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アイデアわくわくリハビリのライターでもある作業療法士の山口です。
当ブログは、リハビリテーション、作業療法、介護予防、認知症予防、レクリエーション、コミュニケーションに特化した記事を投稿しています。
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山口が人生で経験してきたことや働きながら体験したこと、学んできたことを読者の皆様のためにできる限り、分かりやすくお伝えしていきます。
今回は、脳が超活性化する体操5選をご紹介します。
集団体操やレクリエーションとしてもご活用いただけます。
簡単な体操からちょっと難しい体操をご紹介していますので、楽しんでやってみてください。
では、どうぞ!
目次
脳トレ体操5選について
脳トレ体操5選とは、どんな体操なのか?
脳トレ体操とは、数を数えながら、手足を動かす体操です。
決めた数字に合わせて拍手したり、バンザイしたり、足を開いたり、足踏みしたりして体と頭を動かします。
動画ありますのでこちらを御覧ください。
詳しくは下記の項目に沿ってご紹介します。
- 脳トレ体操5選
- 効果
- 上手に体操をするコツ
脳トレ体操5選
この項では、ご紹介する脳トレ体操の方法を簡単にご紹介します。
【1】足踏みと3の倍数で拍手

この脳トレ体操方法は、椅子に座った状態で足踏みをしながら数を数えて3の倍数の時に拍手をします。
【2】足踏みと3と5倍数で拍手

この脳トレ体操方法は、椅子に座った状態で足踏みをしながら数を数えて3と5の倍数の時に拍手をします。
3と5の倍数の時に拍手をするので、拍手の数が増えます。
実施する時は、拍手する数字を伝えてから行うとやりやすくなります。
3、5、6、9、10、12、15、18、20、21、24、25、27、30が拍手する数字になります。
【3】足踏み無しで、数数えと3と5倍数で拍手

この脳トレ体操方法は、座った状態で、足踏みをせず、数を数えて3と5の倍数の時に拍手をします。
高齢者の方々は、足、手、口を同時に動かすとできない場合があります。
まずは、数えと拍手のみでやってみましょう。
【4】開脚と拍手(手と足が交互になる)

この脳トレ体操方法は、座った状態で、拍手と開脚を交互に行う体操です。
最初のスタート時に『まずは手を合わせます。次に足を開きます。では、始めます』と言って行うとやりやすくなります。
【5】開脚と数数えと3と5倍数で拍手と15と30はバンザイする

この脳トレ体操方法は、開脚運動をしつつ、3と5の倍数の時に拍手をします。
さらに3と5の倍数の時(15と30)にバンザイをします。
難易度がかなりあがりますので、間違っても気にしないように伝えてから行うのも良いでしょう。
体操のリーダーも間違っても大丈夫です。
心身機能への効果
身体機能面の効果
- 手・腕の運動
- 足の運動
- 有酸素運動
- 疼痛改善
精神機能面の効果
- 理解力
- 判断力
- 記憶力
- 集中力
- ストレス発散
- 上手に体操をするコツ
上手に体操をするコツ
- 体操をしやすいように予め、数字を模造紙に書き出して提示しておく。
- 数えと運動をゆっくりする。
- 手だけする・足だけするなど動作を分解して行い説明し練習する。
- 10までを一緒に練習すると上手に体操をしやすくなります。
まとめ
【高齢者向け脳トレ・体操】できたら自慢したい!脳が超活性化する体操5選はいかがだったでしょうか?
今回、ご紹介した脳トレ体操5選は、基本の形としていただき、あなたが行う脳トレ体操へのスパイスとしてご活用ください。
たまには、利用者の方から動きのリクエストいただき行うとさらに盛り上がりますのでやってみてください。
例えば、3の倍数の時にグー・チョキ・パーを交互に出すとかすると面白いですよ。
ぜひ、アレンジを加えて楽しんでやってみください。
以前の記事で歌体操5選をご紹介しています。
こちらも合わせて読んでいただくと提供する歌体操のバリエーションが増えます。
また、タオルを使ったレクリエーション5選をご紹介します。
これで、レクのマンネリ化を防ぐことができますね。
今回の記事があなたの介護現場でお役に立てたら嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
面白い脳トレ体操ですね!