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当ブログは福祉や介護や医療の職場(デイサービス、デイケア、小規模多機能など)で働かれている方々、ご高齢者の皆様のお役に立てるような情報を発信していけるよう日々努力しております。
今回は、準備が簡単で誰でも楽しくできるタオルじゃんけんというレクリエーションをご紹介します。
目次
タオルじゃんけんについて
タオルじゃんけんとはどんなレクリエーションなのか?
タオルじゃんけんとは、ジャンケンして、
- 勝ったらタオルを引っ張る
- 負けたらタオルを押さえる
というタオル引っ張りじゃんけんです。
勝敗は完全にタオルが引っ張れたら勝ちです。
実際の動画がありますのでこちらをご覧ください。
ルールがとてもシンプルなので大変、盛り上がります。レクリエーション進行が苦手でも参加者同士で楽しんでプレイしていただけるレクリエーションですよ。
タオルを完全に引っ張れたら勝ちです。この場合は、右側の方の勝ちになります。
詳しくは下記にご紹介します。
タオルじゃんけんレクリエーションの概要
今からタオルじゃんけんレクリエーションを以下の5つに分けて解説します。
- 準備物
- プレイ人数
- 所要時間
- 場所
- 効果
では詳しく解説します。
準備物
- 机
- 椅子
- フェイスタオル
プレイ人数
1:1が望ましいです
所要時間
1〜3分
場所
場所は選びません
リハビリ室でもデイサービスのフロアでも、どこでも実施可能です。
タオルじゃんけんの効果
身体機能面の効果
- 指の器用さ向上
- 上肢の運動
- 座位保持に必要な体幹筋力の向上
- 座位保持することで心肺機能の向上
精神機能面の効果
- 理解力
- 判断力
- 反射神経
- 思考力
- 笑うことでのストレス軽減
- 笑うこと、肩甲骨周囲の運動による脳への血流向上
ルール
ではルールの説明を以下の3つにわけて致します。
- 基本ルールについて
- アレンジルールについて
基本ルール
①向かい合って座ります。(立ってもOKです)
一緒に『じゃんけん ぽん』と声を出しながらじゃんけんを行います。
②勝敗に応じてタオルを引きます。
勝ったらタオルを引きます。負けたらタオルを押さえます。
完全にタオルを引けるまで続けます。
完全にタオルを引けたら勝ちです。
続けて2回戦、3回戦とプレイしてみましょう。
アレンジルール
集団でプレイ
基本は1対1ですが、集団でプレイも可能です。
例えば、4人でタオルじゃんけんしたとします。
机の真ん中にタオルをおきます。
じゃんけんの勝敗で、勝った方がタオルを引っ張る・負けた方の3人で押さえる。
タオルを押さえる反応が遅くても誰かが手伝ってくれるので盛り上がります。
チーム戦でプレイが可能です。
3対3でタオルじゃんけんをする場合は、
勝ち抜き戦にするとチームでプレイすることができます。
先方、中堅、大将と順番を分けます。
チーム戦にすると連帯感が出て面白いですよ。
仲間づくりに役立ちますのでオススメです。
タオルじゃんけんを楽しむための注意事項
- 血圧が高い方は無理せず、体調に合わせて行いましょう。
- ルールが理解ができない時は介助を受けて参加してみましょう。例えば、本人さんはじゃんけん担当、職員さんがタオルを引く・押さえる とかしていましょう。
- 勝敗にこだわりすぎないようにしましょう。
- タオルを押さえているのに無理やりタオルを引っ張らないようにしましょう。
タオルじゃんけんの良い点
じゃんけんは誰しもが慣れ親しんだ遊びです。それに誰もが負けるとはイメージしにくく平等で運で勝てる遊びです。
タオルじゃんけんは、ルールがとてもシンプルで誰でも理解しやすくく、取り組みやすいレクリエーションです。
ルール変更で『負けたらタオルを取る』にすると、考える難易度が高まり脳トレ効果が得られます。
何より準備がとても簡単です。タオル一枚あればチーム戦で行えて、大変盛り上がります。
まとめ
タオルじゃんけんはいかがだったでしょうか?
子どもから高齢者の方々まで楽しんでいただける内容となっています。
また、アレンジルールで楽しみ方が倍増しますし、仲間づくりに役立つと思います。
デイサービスに初めて来られて緊張している高齢者の方、認知症の方もじゃんけんがわかってタオルを引っ張る・押さえる動作ができれば、プレイできます。
タオルじゃんけんは勝敗を瞬時に判断し、タオルを引っ張る・押さえるという動作を行いますので反射神経を鍛えられて、脳トレになります。
脳トレ効果により脳神経細胞は増えます。
上記の動画でご紹介しているように皆さんで笑って楽しんでもらえることで緊張もほぐれます。また、仲間づくりになる最高(最幸)のレクリエーションです。
タオルじゃんけんで盛り上がった後にクールダウンもできるレクリエーションをご紹介します。
以前の記事で、ぐらぐら割り箸取りゲームをご紹介しています。
こちらも合わせて読んでいただくと提供するレクリエーションのバリエーションが増えます。
さらにレクのマンネリ化を防ぐことができます。
関連記事:ぐらぐら割り箸取りゲーム
関連記事:【デイサービスで大人気のレクリエーション】認知症、高齢者の生活機能向上になるレクリエーション50選
関連記事:高齢者向け脳トレサイト10選
じゃんけんの他にも楽しくて面白くて心身機能の向上・生活機能向上になるレクリエーションをご紹介しています。あわせてご紹介しておきます。お時間がありましたらご覧になってください。
今回の記事があなたの介護現場でお役に立てたら嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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その他のレク紹介・歌体操もとても丁寧に紹介されています。
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