作業療法士直伝!介護の現場で高齢者の方と楽しくできる上手な歌体操のコツ教えます!アレンジ編

いつも読んでいただき誠にありがとうございます。
日常生活を楽しく過ごせるよう日々工夫をしているアイデアわくわくリハビリの山口です!

今回は、介護の現場で高齢者の方と楽しくできる上手な歌体操のコツについてご紹介したいと思います。

介護の現場で高齢者の方と楽しく上手な歌体操をするコツ

上手な歌体操とは、まず結論から言いますと

高齢者の方が楽しく大きな声で歌って、体を動かしてもらうことが上手な歌体操になりますってことなんです

決して、職員さんが上手にやることが目的ではありません

なので、歌体操の目的としては、高齢者の皆さんが現在の持ちうる能力を使っていただき、日常生活が安心・安全に送れるようになることになる体操を提供することが目的なんです。

高齢者の皆さんの持ちうる能力を最大限に活用してもらうために必要なことは、

笑ってもらうことです。

笑ってもらうことでリラックスでき、不安から開放されます。

『何をするんですか?』というような不安な状態、緊張した状態では、上手な歌体操はできないのです。

今回、その笑いを引き出すポイントも交えて、上手な歌体操のコツを

  • 替え歌をする
  • わざと間違える
  • 1文字で歌う

の順番で下記に詳しくご紹介します。

それと上手な歌体操を提供するための記事を以前の記事でご紹介しています。

こちらも合わせて読んでいただくことでバリエーション、思考の幅が広がりますのでオススメします。

関連記事:音痴でも大丈夫!上手な歌体操 合いの手編

関連記事:上手な歌体操 発声編

替え歌

ではまずオススメしたいのが替え歌です。

替え歌を作ってしまえば、オリジナルとは違うので音程が外れていても問題ないと認識してもらいやすくなるので取り組みやすくなります。

ただ、選曲が全く知られていないと歌う気を損ねてしまい、逆効果になりますので注意指定ください。

僕が提案したいのは、プチ替え歌です。

プチ替え歌は高齢者の皆さんが一笑いして歌が歌えるようになる方法なんです。

例えば、

春が来た

これは、誰もが知っている歌です。

春が来た 春が来た どこに来た
山に来た 里に来た 野にも来た

花がさく 花がさく どこにさく
山にさく 里にさく 野にもさく

鳥がなく 鳥がなく どこでなく
山でなく 里でなく 野でもなく

歌詞引用元は世界の民謡・動揺HPよりしております

この歌はご高齢者の皆さんには馴染みのある歌でして、すごくいい歌です。

四季を通して歌っていい歌だと思っています。

なので、冒頭の春を季節に応じて、夏や秋や冬に替えて歌うと、高齢者の皆さんに一笑いしてもらえて歌体操ができます。

こんな感じです。

春がきた〜♬を

  • 夏になったら  夏がきた〜 
  • 秋になったら  秋がきた〜 
  • 冬になったら  冬がきた〜

春をその季節に応じて変えるだけで盛り上がります。

歌う前にはしっかりと『夏になりましたので、春が来たを夏が来たに変えて歌ってみましょう』とお願い・お伝えして歌いましょう。

いきなり歌うと誤解を招くことをあるので注意しましょう。

結構、ウケます。

高齢者の皆さんから

『そんなんないやろ。笑』

みたいに言われることがありますが、今日だけこの歌詞でやってみましょうとお願いすることでスムーズに歌えることにつながります。

皆さん、笑いながら驚いた表情をされますが、歌ってくださいますよ。

というような感じで進めると意外と歌ってくださいますのでオススメです。

ワザと間違える

次にワザと間違えるについてご紹介します。

『桃太郎の曲に合わせて、歌体操をやってみましょう。では、歌いますね。・・・・』の

あとに

『むかし〜むかし〜 桃太郎は〜(※本当は浦島は〜)』と歌い出すと、利用者の皆さんはこんな感じになります。※歌詞の引用元はこちらから

利用者の皆さんは『この人、音痴な上に、歌詞まで間違っている。残念!ぷぷぷ』と笑いになります。

ようはボケとツッコミみたいな感じです。

コールアンドレスポンスみたいな感じで一体感が大事なんです。

何事も一方的にさせられるのは気持ちも乗りませんし、持っている能力が最大限に発揮されません。リハも訓練も一方的なやり方は良くないですよね。

