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アイデアわくわくリハビリのライターでもある作業療法士の山口です。
当ブログは、リハビリテーション、作業療法、介護予防、認知症予防、レクリエーション、コミュニケーションに特化した記事を投稿しています。
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山口が人生で経験してきたことや働きながら体験したこと、学んできたことを読者の皆様のためにできる限り、分かりやすくお伝えしていきます。
今回は、食事の箸動作が向上する割り箸乗せゲーム・レクリエーションをご紹介します。
目次
割り箸乗せゲームについて
割り箸乗せゲームとは、どんなレクリエーションなのか?
割り箸乗せゲームとは、箸で割り箸をつまみ、紙コップの上に乗せるゲームです。
紙コップを倒したり、箸を落としたりしたら負けとなります。
ユーチューブ動画で割り箸乗せゲームをご紹介していますので、こちらをご覧ください。
実際の実施状況がわかりやすく、コツもご紹介してて参考になると思います。
GIF動画はこちらからご覧になれます。
詳しくは下記の項目に沿ってご紹介します。
- 準備物
- プレイ人数
- 所要時間
- 場所
- 効果
準備物
- 割り箸 50〜100本
- 紙コップ1個
プレイ人数
2〜4人くらいが基本プレイ人数です。
5以上の人数になると順番が回ってくることが遅くなり、集中力・モチベーションが低下してしまう恐れがあるのでオススメできません。
所要時間
3分〜5分
一回のプレイにかかる時間は約3〜5分です。 集中力が持続しやすく、モチベーションも低下しにくいです。 短時間で勝敗の結果がわかるので繰り返し取り組みやすく疲労感を感じにくいです。
場所
フロアのテーブル
心身機能への効果
身体機能面の効果
- 指の器用さ
- 目と手の協調性
- 座位姿勢・バランス
精神機能面の効果
- 集中力
- 理解力
- 判断力
ルール
ではルールの説明を以下の3つにわけて致します。
- 基本ルールについて
- アレンジルールについて
- 注意事項について
基本ルール
①じゃんけんで勝った方から割り箸を1本乗せます。
②交代して割り箸を乗せます。
③割り箸乗せを交互に繰り返し、紙コップを倒したり、割り箸を落としたりしたら負けとなります。
アレンジルール
乗せる割り箸の本数をサイコロで決めるアレンジルール
サイコロを転がし、乗せる本数を決めます。
例えば、サイコロで3が出たら、3本ずつ乗せていきます。
割り箸乗せを交互に繰り返し、紙コップを倒したり、割り箸を落としたりしたら負けとなります。
じゃんけんで負けた方が割り箸を乗せるアレンジルール
じゃんけんで負けた方が割り箸を乗せるルールにします。
じゃんけんで勝った方は乗せず、待ちます。
じゃんけんを繰り返し、乗せ続けます。
勝敗は、紙コップを倒したり、割り箸を落としたりしたら負けとなります。
注意事項
割り箸を割った時に棘が出る場合があり、刺さらないように注意しましょう。
振戦症状が強い方は不向きなレクリエーションです。
まとめ
【紙コップ・レクリエーション】箸動作がUP!割り箸乗せゲームはいかがだったでしょうか?
割り箸乗せゲームは、食事動作に必要な箸動作が鍛えられるレクリエーションです。
テーブルで少人数で行えて、集中力も鍛えられます。
ぜひ、介護施設でのレクリエーションにご活用ください。
以前の記事で認知症、高齢者の方々の生活機能向上になるレクリエーションをご紹介しています。
こちらも合わせて読んでいただくと提供するレクリエーションのバリエーションが増えます。 さらにレクのマンネリ化を防ぐことができます。
他にも面白くて楽しくて生活支援になるレクリエーション動画をご紹介していますのでこちらも併せてご覧になられると提供できるレクリエーションのバリエーションが増えます。
ぜひ、ご覧になってください。
今回の記事があなたの介護現場でお役に立てたら嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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