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アイデアわくわくリハビリのライターでもある作業療法士の山口です。
当ブログは、リハビリテーション、作業療法、介護予防、認知症予防、レクリエーション、コミュニケーションに特化した記事を投稿しています。
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山口が人生で経験してきたことや働きながら体験したこと、学んできたことを読者の皆様のためにできる限り、分かりやすくお伝えしていきます。
今回は、言葉を言うだけで脳トレになり盛り上がるレクリエーション・言いましょゲームをご紹介します。
決まった言葉を思い出しながら言うので想起訓練・記憶力アップのレクリエーションになります。
では、どーぞ!
目次
言いましょゲームについて
言いましょゲームとは、どんなレクリエーションなのか?
言いましょゲームとは、決まったカテゴリーから言葉をたくさん言い合うレクリエーションです。
紹介動画の勝敗は、タイムリミットになった時点で順番が回ってきた方の負けとしましたが、高齢者の皆さんで楽しむ場合は、何個言えたか、多く言えるように数を競い合うと盛り上がりますよ。
詳しくは下記の項目に沿ってご紹介します。
- 準備物
- プレイ人数
- 所要時間
- 場所
- 効果
準備物
ストップウォッチ
プレイ人数
2〜6人くらいが基本プレイ人数です。 7以上の人数になると順番が回ってくることが遅くなり、集中力・モチベーションが低下してしまう恐れがあるのでオススメできません。
所要時間
3分〜5分
一回のプレイにかかる時間は約3〜5分です。 集中力が持続しやすく、モチベーションも低下しにくいです。 短時間で勝敗の結果がわかるので繰り返し取り組みやすく疲労感を感じにくいです。
場所
フロアのテーブル
心身機能への効果
身体機能面の効果
- 拍手をすることで血流改善
- 座位姿勢の耐久性向上
精神機能面の効果
- 理解力
- 判断力
- 記憶力
- 集中力
- ストレス発散
ルール
ではルールの説明を以下の3つにわけて致します。
- 基本ルールについて
- アレンジルールについて
- 注意事項について
基本ルール
- じゃんけんして勝った方から時計回りに進めます。※カテゴリーは野菜や果物や魚の名前、動物の名前などにしましょう。
- 制限時間は1分にします。(回数を増やすごとに変更してOK)
- 拍手を2回するとリズムが取りやすくなり、盛り上がります。
- 勝敗は、 タイムリミットになった時点で順番だった方の負けとなります。
アレンジルール
チーム戦で行う 3:3
3:3で行う場合は、チームの誰かが言えれば良しとします。ただし、回答した方は2回休みとします。そうすることで自然と順番が回ってきます。
※参加者の理解度に合わせて変更しましょう。
注意事項
難聴で聞こえづらい方はスタッフの方が近くで回答を教えてあげましょう。
まとめ
【高齢者レクリエーション】言葉を言うだけで脳トレになるレク!言いましょゲームはいかがだったでしょうか?
言葉を思い出しながら、言葉を言いますので記憶力アップのレクリエーションになります。
認知症予防や認知症の方の記憶力を維持・向上させるのに向いているレクリエーションです。
言った言葉が昔の記憶を呼び起こし、ちょっとした回想法になり、似たような思い出を語り合うきっかけになります。
個人的には、チームで言葉をたくさん言えるようにするルールが好きです。
個人で負けとなると緊張感が高まります。ですので、皆さんで何個言えるかの記録を目指すようにしたら良いですね。
それにひとそれぞれで言いやすいカテゴリーもあるでしょうからね。
性別でも差が出ますので、参加者の方の個人背景を考慮し、カテゴリーを選びましょう。
女性の方ばかりでする時は、
- 野菜の名前を言いましょう
- スーパーで売っている商品を言いましょう
など盛り上がりますよ。
男性のばかりの場合は、
- 工具の種類を言いましょう
- お酒の名前を言いましょう
など盛り上がりますよ。
男女混合の場合は、共通したことをテーマに言いましょう。
- 国の名前を言いましょう
- 果物の名前を言いましょう
- 昔、遊びを言いましょう
など言うと盛り上がりますよ。
ぜひ、いろんな言葉を言いながら、それをきっかけに思い出を語り合い楽しみましょう。
準備がストップウォッチですので、どこでも始められるので良いですよ。
ぜひ、お試しあれでございます。
以前の記事でレクリエーションを動画でご紹介しています。
こちらも合わせて見ていただくと提供するレクリエーションのバリエーションが増えます。
さらにレクのマンネリ化を防ぐことができます。
また、クイズ・レクリエーションも盛り上がりますのでオススメです。
今回の記事があなたの介護現場でお役に立てたら嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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