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福祉や介護や医療の職場で働かれている方々、ご高齢者の皆様のお役に立てるような情報を発信していけるよう日々努力しております。
今回は、コトバをたくさん言うことで記憶力があがるレクリエーションをご紹介します。
目次
コトバ時限爆弾について
コトバ時限爆弾とはどのようなレクリエーションなのか?
まずは、時限爆弾レクリエーションがどんなものかお伝えしたいと思います。
言葉のカテゴリーを決めて制限時間内にそのカテゴリーの言葉を思い出し言いあっていくレクリエーションです。
例えば、カテゴリーを野菜にした場合
一番目の方から、トマト → きゅうり → 白菜 → ナス → 大根 順番に言っていきます。
制限時間内に言葉が出なかった方の負けとなるというルールです。
上記の図のように制限時間内に言葉を言って、時限爆弾を隣の方に回していくレクリエーションです。
ルールは下記にご紹介しますね。
高齢になると記憶力の低下によって言葉がうまくでないことがあります。
よく言おうとしたら『あれ、それ、えっと、なんだっけ、あれだよ!あれだよ』なんて言ってしまうことがあります。
コトバ時限爆弾レクリエーションは言葉を思い出して言うことで記憶力の向上になり、言葉も思い出せるようになります。買い物や約束事の忘れ防止に役立ちます。
準備物
キッチンタイマー
※文字が大きいキッチンタイマーが望ましいです。
それと高齢者の皆さんが聞こえるように音量が大きいキッチンタイマーがオススメです。
効果
- 記憶力の向上
- 語想起能力の向上
- 脳の血流アップ
- 全身運動
- 疼痛軽減
- 気分転換
- モチベーションの向上
- 起立動作の向上
- 便秘解消
プレイ人数
2から6人
プレイ時間
1〜3分/回
場所
フロア
ルール
陣形:円形が望ましいです。
まず最初にお題となるコトバのカテゴリーを決めます
例、野菜の名前、魚の名前、動物、食べ物、花、自分のこと
そして、時限爆弾として、キッチンタイマーを使います。
運動効果を上げるために足踏みしながらコトバを言っていきます。
①ジャンケンして勝った方からコトバを言っていきます。
順番は勝った方から時計まわりに進めます。
②時間内にコトバが出てこなかったら、その方の負けになります。
負けた方がお題を決める権利があります。
お題を決めたら負けた方からスタートします。
※繰り返すことで脳トレ効果が期待できます。
アレンジルール
- 運動要素を取り入れながら言葉を言い合うようにする
手拍子、腕振り、バンザイ、グー・チョキ・パー、足開き、ステップ運動など入れると二重課題・有酸素運動にもなり、短時間でも効果的な脳トレができます。
- 言葉を2つ言うようにする
言う言葉の数を2つに増やすことで難易度をあげることができます。
注意事項
・ルールが理解が難しい方は無理してしないようにしましょう。
・職員の方がヒントを出しながら行いましょう。
・言えない時は『パス』って言いましょう。
まとめ
高齢者の記憶力が上がり、日常生活の物忘れ防止に役立つレクリエーションはいかがだったでしょうか?
足踏みを行うことで有酸素運動にもなり、脳への血流がアップ!
その結果、記憶力が上がり、言葉が思い出しやすくなります。
また、言葉を言うことで記憶力の向上にもなりますね。
参加者の皆さんからは素敵な言葉が飛び出してきますので本当に面白いです。
カテゴリーを変更することで飽きがきません。
ぜひ、介護施設をご利用されている皆様と楽しんで語想起訓練、記憶力訓練、レクリエーションとして活用してもらえたら、嬉しいです。
当ブログで言葉を使ったレクリエーションを他にもご紹介していますのでリンクを貼っておきますのでよかったら読んでください。
関連記事:認知症の方も楽しく言葉を思い出せるレクリエーション
今回の記事があなたにとって役立つ内容でありますように。
最後まで読んでいただき誠にありがとうございます。
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