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福祉や介護や医療の職場で働かれている方々、ご高齢者の皆様のお役に立てるような情報を発信していけるよう日々努力しております。
今回は、高齢者の方の理解力・集中力・聴力などがあがるレクリエーション・当てましょゲームをご紹介します。
目次
当てましょゲームについて
当てましょゲームとはどのようなゲームなのか?
当てましょゲームとは、2チームに分かれて、言葉を紙に書きます。
それをおりたたみます。
紙を引いて全員で一斉に言って当てもらうレクリエーションです。
以下の項目にそってご紹介します。
- 準備物
- 言葉用紙の作り方
- 心身機能の効果
- プレイ人数
- プレイ時間
- 場所
- ルール
- 注意事項
では、詳しくは下記をご覧ください。
準備物
・A4用紙
・えんぴつ
・消しゴム
言葉用紙の作り方
一人4つの言葉を書きます。
書けない時はカテゴリーを提示しましょう。
例
『野菜の名前を書きましょう』
『果物の名前を書きましょう』
など書きやすいようにカテゴリーを紹介しましょう。
心身機能の効果
- 理解力
- 集中力
- 聴力
- 記憶力
- 書字能力
- 上肢の運動
プレイ人数
2〜6人
プレイ時間
1分/回 1試合 10分
場所
フロアのテーブル
ルール
①A4用紙を4分割に折ります。
②4分割した紙に言葉(単語)を一つ書きます。 魚、野菜、果物、地名、などを書きます。
③4分割して言葉を書き込んだ紙を折ります。※3:3の場合、紙数は24個できます。
④折りたたんが紙を混ぜます。
⑤じゃんけんして先攻後攻を決めます。
じゃんけんで勝った方が先に紙を引いて言う言葉を決めます。
一人一枚引きます。
⑥リーダーの『せーの!』合図とともに一斉に紙に書かれた言葉を言います 。
※左が先行、右が後攻の場合
⑦言われたチーム(じゃんけんで負けたチーム)は、何と言ったか当てます。
当たっていたら○や☓のポーズをして正解・不正解をお知らせします。
当たったらその紙をもらいます。
紙はテーブルの上に置きます 。
回答する・聞くは交互に行います。楽しくやっていきましょう。
⑧勝敗は正解した紙数の多いチームの勝ちとなります。
間違っても笑って楽しくプレイしましょう。
※耳が遠い高齢者の人には職員さんが耳元で言ってあげましょう。
注意事項
- 間違っても気にせず笑いに変えましょう。
- 内容が理解できない場合は、無理にしないようにしましょう。
- 耳が遠い方には口をよくみて考えてみましょうと伝えましょう。
- 重度の難聴があり、困惑するような場合はやめておきましょう。
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まとめ
高齢者の理解力・集中力・聴力の改善になる当てましょ!当てましょ!レクリエーションはいかがだったでしょうか?
高齢になると集中力・理解力が低下してきます。
日常生活の会話で、理解できないことが増える傾向にあります。
しかし、意識して人の話を聞くことで理解力は向上します。
人は意識を向ける(集中する)ことで残存機能は高まります。
なので、意識を向けてほしいのです。
一つに集中できると
『他のことに集中できますよ』
と伝えると他のリハビリや食事や入浴にも集中して意識を向けてもらいやすくなります。
つまり、レクリエーションをやっているのですが、生活訓練に役立つ集中力・注意力が養われるのです。
高齢者の集中力や注意力があがると転倒予防・認知症予防・維持・改善にもなりますのでオススメのレクリエーションです。
当ブログで他にもレクリエーションの記事をご紹介していますので、関連記事としてご紹介いたします。
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今回の記事が現場で働くあなた・介護施設に通われる高齢者のお役に立てたら幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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