一体感が大事ですので、個人的にはボケることをして、ツッコんでもらうようにしています。

その後は、笑いが起きてノリが良くなり上手な歌体操に繋がりますよ。

例えば、

『浦島太郎を金太郎の曲で歌ったりする・金太郎を桃太郎で歌ったりする』などをワザと間違って歌います。

この時に上手に笑いを引き出すポイントは思いっきり間違えることです

『むかし〜むかし〜 ももたろうは〜』と思いっきり間違えます。

思いっきりボケるということなんです。

高齢者の方は職員さんこんなにボケるなんて!と驚いて、笑ってツッコんでくれますよ。

ぜひ、サプライズボケをしてみてください。

それと『その歌詞は違うぞ』って言われたら、

『最近、そのように変わったんですかね、僕はこんな風に習いましたよ』なんていうと

『んなわけ無いやろ!笑』みたいな感じでまた、ツッコんでもらえますよ。

また、一笑して歌体操がやりやすくなります。

ぜひボケ倒してみてください。

その繰り返しで何かオリジナルのウケるボケ方が見つかりますよ。

パパパとラララ

次に一文字で歌うをご紹介します。

春が来たなどの曲を パ か ラ のみで歌います。

という設定にして歌体操を行います。

パとラの一文字で歌う方法は歌詞を思い出さなくて良いし、歌を知らなくても歌体操に参加しやすくなるのでとても良い方法です。

周囲の方もパとラだけですので非常に難易度が簡単になりますので歌いやすくなります。

おまけにパは口唇の開閉動作のトレーニングにもなりますので一石二鳥です。

『では、今日歌体操はパかラで歌いますね。ここから左はパ、ここから右はラで皆さん同時に歌ってみましょう。どちらからにつられないようにしてくださいね。ではいきます。』ってな感じではじめます。

それを聞いた皆さんはやったことがないので、やはりこうなります。

こうなるんですが、歌い方が簡単になるのでやってくださいます。

それに声が出やすくなり、足踏みや腕振り・手拍子を入れると有酸素運動効果もあがります。

また、ダブルタスクにもなり認知機能の向上にも効果的です。

まとめ

上手な歌体操のコツを教えます!アレンジ編はいかがだったでしょうか?

一笑いしてから歌うと良く声がでます。

これが上手な歌体操です。こちら側が上手くやっても意味があまりないと思っています。

多少ボケたり下手くそなほうが利用者の皆さんのやる気や意欲をあげることにつながるのです。

笑うことは治療になるのです。

近年、笑いが疼痛緩和やがん治療に効果があるという報告はたくさんあります。

それなのに学校では、笑わせ方は教えてもらえません。

きっとね、先生も現場時代に滑ったことがあって、それがトラウマに・・・

しかし、多少なりと笑いの鉄板はあります。

絶対、ウケる法則は存在ます。

僕は毎週、毎週、同じネタをしてもウケますし、笑ってくださる方がいます。

それは何回も何回も滑ってきたから、アレンジし続けてきたから、あみだせたワザなんだと思います。

例えば、こんな風になってもOKです。

滑っても大丈夫!スベリ芸というのがあるから、それでもいい!とポジティブに思うようにしました。※ポジティブ思考の記事はこちらから

そらから利用者さんにデイサービスへ来てもらったら、絶対に笑って帰ってもらうように心がけています。

その理由は、少しでも痛み不安減らしてほしいからです。

これからも利用者さんの在宅生活を明るく楽しく支援できるようにしていきたいと思います。

いつもレクの参考にしている書籍がありますのでご紹介しておきます。

レク説明の挿絵が一枚で、ルールが分かりやすく説明されています。

とても、現場で役立つ一冊だと思います。


レク王参上―現場で役立つレクが満載!!

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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現在、デイサービスで作業療法士として働く傍らセミナー講師として県内外で活動中。アイデア1つで生活は豊かになるがモットーです。月刊デイやリハージュや活動と参加のリハビリ・訓練アイデア集に自身の生活改善のアイデア・リハビリ・レクリエーションについて寄稿。このサイトが、あなたの新しいアイデアにつながることを願っています。