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当ブログは福祉や介護や医療の職場(デイサービス、デイケア、小規模多機能など)で働かれている方々、ご高齢者の皆様のお役に立てるような情報を発信しています。
今回は、高齢者の皆様の思考力やボキャブラリー、ユーモラスさがあがるレクリエーションをご紹介します。
ご紹介するレクリエーションは、認知症予防にも効果的ですし、コミュニケーションがとりやすくなり仲間づくりにも役立つレクリエーションです。
では、どうぞ!
目次
共通点探しましょうゲームについて
共通点探しましょうゲームとは、どんなレクなのか?
共通点探しましょうゲームは、制限時間内にたくさんの共通点を言い、言えた共通点の数を競うゲーム・レクリエーションです。
詳しくは下記の項目に沿ってご紹介します。
- 準備物
- プレイ人数
- 所要時間
- 場所
- 効果
準備物
準備物はありません。
プレイ人数
1:1が基本プレイ人数です。
所要時間
3分〜5分
一回のプレイにかかる時間は約30秒です。
お互いの共通点を確認し合う時間が必要となりますので、先攻後攻で1回ずつ行うと約3分から5分ほどかかります。
集中力が持続しやすく、モチベーションも低下しにくいです。 短時間で勝敗の結果がわかるので繰り返し取り組みやすく疲労感を感じにくいです。
場所
フロアのテーブル
心身機能への効果
身体機能面の効果
- 足踏みしながら行うと有酸素運動効果があります。(下肢の運動)
- 座位姿勢のバランス向上
精神機能面の効果
- 思考力
- 記憶力
- ボキャブラリー
- ユーモア
- 表現力
ルール
ではルールの説明を以下の3つにわけて致します。
- 基本ルールについて
- アレンジルールについて
- 注意事項について
基本ルール
①向かい合って座ります。
②制限時間30秒で先攻の方が共通点を言います。
次に後攻の方が言います。
③勝敗は、共通点をたくさん言えた方の勝ちになります。
アレンジルール
チーム戦で行う
勝敗は、チームの合計数で勝敗を決める。
※参加人数が6名を超える場合は、上記の図のようにチームを細分化しましょう。
3:3や2:2に分けて行うことでぼっーとする時間が減り、レクリエーションを楽しむことができます。
3回戦勝負で行う
1:1でも、3回戦行った合計数で勝敗を決める。
注意事項
耳が遠い方は、職員さんが代わりに答えてあげましょう。もしくは、紙に共通点を書き込みましょう。
共通点が出やすいように職員さんが事前に共通点を伝えておきましょう。
共通点の例題
- 人間
- 服を着ている
- 呼吸をしている
- ご飯を食べる
- トイレに行く
- 靴を履いている
- 時計をしている
- 毎晩、寝ている
- デイサービスなどに来ている
- 地球上にいる(同じ市内に住んでいる)
- 髪の毛がある
- 同じ年齢もしくは同じ年齢くらい(年寄り・若いなど表現は自由)
- 優しい
- 頼もしい
- 明るい
- まじめ
- 努力家
- 面白い
- 物知り
- 脳トレが好き
- 趣味が同じ (習字、読書、オセロ、編み物、木工、塗り絵など)
- 歩くことができる
- 考えることができる
- 文字を書くことができる
- 性別が同じである
- 血液が同じである
- 同じ病院にかかっている
- 入院したことがある
- 手術したことがある
- おならをしたことがある
- あくびをする
- 歯磨きをする
- 肩が痛い
- 腰が痛い
- 膝が痛い
などなど
まとめ
【高齢者向け脳トレ・レクリエーション】共通点探しましょうゲームはいかがだったでしょうか?
共通点を探し言い合っているうちに脳は活性化し、左脳と右脳の機能はフル回転しています。
いろんな記憶をたどり、お互いの共通点を探すことで脳トレ効果もあり、認知症予防にもなります。
また、共通点が見つかることでコミュニケーションのきっかけとなり、会話が弾む・仲間作りに役立ちます。
また、職員さん同士で行うと、より良いチームワークを築くアイスブレイクにもなります。
社内の勉強会でも使えるアイスブレイク・レクリエーションです。
オススメのレクリエーションです。
以前の記事で、高齢者向けの脳トレサイト集ををご紹介しています。
こちらも合わせて読んでいただくと提供するレクリエーションのバリエーションが増えます。 さらにレクのマンネリ化を防ぐことができます。
関連記事:高齢者向け無料脳トレサイト10選
その他にもコミュニケーションが図れる・仲間作りに役立つレクリエーションをご紹介しています。こちらもあわせてどうぞ。
今回の記事があなたの介護現場でお役に立てたら嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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