腸活でイキイキとした日常生活を!

腸活リハビリに必要な効果的な体操・食事とは?今からお話します!

ども!ども!アイデアわくわくリハビリの山口です

今回は日常生活を楽しく送るための腸活リハビリについてお話します!

 

日常生活を楽しく送るために必要なものは?

それは 意欲 です。

意欲の有無によって日常生活は良くも悪くも変化しますよね。(意欲がないとダメということではありませんよ)

リハビリで身体機能を向上させても意欲が向上していなければ日常生活の改善にならないことが多々あります。

例えば、

料理では、「リハビリで調理できるようになったけど、作る気が起きない」

歩くでは、「足は良くなったけど散歩に行く気がしない」

というように生活には意欲が関係しているのです。

では、意欲を上げるために動機付けして、活動に意味をもたせれば、いいんじゃないかと考える方もいるかと思います。

しかし、継続的な活動を送るためにはそもそもの意欲の元となるモノの向上が必要となります。

意欲の元となるモノはセロトニンです。

詳しくはこちらからセロトニン

セロトニンは人の意欲に関係するホルモンです。

意欲が上がらないという方の多くにセロトニンが不足しているということが考えられるそうです。

それと排便障害を合わせて持っている方が多くいるらしいのです。つまり、意欲と排便は関係しているのですね。

そして、腸はセロトニンの生成に深く関係しているのです。

腸が不活発だとセロトニンの生成ができずに意欲が上がらないということにつながるのです。腸は体内のセロトニンを95%ほど生成しています。

つまり、腸が元気で活動的に機能していないと意欲は上がりにくいのです。

対象者の方から「意欲がでません・元気が出ません」という意見を聞いた時は、腸に原因があるのではないかと考えてみましょう。

便秘にまつわるお話

その前に便秘についてお話してみたいと思います。

便秘の定義は3日以上でないと便秘と言うそうです。もしくは排便が1周間に2回以下という場合も便秘と言います。

”朝晩3分でガンコな便秘がスッキリ!Dr.水上のねじれ腸マッサージ”によりますと日本人のほとんどが腸がねじれていると言われています。

特に女性は出産などがあるために腸壁に腸が付着しない傾向にあると書かれています。

だから女性は便の悩みを抱えることが多いのですね!それとは別に排便はありますが、柔らかかったり硬かったりする悩みが実はあるそうです。

出ないだけが問題ではないのですね。そして、デリケートな悩みでもありますので他人に打ち上げられずそのまま問題・悩みを抱えている方が多いと言われています。

便秘で悩んでいる方は日本に約470万人いると”厚生労働省の国民生活基礎調査の概況”でわかっています。そして、排便の問題には体幹筋の低下や感覚鈍麻や不適切な生活習慣が大きく関係していると言われています。

リハビリで排便動作の練習をすることも大事なのですが、排便習慣の改善が期待できる腸に対するアプローチも関心が高まっています。

なんせ、腸には全身の約7割の免疫機能が集中していると言われています。

ですので、正常に機能していないと全身に影響を及ぼしかねないのです。高血圧や糖尿病に比べて重要視されない傾向にあります。

しかしながら、正常に排泄されないといけない毒素が体にずっとあると考えれば、悪影響をおよぼすのは当たり前ですね。

そういう状態に対して下剤や浣腸で排出するということになります。

しかし、そのような形は自然排便ではありませんし、服薬で排泄していれば薬がないと便が出ないという体になってしまう可能性が大きいのです。

人間本来の排便力を活性化させて排便する便リハ・腸を活性化する運動や食事が大切だと考えいます。

私が勤務する職場で何人もの利用者さんが排便で悩んでいることを聞いてきましたし、リハビリを行ってきました。次にその成功例を紹介したいと思います。

排便リハビリ・体操の前にすること それは面接・評価

評価無くしてプログラムは立案できないですよね。

まずは面接なんですが、デリケートな問題ですので聞き方はソフトに心がけています。

症例位紹介用紙に症状に便秘と書かれていても「便秘なんでしょ?困っていますよね?」などストレートに聞いてはだめですね。

そんな時は、「日本人のほとんどの方がお通じて困っていると本に書かれていました。それに排便していても柔らかかったり硬かったりと問題があるらしいですよ。私にもあります。〇〇さんはお通じのお悩みなどありませんか?」などと話しして聞いて、自分だけが悩んでいることではないと思ってもらえると話しやすくなります。悩んでいる内容を聞けないと便リハはスタートできませんからね。

では、腸を活性化し、意欲を上げる体操をご紹介しましょう。

腸活体操

では腸が活性化し排泄がスムーズになる腸活体操を紹介しますね。

腸活体操は椅子に座ってもできますし、立ってもできる運動です。

それは体幹の回旋運動です。肘を曲げて腕を90度横に挙げます。

次に体を左右30回にひねります。時間で言えば1〜2分程度です。ぜひ、試してみてください。

食事療法

食事内容が原因で便秘になっている場合、不溶性や水溶性の食物繊維が不足していないか確認していきますが、アル物を食事や飲み物に混ぜるだけで便秘解消になるものがあります。

それは・・・・オリーブオイルです。

オリーブオイルは昔ヨーロッパで薬として扱われていたぐらいです。

オリーブオイルに含まれる脂肪酸は小腸で吸収されます。

中でもオレイン酸は吸収されるまでの間、小腸を刺激し続けます。

この刺激により小腸の蠕動運動が促されて便が先に送られていきますので便秘改善にもなるのです。

その気になる量なのですが大さじ1杯から2杯分が良いと言われています。

私は味噌汁やヨーグルトに混ぜて飲んでいます。すこぶる腸〜〜〜調子が良いです 。

まとめ

生活改善には意欲が大事ということでお話をしてきました。

その意欲向上には腸の働きが関係していますので、意欲が出なかったり、やる気が起きなかったり、抑うつ的だったりする場合は、腸が不活発であることを推測しましょう。

生活習慣の見直し自分に適した食事療法や運動療法を継続することで必ず便秘は解消されます!他にもたくさんの食事療法や運動療法はありますので何か気になるようなことがありましたらメッセージをください。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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ABOUTこの記事をかいた人

現在、デイサービスで作業療法士として働く傍らセミナー講師として県内外で活動中。アイデア1つで生活は豊かになるがモットーです。月刊デイやリハージュや活動と参加のリハビリ・訓練アイデア集に自身の生活改善のアイデア・リハビリ・レクリエーションについて寄稿。このサイトが、あなたの新しいアイデアにつながることを願っています。