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当ブログは福祉や介護や医療の職場(デイサービス、デイケア、小規模多機能など)で働かれている方々、ご高齢者の皆様のお役に立てるような情報を発信していけるよう日々努力しております。
今回は、高齢者の方のモチベーションがあがるじゃんけんレクリエーションをご紹介します。
目次
褒め褒めじゃんけん
褒め褒めじゃんけんとはどんなレクなのか?
褒め褒めじゃんけんとは、じゃんけんで勝ったら相手を褒めるじゃんけんです。
じゃんけんで負けても嬉しくなるじゃんけんレクリエーションです。
詳しくは下記にご紹介します。
褒め褒めじゃんけんについて
褒め褒めじゃんけんについて、以下の5つについて解説します。
- 準備物
- プレイ人数
- 所要時間
- 場所
- 効果
では詳しく解説します。
準備物
ありません。
プレイ人数
1:1が基本プレイ人数です。
3以上の人数になると褒める回数が増えるので、思考が回らなくなる恐れがあります。
結果、疲れやすくなることもあります。
所要時間
3分〜5分
一回のプレイにかかる時間は約3〜5分です。
集中力が持続しやすく、モチベーションも低下しにくいです。
短時間で勝敗の結果がわかるので繰り返し取り組みやすく疲労感を感じにくいです。
場所
- フロアのテーブル
- リハビリ室
- 病棟談話室
など特別な場所は選びません。
褒め褒めじゃんけんの効果
身体機能面の効果
- 上肢の運動
- 姿勢保持
精神機能面の効果
- 理解力
- 判断力
- 思考力
- 記憶力
ルール
ではルールの説明を以下の3つにわけて致します。
- 基本ルールについて
- アレンジルールについて
- 注意事項について
基本ルール
①向かい合って座ります。(向かい合います。立ってもプレイ可能です)
②じゃんけんして、勝ったら相手を褒めます。
上手く褒めれなかったら、再度じゃんけんをします。
③勝敗は相手より先に5回褒めれたら勝ちとなります。
負けて褒められたら『ありがとう』と言いましょう。
アレンジルール
3人の場合 勝ちが1人、負けが2人の場合は2人を褒めます。(2つ褒める。内容は同じでもOK)
勝ちが2人、負けが1人の場合は1人を2人から褒めます。(内容は同じでもOK) ※褒めれない時はカウントせずに続けます。
注意事項について
参加者皆さんで褒める言葉、ポジティブな言葉が出やすいように事前に例題を言いましょう。
例えば
- 優しい
- キレイ
- たくましい
- 目が良い
- 笑顔がいい
- 若々しい
- 元気
- おしゃれ
などなど中身・外見などを褒める練習をしましょう。
難聴の方は褒める言葉が聞こえづらいので、職員さんがお手伝いして伝えましょう。
まとめ
高齢者の意欲が向上し生活に張りがでる褒め褒めじゃんけんレクリエーションはいかがだったでしょうか?
徐々に歳をとり高齢になると少なからず意欲の低下がみられてきます。
それに加えて、感情の起伏も少なくなります。
そのよう状況で人を褒めるということは普段の生活では、ほとんどすることはないでしょう。
生活が不活発となると心身機能・意欲はどんどん低下していきます。
そこで『褒める』ことをレクリエーションに取り入れることで脳内ホルモンのドーパミンが出やすくなります。
ドーパミンが出るとやる気・意欲が上がってきます。 ドーパミンが出た活動は『また、やりたい』と脳が認識します。
この繰り返しをすることで高齢者の皆さんは元気になれます。
それに褒められて嫌な人はいませんからね。
それに『褒める』ことは脳に非常に良い効果を与えます。
褒めるために良いことを考えます。
相手の良いところを探す習慣が身につくレクリエーションにもなるのです。
そして、褒めても脳に同様の効果が得られます。
なので、勝っても負けても脳が活性化するレクリエーションなのです。
認知症予防に効果的なレクリエーションです。
高齢者の方や認知症の方が笑顔になるように褒め褒めじゃんけんをやってみましょう。
以前の記事でじゃんけんレクリエーションをご紹介しています。
こちらも合わせて読んでいただくと提供するレクリエーションのバリエーションが増えます。
さらにレクのマンネリ化を防ぐことができます。
今回の記事があなたの介護現場でお役に立てたら嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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