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アイデアわくわくリハビリのライターでもある作業療法士の山口です。
当ブログは、リハビリテーション、作業療法、介護予防、認知症予防、レクリエーション、コミュニケーションに特化した記事を投稿しています。
主に高齢者の方々、介護・医療のお仕事をされている方々、介護をされている方々に向けて役立つ情報などを配信しています。
山口が人生で経験してきたことや働きながら体験したこと、学んできたことを読者の皆様のためにできる限り、分かりやすくお伝えしていきます。
今回は、握力0kgでも自分で爪が切れる道具をご紹介します。
記事内容は高齢になっても、指の力が弱くなっても自分でできることを支援する道具・作業療法・リハビリのご紹介となっております。
ぜひ、ご覧になってください。
目次
握力0kgでも爪切りができる道具について
握力0kgでも爪切りができる道具とは、どんな道具なのか?
握力0kgでも爪が自分で切れる道具とは、100円ショップの爪切りを角材に取り付けて押して切れるようにした爪切り道具です。
詳しくは下記の項目に沿ってご紹介します。
- 爪切り道具の作り方
- 使用方法
爪切り道具の作り方
手順
- 上記の角材(2☓4)を22cmに切ります。
- 角材の中央に画鋲、もしくはきりで穴をちょっとつけます。
- 爪切りをねじでとめます。稼働できる程度にしめつけます。
- 爪切りレバーの木材は上記のサイズに切ります。レバーを差し込む穴は16mmのきりで開けます。深さは3〜4cmです。
- 完成です。
使用方法
使用手順
- 爪切り部分に爪を入れてレバーを上下させて切ります。
- 爪切りの角度を変えたり、手の位置を変えたりしながら爪を切ります。
このように爪がキレイに切れます。
目が見えにくい方はルーペやメガネを工夫して切りやすく環境・道具を工夫すると良いです。
注意事項
今回のご紹介した自助具は、誰にでも適している方というとそうではありません。
爪の変形がある方で、爪切りに爪が入りきれないほど肥厚している方には不向きです。
また、視力の障害があり、爪切り部分がはっきりと見えない方も指を切る恐れがありますので使用はオススメはできません。
まとめ
女性でも簡単に作れる!100円ショップの爪切りをDIY、握力0kgでも自分で爪が切れる道具はいかがだったでしょうか?
費用も安くて簡単に爪切り道具が作れますのでぜひ、爪切りでお困りの方は作成してみてはいかがでしょうか?
(※爪切りには、指先を切るリスクもありますので、十分に確認するようにしてください。指を切る不安などがある方は無理しないようにしましょう。)
以前の記事で生活リハの記事をご紹介しています。
片手でも簡単に薬方を切る道具をご紹介しています。こちらもよかったらご覧になってください。
今回の記事があなたの介護現場でお役に立てたら嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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