どうも!アイデアわくわくリハビリの山口です。
今日は、認知症の進行を予防するために必要なことを紹介したいと思います。
最初に結論から言いますと、認知症の進行を予防するために必要なことは
前向きな気持ちになることです。
しかし、認知症になるとできないことが増えるので不安気持ちが増えていき、なかなか前向きになることは難しいのです。
それでも前向きになることで認知症の進行を予防することにつながるのです。
下記に前向きになることで認知症の進行を予防することになることを説明していきますね。
認知症の進行の予防について
まずはなぜ、人が認知症になるのか?簡単に説明しておきたいと思います。
脳の中にβアミロイドという物質が蓄積していくことで脳神経の伝達が障害を受けます。
それによって神経伝達が正常に働かなくなり、思い出したい記憶に神経伝達が届かなくなり記憶障害が起こるのです。
認知症が進行する要因とは?
認知症の進行する要因はストレスです。
人はストレスがかかるとコルチゾールというホルモンが放出されます。
このコルチゾール(詳しくはこちら)というストレスホルモンは脳の海馬の樹状突起を萎縮させます。結果、記憶障害が出てくるのです。(海馬は記憶の機能を司る場所です)
なので、ストレスを減らすことが認知症の進行の予防になるのです。
では次に、ストレスを減らすための方法をご紹介したいと思います。
認知症の進行を予防する方法
ストレスを減らすためには不安を減らすことが大事になってきます。
認知症の方は常にできなくなった・わからなくなったなどの不安な心理状態にあり、ストレスがかかっています。
つまり、不安な気持ちでいっぱいなんです。
しかし、人は2つの感情を持ちにくいという特性があります
なので、何かをして楽しいとか・嬉しいとかを感じれるとその時は不安な気持ちが無くなります。
皆さんも、悩んでいる時に運動して楽しんだり、ゲームをして遊んだり、誰かと話しして笑ったりすることで嬉しくなったりした時は不安な気持ちが無くなったや気にならなくなったなどの体験をしたことはないでしょうか?
それと同じなのです。
ですから、人は2つの感情を同時に持ちにくいのです。
また、人は笑ったり、楽しかったり、嬉しかったりするとドーパミンという快ホルモンが放出されて、海馬の萎縮を防いでくれます。
そういう時は、ストレスを減らすことになり認知症の進行を予防できるのです。その積み重ねをすることがとても大切なのです。
ドーパミンは快刺激を求める特性がありますので誰かに承認されたり、感謝されたりすることでも放出されます。
なので、認知症の方ができることや感謝されるような活動をするとドーパミンが放出されて良い体験として記憶に残ります。
その活動を繰り返すことで人は徐々に前向きになりやすいのです。また、人を応援することでも前向きになりやすいのです。
最後に
前向きになれる動画を紹介したいと思います。
世の中にはできること・できないことがありますが、できることを信じることが大事だと思います。
認知症になってもできないことばかりに目を向けるのではなく、できること・できそうなことに目を向けていきたいですね。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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