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アイデアわくわくリハビリのライターでもある作業療法士の山口です。
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今回は、腸腰筋を鍛えられて便秘が改善しちゃう足上げぴったんこゲームというレクリエーションをご紹介します。
では、どうぞ!
目次
便秘サヨナラ足上げぴったんこゲームについて
便秘サヨナラ足上げぴったんこゲームとは、どんなレクリエーションなのか?
参加者は、椅子に座り、じゃんけんで勝った方から『せーの!5』と数字を言います。
参加者は、掛け声に合わせて太ももをあげます。
太ももをあげた数が正解するとポイントになります。

詳しくは下記の項目に沿ってご紹介します。
- 準備物
- プレイ人数
- 所要時間
- 場所
- 効果
準備物
椅子 1人1個
プレイ人数
2〜4人くらいが基本プレイ人数です。
5以上の人数になると順番が回ってくることが遅くなり、集中力・モチベーションが低下してしまう恐れがあるのでオススメできません。
所要時間
3分〜5分
一回のプレイにかかる時間は約3〜5分です。
集中力が持続しやすく、モチベーションも低下しにくいです。 短時間で勝敗の結果がわかるので繰り返し取り組みやすく疲労感を感じにくいです。
場所
フロアのテーブル
の効果
身体機能面の効果
- 腸腰筋
- 腹筋
- 座位バランス
精神機能面の効果
- 推理力
- 判断力
- 理解力
- 記憶力
- 計算力
ルール
ではルールの説明を以下の3つにわけて致します。
- 基本ルールについて
- アレンジルールについて
- 注意事項について
基本ルール
制限時間3分
①じゃんけんで順番を決めます。勝った方から時計回りに進めます。
②数字を言う方は、参加者の太ももが上がる数を予測して、 『せーの!6』 など言います。足を上げる方々は、必ず、左右どちらかの太ももをあげます。太ももをあげないのはダメです。※もう一度行います。
③勝敗は、制限時間内に多く正解しポイントが多い方の勝ちとなります。
例、せーの!5 → 正解なら5ポイント
せーの!7 → 正解なら7ポイント
となります。正解した数がポイントになります。制限時間内に多く当たったら足し算してください。
※少ない数字を言ってしまい、間違ったらもう一度言います。
アレンジルール
足し算・チーム対抗戦
4人前後で1チームにします。制限時間内にチーム内で正解した数字を足し算していき、数字が一番多かったチームの勝ちになります。
注意事項
- 片麻痺の方は、痛みの出ない範囲で麻痺側の足をすくってあげましょう。すくってあげた場合の数は2としましょう。
- 制限時間が3分と長い場合は、1分、2分と短くしましょう。
- 高齢者の方は、5分にすると集中力が続かない場合がありますので注意しましょう。
- 血圧が高い方は、無理せず血圧が落ち着いてから行いましょう。
- 太ももを上げる時は必ず、深呼吸をしながら行いましょう。
まとめ
【高齢者・筋トレ・レクリエーション】便秘サヨナラ足上げぴったんこゲームはいかがだったでしょうか?
高齢になると服薬の影響や、消化器系の機能低下によって便秘傾向になりやすいと言われていますが、
足上げぴったんこゲームは、太ももを上げる動作により、腸腰筋を刺激し、腸の動きを促進することができます。
腸の動きが良くなると便秘が改善されます。
便秘で悩まれている高齢者や認知症の方にもってこいのレクリエーションです。
それに加えて、体幹筋力も鍛えられるのでバランスが良くなります。
バランスが良くなると転倒予防にも効果があります。
制限時間を調整しながら楽しくプレイしてみてください。
以前の記事で生活機能向上になるレクリエーション・筋トレ効果があるレクリエーションをご紹介しています。
こちらも合わせて読んでいただくと提供するレクリエーションのバリエーションが増えます。 さらにレクのマンネリ化を防ぐことができます。

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今回の記事があなたの介護現場でお役に立てたら嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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