりました。

問4 相手が見たいという時の敬語はどちらが正しいでしょうか?

A:ご覧になられますか?

B:ご覧になりますか?

問5 受付で聞いてほしいときの敬語はどちらが正しいでしょうか?

A:受付でお聞きください。

B:受付で伺ってください。

問6 その後どうするか確認する時の敬語はどちらが正しいでしょうか?

A:そちらはいかがなさいますか?

B:こちらでどういたしますか?

問7 商品を見たいか確認したい時の敬語はどちらが正しいでしょうか?

A:こちらで拝見されますか?

B:こちらで確認なさいますか?

問8  社外の人から聞かれた場合の敬語はどちらが正しいでしょうか?

A:課長が拝見いたしました。

B:課長がご覧になりました。

問9 目上の人に対しての敬語はどちらが正しいでしょうか?

A:ご苦労様でした。

B:お疲れ様でした。

問10 手作業活動の絵を見て感銘を受けた時の敬語はどちらが正しいでしょうか?

A:感動させていただきました。

B:感動いたしました。

回答

問1:B

解説:『つまらないもの』とは、へりくだった表現になり不適切になります。 

問2:A

解説:『具合』を丁寧に言う時は『お加減』という言葉があります。 

問3:B

解説:『お見えになられる』では、『れる』もついているので三重敬語になります

問4:B

解説:『見る』の尊敬語は『ご覧になる』です。『れる』をつけると二重敬語になります。

問5:A

解説:『うかがう』は、謙譲語なので相手の行動には使わない『お聞きいただけますか?』など言います。

問6:A

解説:『なさる』は尊敬語です。『いたす』は『する』の謙譲語ですので『いかがなさいますか?』と聞くのが正しいです。

問7:B

解説:『拝見する』は謙譲語ですので相手の行動には使わないのです。

問8:A

解説:『ご覧になる』は尊敬語で自社の価値を高めることになるため、『拝見する』と言う謙譲語を使います。

問9:B

解説:『ご苦労様』は目上の人が下位の人をねぎらう時に使われる言葉です。

退社する時の挨拶としては、『お先に失礼します』と言います。

問10:B

解説:『させていただく』は、相手から何かをさせてもらう時に使うので餌に対してさせていただくという敬語は使いません。 

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まとめ

【研修・新人教育】適切な敬語が身につく二択クイズ10問はいかがだったでしょうか?

日本語では立場によって言葉を使い分けます。

尊敬語・謙譲語・丁寧語などの敬語を使うことで相手に対して尊敬の気持ちや丁寧な気持ちを表すことができます。

適切な敬語は普段の生活で使い分けておくことで身につけることができます。

職員として、管理職・リーダーとして、社会人として、適切な言葉遣いを身につけておくことでより良い関係性を構築できます。

ここからは僕が経験したことについてちょっとお話します。

僕は、社会人になってから、適切な言葉や敬語を使えず、先輩や上司を怒らせたり、嫌な気持ちにさせてしまった経験があります。

上司に『これでよかとですか?』と言ったら、『これでよろしいですか?やろが!!!!!💢』と怒られたりしました。(きっと僕が上から目線でドヤ顔して言ったように見えたんでしょうね。)

アルバイト先で『水、いります?』と言ったら、店長から『お水、いかがですか?でしょ!!!!』とお客の前で怒られ、恥ずかしかったこともありました。(きっと、適切な接客になっていなかったのですね。)

僕は心の中で『そんなつもりで言ってはないのですが・・・・』と心の中でつぶやいて、上司や店長には届きません。

今思えば、人前で怒るってどうなん?って思いますが、怒っていただいたことで敬語や言葉遣いには、とくに注意するようになりましたし、怒られる側の気持ちも少しは分かるようになったと思います。

そして、僕と一緒の思いで悩んでおられる方にアドバイスです。

普段から上手く言えませんがとか言葉の意味を真逆に使ってしまうことがありますなど自分が上手く伝えられないことを周囲に伝えておきましょう。

そうすることで、周囲の方から、あなたのことを『今、敬語の勉強中なのね』とか『努力しているんだね』と理解してもらえます。(もしくは理解してもらいやすくなります。※ただ個人差あり

僕は普段の生活・業務において、敬語を使うことで少しずつ適切な敬語を使えるようになってきたと思います。

今悩んでいることは、あなたが管理職や親になった時に必ず、役に立ちますから安心してください。

悩んでいること = 勉強していること

と思ってください。

悩み = 悪い・辛い・きつい ではありませんよね。

僕の経験が何かしらのお役に立てたら幸いです。

そして、今回の問題が何かしらの接遇マナー研修、新人研修などにお役立てていただけたら嬉しいです。

今回の記事のおさらいをしておきましょう!

【尊敬語】

尊敬音は人の動作、持ち物、状態を高めることによって、相手のことを敬意をもって表現するために使う敬語です。

例 ご覧になる

【謙譲語】

自分や自分の身の回りにまつわるものの動作や持ち物について自分側を低めることで、相手に敬意を表します。

例 拝見する   

尊敬語と謙譲語の意味を理解して使い分けましょう。

当ブログで研修にお役立てられる記事をご紹介しています。

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今回の記事があなたのお役立てたら嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

次回も医療・福祉の現場で役立つ情報をご紹介したいと思います。

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ABOUTこの記事をかいた人

現在、デイサービスで作業療法士として働く傍らセミナー講師として県内外で活動中。アイデア1つで生活は豊かになるがモットーです。月刊デイやリハージュや活動と参加のリハビリ・訓練アイデア集に自身の生活改善のアイデア・リハビリ・レクリエーションについて寄稿。このサイトが、あなたの新しいアイデアにつながることを願っています。