リハビリの料理訓練でぜひ試したい便利な100円ショップの道具5選

どもどうも〜料理の練習が大好きなアイデアわくわくリハビリの山口です〜

今日は通所リハビリテーションやデイサービスや自宅で、試したくなる便利な100円ショップの調理道具を5つほど紹介したいと思います。

なんで調理訓練に便利道具が必要なのか?使うことでのメリット、調理訓練を成功させるコツなどについてお話していきたいと思います。それと使ってみた動画を紹介します。

料理訓練の時に便利道具が必要なのか?

そもそもなんで料理訓練に便利道具が必要なんでしょうか?
答えは〜

ずばり、料理は工程がたくさんあり、動作が複雑で大変だからです。

工程は、準備からかたずけまで考えると

ざっとこんな感じです。

調理道具を揃える、持って移動する、食材も持ってくる、袋、箱から取り出す・開ける、食材を切る、みじん切り、細切り、角切り、茹でる、煮込む、さらに盛り付ける、片付けるなどなど細かく言えばキリがないですよね。

こんなことを考えて調理していたらモチベーションは上がりませんね。

だからこそ、この工程が一つではぶけるように便利道具が存在しているのですね。

便利道具のメリットとは?

便利道具を使うメリットは〜

それは〜

モチベーションを上げる

好奇心をあげる

歩行練習や筋力トレーニングやADL訓練をするにしても大事にしていること。

それは、やってみよう

と思う気持ちです。

心が動かなければ体は動きにくいのです。

嫌々、することになると楽しくないですし、継続性は低くなるのです。

皆さんも一緒の体験をしたことありませんか?

例えば、部活や勉強で嫌々した時ほど、身につかないという体験。

それと一緒なんです。

だから、脳トレも料理も思い出して、また、やってみるまでいかないと効果がありません。

反復に勝る練習はありませんね。

質は量から生まれます。

質から量は生まれません。

だから、どんどん調理・練習することをオススメします。

闇雲にやらないほうがいいという方もいますが、失敗も含めていろんなことを体験したほうが良いです。※個人的見解ですよ

そうして獲得した動作は、課題にぶつかっても何かしら改善していく力が身につきます。対応力ですね。適応能力が養われますよ。

動作の練習をしているのですが、思考の練習もしていると言えるのですね。

だから、どんどん体験してその時の気持ちをアウトプットしていく。

それが大事。発見がたくさんあり、喜びもたくさん見つかります。

そうして、調理ができた時の達成感は山登りで頂上にたどり着いた時と一緒の効果が得られます。

そうするとまた、やってみたいとう気持ちが芽生えます。

便利道具5選

ではでは、便利道具をご紹介していきたいと思います。

まずは、立てるハサミ

この商品はハサミを差し込む部分にマグネットが付いていて、冷蔵庫にもつけれます。

それと、平たい場所であれば立てて置くことができます。

レタスの葉っぱを巻いているテープや人参、じゃがいもが入っている袋を開けるのにハサミを使いたいと思うことがあります。

ちょっとだから、包丁でさして開けることも一つですが、上手く開けれず、落としてしまったりすることがあります。

そんな問題となる手間を解消してくれますので、ハサミを使うことをオススメします。

冷蔵庫に貼り付けていると片付ける場所が決まっているので、探す手間もはぶけますね。

次に、片手で簡単すりき軽量スプーン です

これは、レシピに沿った調味料を適量入れることにとても便利です。

普通の小さじや大さじを使うと、時に山盛りになってしまい、適量いれることができない時があります。

そんな時に、この軽量スプーンを使うとすりきりの板がスライドしてきっちり適量計測して調味料を入れることができます。

それに食材にまぶしたい時、

例えば、塩をまぶしたい時、板をスライドさせてひっくり返すと少量ずつ落ちて食材にまぶすことができます。とても、便利です。

はい!次の商品はこちら!ミニ軽量カップです。

計量カップにメモリがついており簡単に計測できます。

ちょっとした液体系の醤油やソース、酢、みりんを計測する時にとても便利ですよ。

はい!次はこちら!小麦粉ふりふりボトルです。

小麦粉だけでなく片栗粉にもいいですよ。

献立に合わせて使い分けてみてくださいね。

動画をご覧ください。

最後に、かんたん軽量粉末ボトルです。

味噌汁を作る時に、

蓋をあけて

粉末を取り出して

すくって入れる

などの工程がはぶけます。

工程は蓋をあけてひっくり返すだけで、小さじ一杯分が計測できて入れれます。

実際に使ってみた動画がありますのでご覧ください。役に立ったら幸いです。

調理訓練を成功させるコツ

調理訓練を成功させるには、以下のコツがあります。

それは次の項目になります。

成功をイメージする

盛り付けや弁当箱に入れるまでの完成をイメージします。

人は、イメージできるとその完成のために行動や思考できるようになります。

個人差はありますが、成功率・達成率を高めることになります。

工程を明確にする

調理工程を5つまでに絞りましょう。

調理工程が多するぎると、モチベーションが下がります。

例えば、大まかにわけるとこうです。

①食材を切る

②フライパンに入れる

③焼く・煮込む

④味付けをする

⑤盛り付ける

にわけておくと調理工程が明確になり取り組みやすいです。

役割を分担する

さらにグループで調理訓練を行う時は役割を分担しておくと、時短にもなりますし、疲労感の軽減にもなります。

一緒に作ったという思い出・体験が共有でき、作り終わった後に話し合いができます。

まとめ

調理活動は工程が多いと大変になりますが、便利な調理道具を使うと工程をはぶくことができます。

また、工程が少なくなることは調理時間の短縮になります。

なおかつ、手を汚さない・衛生的にできる・片付けの手間が減ります。

何よりもまた、調理したいというモチベーションのアップにもなります。

ですので、便利道具を使いながら楽しく調理することで調理動作の改善にもなります。

他にも道具はたくさんありますが、今日はここまでのご紹介にいたします。

この記事が皆様の調理訓練の役に立てたら幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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ABOUTこの記事をかいた人

現在、デイサービスで作業療法士として働く傍らセミナー講師として県内外で活動中。アイデア1つで生活は豊かになるがモットーです。月刊デイやリハージュや活動と参加のリハビリ・訓練アイデア集に自身の生活改善のアイデア・リハビリ・レクリエーションについて寄稿。このサイトが、あなたの新しいアイデアにつながることを願っています。