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福祉や介護や医療の職場で働かれている方々、ご高齢者の皆様のお役に立てるような情報を発信していけるよう日々努力しております。
今回は、初心者でも簡単にできるオススメの野菜作りのコツについて書いてみました。
お金をかけずに失敗せずに楽しくできる野菜作りをご紹介しています。
野菜作り
いきなりですが、野菜作りや園芸活動って自分の成長や人生をかぶらせることがあって、自分のことを俯瞰して考えることができるんですよね。
なので生活リハビリにはもってこいの活動なんですよ。
他人から言われるより自分で考えて、”よし、やろう”ってならないとリハビリの効果はあがりません。
自分でも『リハビリや練習はしないといけない』ってわかっているけど、真剣味がでない。
そんなことがあるでしょう。
セラピストから『やらんばですもんね!自分のためですよ』なんて言われる。
わかっているけど、モチベーションが上がらない。
その理由としては、リハビリをやった先に何かしら楽しみをイメージできていないからでしょう。
野菜作りは、自分の気持を投影できる活動なので、モチベーションがあがらなくても野菜作りや園芸をやっているうちに手足を動かして脳の血流が促進されて扁桃体や海馬機能が向上、そして、モチベーションがあがってきたりすることがあるのでオススメです。
それに僕みたいな初心者でも簡単に野菜作りはできます。
その野菜作りの内容について、職場で実践していることをお話しますね。
野菜作り苦手な方や初めてだけどやってみようと思っている方はぜひ、読んでほしい内容です。
野菜作りに必要な知識・道具
野菜作りに必要な知識と道具についてなんですが、
今回は、ずばり、いらない!です。
強いて言うのであれば、利用者の方が知っているので、勢いとノリでやってみましょう。
ということを提案したいと思います。※あくまでも今回のみですよ。経験者の方の想いを大切にしていますから。
無知のほうが、経験者の方が教えてくれますので活躍の場にもなりますから、知らない方がいいのです。
よく先輩のOTから『作業療法士はね、半人前が一人前だよ、人をやる気にさせることが大事、あなたができなくてもいいのさ、何事も完璧やってできたら教えてってならないし、意欲もあがらないよ』って教えられました。
それに知識と技術は後ほどついてくるモノですから、と思っているので、まず行動!
道具は個人的にオススメしたいと思うモノをご紹介しますね。
では、お金をかけずに楽しく野菜作りをご紹介していきたいと思います。
まずは、道具をご紹介します。
プランター
発泡スチロールの箱です。
はあ?って思われた方もいると思いますが、これ非常に便利です。
それに費用は”0”円なんです。
入手先は八百屋さんです。
野菜の仕入れの時に傷んだらいけない食材は、発泡スチロールの箱に入れて持ってこられます。
そこで八百屋さんに相談して、もらうのです。
それでこの箱に穴を開けます。
軽石の落ちない程度に。大きさは1センチから1.5センチくらいの穴です。
こうやって穴を開けていきます。
こんな感じで軽石を敷き詰めます。
水はけが良くなるようにします。
これだとメッシュを別に買わなくても簡単にできます。
そして、その上に腐葉土、土を入れていきます。
完成です。
コンテナ
みかんを入れたりするコンテナです。
これは床面に直置きすると、前傾姿勢で野菜作り作業しますので腰を痛めることにつながりやすいのです。
なので、あまり前傾姿勢にならずに野菜作り作業ができるように高さをあげています。
腰痛を増強させず、野菜作り作業活動が長く行えます。
また、疲労感を残さず活動ができますので高さをあげることは良いと思っています。
車椅子の方にも高さがあいますのでオススメです。
シャワー椅子
野菜作りは前傾姿勢になることが多いので疲れることが多くあります。
このようにお風呂で使うシャワー椅子を使うことで疲れずに野菜作り活動ができます。
また、プラスチックで軽いのでちょっとした杖代わりにしておられる方もいます。
軽いので、持って歩いて座っての繰り返しができ安全に作業活動ができます。
安全に作業活動をするには座る場所・座ることを想定していないといけませんね。
シャワー椅子は高さが35センチ前後でちょうど良い高さになりますのでオススメです。
軍手やスコップやたらいなど身近な道具を活用
手が汚れるのがイヤという方は軍手をしたり、スコップを使ったりすると便利です。
発泡スチロールの箱は時間が経過してくれば、劣化します。
触ったり持ち上げたりするとこのように手が白くなります。
軍手をしたほうがいいですね。
それと、万能バサミがあると何にでも活用できるのでオススメです。
ピーマンの収穫などにもよく使っていました。
収穫した野菜は泥を落としたいので水で洗って持っていくようにしたほうが良いです。
そのまま台所で洗うと土がシンクの流しに詰まってしまいますからね。
このように洗って持っていくようにしましょう。
これが収穫した野菜です。
と言っても間引きしたモノなので小さいですね。
人参の葉っぱは天ぷらにしたら美味しいですよ。個人的に大好きです。
まとめ
初心者でも簡単にできるオススメの野菜作りのコツはいかがだったでしょうか?
身近なモノを使うことでプランターや土は買わずにできる活動です。
また、土や苗や肥料をもらうことで一緒に育てる時に愛着がわきます。
『今日は何曜日?何日?』ってわからなくても、野菜作りをすることで
『この前、月曜日に植えた苗はどうかな?』とか、『そろそろブロッコリーを作ることじゃない?』という具合に細かい曜日は言えなくても見当識能力は向上します。
別に何曜日とか何日と詳しく言えなくても、楽しく野菜作りをして生活意欲が上がったり、リハビリのモチベーションがあがったら良いと思います。
それに野菜作りをすることで徐々に見当識や記憶力は改善してきます。
ご家族の方からは『最近、うちのじいちゃんはイキイキするようになった』など嬉しい感想も聞けますよ。
支援者も対象者の笑顔をイメージして活動提供をすることが大切ですね。
人は作業活動で元気になれる!
この記事があなたにとって役立つ野菜作りのコツになったら嬉しいです。
いろんな野菜作りがあると思いますので、情報交換ができたら、良いなと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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