コミュニケーションで意欲を引き出す方法

ども〜どうも〜アイデアわくわくリハビリの山口です。

今回はコミュニケーションで人の意欲を引き出す方法をご紹介したいと思います。

意欲がでない原因は?

意欲が出る・出ないの原因は・・・・

それは・・・脳にあるのです

ちなみにやる気の仕組みがわかりやすく書いてありましたのでご紹介しますね。引用元五感プロデュース研究所はこちら

人はもともと、ネガティブ傾向に思考すると言われています。

なのでネガティブが当たり前なのです。

ネガティブなまま生活を送っていても何も楽しくありません。

どうせ送るなら楽しい日常生活を送りたいと思いますよ。

意欲を引く出す方法にコミュニケーションがあります。

コミュニケーションと言っても色んな方法があります。

現場ですぐに使える言語、非言語コミュニケーションをご紹介したいと思います。

日常生活には意欲が必要

人の生活には意欲が不可欠なのです。

ただ、日常生活の全部に意欲的になってほしいとは言っていないのです。

どれか一つでも意欲的に取り組める作業活動があるだけで、日常生活はとても楽しいモノになります。

脳梗塞の研究の一つで、脳梗塞を発症すると、

6割の方が気分障害を呈すると言われています。

ですので、脳梗塞を起こして、入院する方へのリハビリは、気分障害も考慮に入れながらプログラムを組み込まなければいけないのです。

なので、手足が麻痺しているので、ストレッチや歩行訓練ばかりしていては効果があがりません。

最初にその方の生活歴や大切にしていること、意欲的にされていた活動などを聞きます。

そして、一緒に話したり、考えたり・やってみたりすることでリハビリ訓練の意味合いや必要性を感じてもらえるようになります。

そうなんです。まずは、自分の考えをアウトプットすることが大事と言われていますね。

もし、、、、自分が病気したら、、、、

自分のこと・家族背景を知ってもらいながら、リハビリ・プログラムを考えてもらえる方と一緒に訓練や練習をしたいですよね。

コミュニケーションで意欲を引き出す方法

今回は、コミュニケーションで意欲を引き出す方法に大まかに2つ提案させていただきます。

一つは言語です。

もう一つは非言語です。

言語

会話を中心に意欲を引き出す方法を説明します。

結論から言いますと、会話ができたことで引き出していることになります。

理由として、人の脳は喋っている言葉を聞くほうが信じやすいという特性があります。

アウトプット(しゃべる・会話)しなくて、自分の中で考えている時よりも、言葉に出すほうが信じ込めるのです。

例えば、

『きつい、きつい』『大変、大変』と言えばそのように感じやすくなります。

また、似たような場面に出くわすと同じ感情をいだきやすくなります。

なので、ネガティブな言葉はしゃべらない!と決めたほうがいいですね。

よく、3Dは使わないほうがいいと言われてますよね。

3Dとは、でも、だって、だから、です

否定的なニュアンスが強いのです。

否定されれば、人は嫌な気持ちになりますよね。

なので、会話は習慣ですから、普段から3Dをやめることで会話力があがり、意欲を引き出しやすくなります。

そして、脳は騙されやすいという特性がありますよって聞いたことないですか?

良くも悪くも騙されやすいのです。

それなら、良い方向へ騙されたいですよね。

ということで、ポジティブな言葉や話して気持ちのいい言葉を使いましょう。

具体的に言いますと、それは感謝です。

ありがとう です!

まず、感謝を伝えてから会話すると話しやすくなります。

それと人はイメージできると行動ができやすいと言われています。

ですので、こんな風に会話してみます。

『ちょっとイメージしてみください。例えば、昔みたいに趣味の畑仕事ができたら楽しいと思いませんか?また、できたらいいなと思いませんか?』

と聞いてみます。

そうすると、自然と楽しかったことをイメージできます。

それにやってみたいとイメージができます。

イメージができると意欲が出てくることにつながっていきます。

そこで、段階を低くしてできる活動の提供を行います。

例えば、

畑には行けないけど、プランターならやってみようとか

ペットボトル菜園ならやってみようなど

そして、できる範囲の活動を提供してみましょう。

思考をしやすいように限定していくことで意欲を引き出すことになります。

活動をすることで脳への血流も良くなるので意欲の向上になるということなのです。

非言語

非言語的に意欲を引き出す方法は、体を使います。

それは、腕を回す運動をオススメします。

理由は、腕を回すことで肩甲骨がよく動くことになります。

肩甲骨には沢山の筋肉がついているので、その筋肉が動き、血流を良くするのです。

結果、脳への血流もアップするので視床下部や海馬、扁桃体への血流もアップし意欲を引き出すことになります。

それと、肩甲骨の間には褐色細胞というのがあります。

これは、人のやる気や新陳代謝に関係している細胞です。

この細胞が活発に働き始めると意欲が湧いてくるというのです。

ですから、腕を回す運動は良いです。

具体的には、前回し、後ろ回しを10回ずつ行います。

3セットくらいがオススメです。

なんでかというと、人は3回すると大事と思うようになっているそうですよ。

散歩も有効です。

有酸素運動は脳への血流をアップしますからね。

時間は30分が目安ですが、10分を3セットでもいいのです。

まとめ

人の意欲について書いてきました。おさらいしてみましょう。

意欲が出ない原因は脳にあるということ

人の思考はもともとネガティブであるということ

意欲を出すために考えるということ

イメージすることで意欲向上になるということ

腕回し運動・体操、散歩が意欲の向上になるということ

人の意欲を上げるには、脳への血流をアップさせて脳機能を向上させることが大事なのですね。

そして、普段からこのような取り組みをすることが大事なのです。

良質の脳を作ることで意欲は引き出しやすくなります。

良い思考ができるように、前向きに考えらるようになることで意欲は引き出されやすくなります。

それが、誰かの喜びになるようなものであれば、さらに意欲は出やすくなります。

意欲を引き出し素敵な日常生活を支援していきましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

 

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

現在、デイサービスで作業療法士として働く傍らセミナー講師として県内外で活動中。アイデア1つで生活は豊かになるがモットーです。月刊デイやリハージュや活動と参加のリハビリ・訓練アイデア集に自身の生活改善のアイデア・リハビリ・レクリエーションについて寄稿。このサイトが、あなたの新しいアイデアにつながることを願っています。