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日常生活を楽しく過ごせるよう日々工夫をしているアイデアわくわくリハビリの山口です!
今回は、認知症の方と心を通わすコミュニケーション方法についてご紹介したいと思います。
心を通わすコミュニケーション方法
心を通わすコミュニケーション方法と聞かれて何を思い浮かべますか?
優しい声かけですか?安心感のある姿勢ですか?
僕が考える認知症の方との心を通わすコミュニケーションとは、
目を合わせることです。
触れることです。
共感することです。
この3つをしっかりできると認知症の方とも心を通わすコミュニケーションができます。
むしろ誰とでも心を通わすことができるでしょう。
ちょっと考えてほしいのです。
あなたは、認知症の方と目を合わせてどれくらいお話をしていますか?
ゆっくりと安心感を与えられるような眼差しを向けられていますか?
認知症の方のお話に耳を傾け、表情を見ていますか?
マンシェットや血圧計やノートばかり見ていませんか?
それとも聞かれて忙しいからゆっくりお話できない!と返答しますか?
どれくらい目を合わせて話をすればいいのかなんて個人差がありますから正解は目の前の方にしかわかりません。
目の前の方の表情を観察して、どの程度、目を見て接したらいいのか考えてみませんか?
あなたならきっと、わかるはずです。
業務も大切ですが、ちょっとだけでも心に目を向けてみませんか?
きっと、あなたの支援を認知症の方々は待っています。
では、その方法についてお話していきます。
目を合わせる
まずは、目の高さですが、同じかやや低い位置で合わせると良いです。
上から目を合わせると見下しているように感じる方もいます。
これでは、安心感に結びつきません。
認知症の方も心を開いてくれません。
この時に腕を組んだり、肘をついたりしてはいけません。
手は自分の太ももの上に置くか、相手の手を握れたら握ってください。
手の温もりから、目と一緒の感情が伝わります。
手が汗ばんでいる時は拭いてから手を握ってくださいね。
私達は小さい頃にお母さんからたくさんの愛情を注いでもらっています。
その時から、自然と目を見つめられて愛情を注がれています。
その時のことは長期記憶として残っています。
愛情たっぷりの眼差しで見つめられることで安心になっていたはずです。
言葉もわからない時にお母さんから、『大丈夫、大丈夫、泣かないで』と言われることで安心したと思います。
お母さんも赤ちゃんの笑っている目を見て、安心していたと思います。
また、お母さんは目から赤ちゃんの体調の様子を感じとっていましたよね。
ですから、目を合わせることは心を通わすことに非常に有効な方法です。
それにあなたが思っている以上に認知症の方々は私達の行動や表情をよく観察しておられます。
認知症の方々は私達をみて
『あんた、いそがしそうやの〜』
『あんた、疲れとるやろ?』
と心配してくださったり、気にかけてくださったりします。
その言葉が出なくても心配してくださっている方も多くいらっしゃいます。
その気持に応えられるよう目を見て心を通わせるコミュニケーションを一緒にしていきましょう。
目を合わせる時の表情は自然で口角をやや上げて歯は見せないようにしましょう。
それと目を合わせる時は、眉間にシワをよっていないか、過度に笑いすぎていないか、確認してみましょう。
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まとめ
認知症の方と心を通わすコミュニケーション方法はいかがだったでしょうか?
目を合わせることで安心になり、心を通わすきっかけとなります。
今よりも少しでも認知症の方々と目を合わせて会話をして安心できるようなケアやコミュニケーションを一緒にやっていきましょう。
あなたと目を合わせることで心を通わすことになり、その方の意欲向上や引き出すきっかけになったら良いですね。
ちょっと長くなりましたので触れると共感するについては次回、お話しますね。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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