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日常生活を楽しく過ごせるよう日々工夫をしているアイデアわくわくリハビリの山口です!
今回は、認知症の方と心を通わすコミュニケーション方法 共感のコツ編についてご紹介したいと思います。
心を通わすコミュニケーション方法
人は記憶を頼りに生活しています。
認知症の方はこの記憶に障害があり、思い出せなかったり、忘れたりして不安になることが多いです。
なので、常に不安というストレスを感じておられます。
自分がわからないという不安な気持ちを減らすには、安心が一番です。
言葉以外で安心できる方法があります。
それは触れるです。
人は、不安な時に手を握ってもらったり、背中や肩に触れてもらうことで安心できることがあります。
触れる
手や背中や肩にそっと触れるようにして会話をしましょう。
あなたの手の温もりから感情が伝わります。
真摯な姿勢が伝わります。
手を握ってもらうことで安心感が得られます。
触れ方としては、そっと相手の手や背中に添えるようにしましょう。
このような感じで手を握ることで自然と向き合う姿勢になります。
それに、目の前の方に注目することができ、不安な気持ちの軽減に繋がりがります。
人の感情は同時に二つは持てないと言われています。
目の前の介助者(スタッフ)の方に注目することやお話することで不安な気持ちから開放されることになります。
それにその姿勢が相手を尊重していますよって気持ちが伝わります。
また、手は第二の脳とも言われてて、手に触れることで脳神経の活性化にもなります。
その根拠として、オキシトシンというホルモンが脳の視床下部から放出されます。
このオキシトシンは不安感やストレスの緩和をする働きがあります。
このオキシトシンが血流にのって全身にまわることで安心につながります。
認知症の方との心を通わすコミュニケーション方法が学べる講座
ブレインマネジャーは認知症の方に寄り添い、効果的な認知症リハビリと心を通わすコミュンケーションを学ぶことができます。
詳しくはブレインマネージャーのHPよりご覧ください。
参考書籍のご紹介
手に触れる認知症ケアとして知られているタクティールケアがあります。
タクティールケアは認知症状の改善、末期がんのケアで用いられることが増えてきました。
その方法は、相手(認知症・がん患者)の手や足や背中を優しくやわらかく包み込むようにしてなでることで、不安を取り除く・痛みを和らげる手法です。
僕も中重度の方にアロマデュフューザーを活用し、タクティールマッサージをしています。
言葉を交わせなくても手から伝わる温度や想いが伝わり、目の前の認知症方の表情が和らいでいくことを体験しました。
手技は上手ではありませんが、認知症の方が少しでも不安な感情から開放されるお手伝いができることは嬉しいですね。
それにご本人の周辺症状が緩和されるので、ご本人にとっての安心につながりますね。
そのタクティールについて分かりやすく説明されている書籍がありますのでご紹介しておきます。
まとめ
認知症の方と心を通わすコミュニケーション方法 触れる編はいかがだったでしょうか?
触れることで脳の視床下部からオキシトシンが放出されて血流にのり、全身にいきわたる。
それで安心感につながり、心を通わすコミュニケーションになります。
言葉が通じなくても手という感覚器官を通じて不安軽減ができるのです。
これからも認知症の方と心を通わせるように・安心できるようにコミュニケーションを一緒にやっていきましょう。
目を合わせて心を通わるコミュニケーション方法についても読んでいただくとより良いケアができると思います。
この記事が認知症ケアで悩まれている方の役に立てたら幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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